12.31.2009

今年はどんな年でしたか?

今年も残すところわずか。

皆さんの今年はどんな年でしたか?

まあまあ、ぼちぼち過ごした。
そんな感じでしょうか?
それとも劇的で2009年を思い出せば、
克明にアレコレが脳裏に浮かぶ感じでしょうか?

いずれにせよ、何とか乗り切りましたね!

僕にとっての2009年は母の死去が大きかった。
それだけに学ぶことが多かったし、
特に魂のやり取りができたことは、
今後の人生、施術に大きな影響を及ぼすに違いない。

ホント、辛い瞬間もありましたが、
その反動か総じて大きくなれた感覚があります。

さて、来年はどんな年にしていきましょうかね・・・
楽しみ。楽しみ。
みんなで楽しくやっていきましょう。

それではまた来年!

皆さんにとって健康で生き生きとした年でありますように。

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12.27.2009

今年の本

この一年で読んだ本を振り返ります。

僕の今年のベストは

「愛するということ」
―エーリッヒ・フロム 

・1950年代に書かれたので、
 既に古典に分類されそうですが、
 未だ輝きを失っていない。
 きっと普遍的価値観が織り込まれているからでしょう。

次点で
「全体性と内蔵秩序」
デビッド・ボーム  

~ある瞬間における運動の状態は、その全状況に内在する
 一段内奥の必然力によって抜き出され、また今度はそれに
 よって次の瞬間の状況が生み出されていく。~

・この本はめちゃくちゃ難しかった!
 しかし、ゆっくり落とし込んで読み進めました。
 全く意味不明なところもありましたが、
 量子物理学がいかに宇宙そのもの現しているか、
 それが古より語り継がれている東洋哲学と合わさると、
 どんな宇宙観が出現するのか、
 そこらへんが超人的に描かれています。
 リピート系ですね

「希望の革命」
―エーリッヒ・フロム  

「あなたが世界だ」
―クリシュナムルティ 
・世界観が確立されていて、分かりやすい。
 疑問はありますが。 

「生の全体性」
―クリシュナムルティ デビッド・ボーム 

「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」
―ルドルフ・シュタイナー   
・題名長すぎw

「あなたが『宇宙のパワー』を手に入れる瞬間」
―ディーパック・チョプラ
・分かりやすいですね。

「気の論理学」
―三角泰璽

「丹田呼吸法」
―村木弘昌
・呼吸法がさらに深まりました。
 ポイントは骨盤底筋に…

「アナトミートレイン」
・筋・筋膜の経路を知れば
 どのように身体に歪みが生じたのかを
 理論的に推察できる。

「トリガーポイントブロックで腰痛は治る」
―加茂淳
・腰痛を発生させているポイントに麻酔を注射すれば
 腰痛はなくなるというもの。ヘルニアも狭窄症も
 幻想だと言いきっています。本当かな~?
 しかし実際治っているので、言葉は重い。

「腰痛は99%完治する」
―酒井慎太郎
・こちらは手技療法。確かに仙骨は重要です。
 一度受けに行かないと。

「やさしいフォーカシング」
―アン・ワイザーコーネル
・フォーカシングの入門でいて、
 読んでいるだけでほぐされる一品。

「ホールボディ―フォーカシング」
―ケビン・マケベニュ
・これも読んでいるだけで心が穏やかになる。

「村の幸せ、都会の幸せ」
―徳野貞雄

「自給再考」
―山崎農業研究所

「蜂はなぜ大量死したのか」
―ローワン・ジェイコブセン

「日本近代史の流れ」
―竹内睦泰
・近代史は、なぜか学校教育では内容が薄い。

「海鳴り」
―藤沢周平
・ホント、引き込まれます。

「本質を見抜く力」
―養老孟司
・環境問題や食糧問題の虚を衝いています。

等々・・・

皆さんはどんな本の年でしたか?


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12.26.2009

干し芋

大きなサツマイモが手に入ったので、
干し芋をつくりました。

干し芋
オーガニックのお店で買うと、
意外と値が張ります。
こういうものは自分で作るのがいい。

イモをふかし、
皮をむいて7,8ミリに切ります。

後は3,4日干すだけ。
晴天が続きそうな日を選ぶのがコツとのこと。

そもそも、このサツマイモ、
ふかして食べた時は大味で、甘みもそこそこでした。

なので干してもそんなに甘くならないだろうと、
期待はしていなかったのですが、
できたものを口に入れると、
ふかしたときに感じられなかった甘みが
フワァ~っと口の中に広がり、
モチモチとした食感が口の中で楽しめるのでした。

美味しい。美味しい。



これは三時のおやつになる。

ただ、端っこの方は苦味が強く出ている。
もしかしたら、端っこはふかした時に食べて、
真ん中の方を干すのが良いかもしれない。


          我が家の干しかご。なかなか便利な場所にあります。




                   金色の光り方が食欲をそそる。

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12.22.2009

かほるさんの着物

ゆるゆる ゆる  ゆ・・・ ・・・・・・

止まってしまっていた
手作り工房・・・
本日は田中マイコが書きます。

義母かほるさんが遺した着物がたくさんあります。
残念ながら私は着物を着ることはなく、
自宅にも収納しておけるだけのスペースがありません。

そこで、着物をリメイクして洋服を作ろう!
と思い立ちました。


                            ごく一部です。

最初に手掛けようと選んだのはこの着物。


かほるさん色です。
かほるさんは赤・ピンク・オレンジの洋服を
好んで着ていました(かなり目立ちます)。
それがまた明るい人柄にマッチしていました。
着物姿は私は見たことはなかったのですが、
きっとこの着物もよく似合っていたことでしょう。

さて。
着物リメイク、と言っても、やり方がわからなかったので
本を買いました。
型紙いらずの着物リメイク・ドレス」松下純子さん著
「型紙いらず」!ゆるゆる手作りにぴったりのキーワード。

かなり昔、祖母の着物を使って
スカートを2枚作ったことがあります。
でもその時は、母がほどいてくれた布を
ミシンで縫っただけだったので、
「リメイク」というかんじではありませんでした。

少し古いにおいのする着物。
ほどいていきます。

まず、えり・そで・おくみから外し、
次に表地と裏地をほどき、
最後に残りの部分(前・後ろ身ごろ)を解体します。

と書いてありました。
図もわかりやすく描いてあったので
簡単にできるかなーと思ったのですが、
・・・相当時間がかかりました。

糸をほどくだけの単純作業ではあるのですが、
表地だけで8枚の長方形の布が重なって
構成されています。裏地はもっと複雑。

しかも、表地も裏地も
見える部分には糸はどこにも出ていないのです。
布同士を少し引っ張って糸を切り、
そこを皮切りに解体していきます。

匠の技。美しい。

着物の構成を考えた人はスゴイ。

縫い合わせた糸は見えないようになっているのに
表地・2色の裏地それぞれ糸の色を揃えているのです。
場所によって糸の種類も違いました。

私は糸をほどくだけなのでどこから始めても構いませんが
作る側は、決まった順番で縫いつけないと
この最終的なかたちにはたどり着かない・・・脱帽です。

そして丁寧な手縫いで糸の強さも調節してあります。

かほるさんは小柄だったので、
身長に合わせて着丈を短くしていました。
切るのではなく折り重ねて縫うことで短くしているので、
背丈の違う人が着ることも可能です。無駄がない・・・

解体すれば長方形の布なので
昔は、着古した着物は布団や座布団になり、
最終的には雑巾にしたと言います。

現代は、着物自体はあまり着なくなりましたが、
やはり洋服や和小物にリメイクして活用するという
アイデアは豊富に発信され、
物の用途を変化させたり代用したりする知恵は
日本人として引き継がれていると言えるかもしれません。

エコ、
と言うとしっくりこないのですが、
あたりまえに物を大切にすること。
着物の構造からひしひしと感じます。

かほるさんのことを思い返しながら
何時間もかかってほどき終わりました。

             どの布がどの部分かわからなくなりそうなので名前を書いてます・・・

重曹で手洗いし、乾かして、アイロンがけしたらスタートです。
ゆったりしたワンピースを作ろうかな、と思っています。

でも実は。
そもそも、ミシンを手に入れなければ始まらない。。。

ゆるゆる、春までには仕上げたいと思います。

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12.21.2009

今日の言葉 セザンヌ


  ふるいの目が一つでも甘ければ、その穴
  から、感情も光も真実もこぼれ落ちてしま
  います。いいですか、私はどの絵でも全体
  を同時に進めていきます。

         ポール・セザンヌ


 僕の大好きなセザンヌの絵を描く時の姿勢。
僕にとってセザンヌの絵そのものは、そんなに
ピンとくるようなものではないのですが、構図、
全体をあらゆる角度から見つめるという、
その哲学性がたまらない。
 この人はきっと見えていたに違いない。    


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12.18.2009

ポジティブシンキング卒業

そろそろポジティブシンキングを卒業し、
次のステップへ行きましょう!

ポジティブシンキング・・・
もちろん後ろ向きに考えるより、
前向きに思考をする方が良いに決まってる。

しかしポジティブシンキングは対処療法にすぎず、
一時的な効果は見られますが、
むしろそれを続けていくと
自分の成長が脅かされてしまいます。

自分の成長に必要なヒントが出来事として現れているのに、
それを自分にとって好ましくないと切り捨て、
ポジティブシンキングしてしまうからです。

将来の不安。
対人関係での怒り。
過去の失敗への恐れ。

一度考えだすと頭はジャックされ、
不安、怒り、恐れそのものになってしまう。
「いけない、いけない」
頭の中から何度も切り離そうと試みるが、
そう簡単には出て行ってくれない。

そこで最後に手段としてポジティブシンキングがやって来る。

楽しいことを考えてそれを頭の中から切り離す。
もしくは楽しいことをして切り離す・・・

しかし・・・
当然不安の芽は明日も芽生えてくるし、
苦手な人とは明日会うし、
失敗は記憶として残っている・・・

それはまるで胃が痛くなり、ただ胃薬を飲むようなもの。
その時は効くかもしれない。
しかしそれは問題の解決に接近したわけではなく、
ただ痛みを切り離しただけ。

問題を解決することは
そんな簡単なことではありません。
しかし、一つ、
ポジティブシンキングを卒業し
次の段階に行くやり方があります。

脱同一化といいます。

頭の中が不安や怒りなどに占領され、
自分がそのものになってまうのが問題なのです。

それはあなたの一部であって、
あなた自身ではないのにもかかわらず、
自分でその色を染め上げてしまう・・・

脱同一化とは同一している考えを外すことなのです。

つまり、それを私の一部だと認め、
距離を持って眺める姿勢をつくりだすのです。

怒りそのものになっているとき、
「ああ、今あの人に怒っている気持ちあるな・・・」
心配そのものになっているとき、
「ああ、あのことについて心配している感じあるな・・・」

このように脱同一化すると、
しっかり自分のこととしてとらえながら、
間を持ってみることができる。

これはフォーカシングの技法の一つなのですが、
今ある社会の問題、すべてに応用できます。
問題を切り離し、無視して、
いいことだけを夢想したところで解決に近づかない。

むしろ自分の一部だと認識し、
包み込むことから解決の道は開けるのです。

全部を受け止めるのではありません。
距離を持って、眺めるのです。

あなたに起こっていることはあなた自身のことなのだから。


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12.16.2009

サツマイモファスティング

さてさて、また半年が過ぎたのですね。
今回5回目のファスティング。

前回、大失敗に終わり
その経験を生かして
今回は変わった形で臨むことになりました。

サツマイモファスティング

これまでは
朝、リンゴ・ニンジンジュースを飲んで
一日のエネルギーとしていたのですが、
これがキツイキツイ。

頭がもうろうとして、
身体がグニャグニャになり、
まるで皮膚から肉が
こぼれてしまうのではないかと思うくらい・・・
いや、そんな思考までもが溶けだしていた。

これは良くない。
生活も仕事もきちんとできてこそ、
次の段階がある。

もっと確実にできるファスティングをしようと
今回は朝のリンゴ・ニンジンジュースをやめて、
サツマイモを細かく分けて食べることにしました。

だいたい15センチ位の細いサツマイモ、
それを一日に一個半。

昼・夕・夜に小分けして食べました。
一回にだいたい二センチ角のサツマイモ二個・・・

少しさみしい。

しかしこれがすごく効きました。
確かにお腹はすきましたが、
前回のようにグダグダにならないし、
むしろ身体は軽くなり、
歩きもスキップするかのように蹴り足が跳ねる。

ファスティングって腸内の浄化もありますが、
忘れられがちなのは、脳内の浄化です。

脳はブドウ糖を一日にたくさん必要とします。
ファスティングすることにより、
脳内へのエネルギー補給を断ち、
飢餓的状態にします。

腸内にこびり付いていた、
不要なかすを宿便として排泄するがごとく、
脳内にたまった余計な考え事を、
霧にして、蒸発させるのです!

やりたくなったでしょ?

アタマ、クリアーになるんですよ。
しかも、これまで解決していなかった大切なことが、
ふととけたり。

確かにジュースだけのときも
この状態になりましたが、
半日もたつと、クリアーな状態に淀みがかかります。
それに比べてサツマイモファスティングは
飢えは十分に感じるのですが、
いつでも軽く、クリアーでした。
かなり調子がいい!

これまで僕にとってサツマイモは受動的食べ物
(積極的に食べたいと思うことなく、
たまたまある時に食べるみたいな)
で、特別な存在ではなかったのですが、
今回の、飢え切った時に含んだ一口のサツマイモの、
その深みにやられました。

二噛みしたくらいで口の中に甘みがすーっと広がり、
渇きに渇いたベロの、
小さな穴のマンホールが一斉に開き、
既に僕はベロそのものになり、
内側にある欲望のたくさんの腕が
マンホールからイソギンチャクのように飛び出し、
金色の甘い汁をチュウチュウ吸い出すのです!

ああ、なんて甘いんだ~

つかの間、脳内に糖が回ったのか、光がともり、
ふと我に返る。

この瞬間、ざっと人間時間で二秒ほど。

ところが一度ベロそのものになった僕の、
その一瞬はとても長く、
大河の緩やかな流れのようだった。

サツマイモファスティング
とてもオススメ!


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12.15.2009

Art of Living

アート・・・

絵心や、何かモノを創造することや
音楽を奏でることはそれほど得意ではなかった。

自分が積極的に作り出すことはなかったし、
センスがいいとも思っていなかった。
服装なんて、メンドクサイと思うこと多いし。
しかし、それらを見たり聞いたりするのは
得意分野なんですけどね。

アートの意味を勝手に考えました。

それは対象物でも、自分の内側でも、
見つめていった先の
何か宇宙とつながるような原型を引き出し、
それを自分のフィルターをかけて表現すること。

いつものこと、勝手に解釈しているのですが、
そうみると、
「なんだ、いつもしているじゃないか。」
と思ったりするのです。

ただ、意識的に表現していないだけなのです。

例えば施術。
クライアントの奥にある、宇宙とつながるスピリット。
そこにつながり、手で表現する。
今後、技量を磨きいけば、
その表現はまさにアート。

僕にも資格はあるじゃないか!

毎日の瞑想。
これは何かを表現するわけではありませんが、
内なる自己を生き、それが宇宙の一部であり、
宇宙そのものでもあるという
リアリティーを獲得する訓練です。

一昨日の日記に書いたように、
これからの十年をどう目標だてるか、
自分のミッションをどう表現するか、
ここ数週間、アレコレ考えていました。

そこで、
生き方そのものをアートにしよう!
と、ひらめいたのです。

一生に一度の人生。
その人生をより深く、味のあるものに仕上げるには、
意識的に、積極的に、自分のミッション、
自分の全生活をアートしていこうと。

これまでは自分の中では甘えというか、
中途半端な部分が多かった。

それじゃぁ、
一生に一度の人生も、どこかで後悔をしてしまう。
ガチで行きます。
ガチですガチ。

僕のミッションは
・ホリスティックな健康を広めること。
  生命の質を上げるよう共に成長し、
  社会、世界が住みやすいところになるように働きかける。
  子供たちが心底から「産まれてきてよかったな~」
  と思えるような環境を創る。

・平和
  愛で平和は解決すると、いつもお世話になっている方が
  言っていましたが。その通りだと思います。
  ただ、愛も、内的平和がないと始まらない。
  やります。徹底的に。
  10年後に
  「あいつ、ホント平和の極道だわ~」
  と言われるくらいにw

・わけ隔てのない社会の実現
  理解がないがために、知的障害者を始め、
  未だに隔離され続けているのは健全ではありません。
  知らないこと、無関心の罪は大きい。
  自分も障害者という立場からできるはず。

まずは自分から。

内なる自己、ココロ、カラダが三位一体となれば、
自ずと内外の調和が産まれる。
これは今描いている世界観をどう体得するか?
にかかっています。
(次回その世界観を書きます)

それにはやはり
修行なんですね~
(でもストイックは人をたやすく攻撃してしまうので、
 自分の心が喜ぶかたちを求めます。)

誰かに習う必要はない。
自分のやり方で、
自分に甘えず、謙虚な姿勢で・・・

それを表現する。
自分の生を表現する。

ガチで行きます!

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12.13.2009

10年という節目

平成11年12月13日、
それは運命の日でした。

数字の並びが特徴的なので覚えやすいw
そう、10年前のこの日、
27歳の僕はバイクで交通事故にあいました。

4輪駆動車との過激な接吻・・・

アスファルトにたたきつけられ、
のたうち回った記憶は
痛みとともに脳裏にはっきりと刻まれています。

股関節の粉砕骨折・・・
あの痛みはこの世のモノではなかったなぁ・・・

あれから10年。
早いものです。

それは激動の10年でした。

入退院を繰り返すこと4年半。
まるで大学です。
確かに学んだことは多かった。

脚の身体障害者になり、
その出来事は、
永遠の旅人でいたいという自分の価値観
(今思えば大したことないんですけどね)
を捨てざるを得ないほど大きなものでした。
物理的に断念せざるを得ない・・・

ケガの功名
というのでしょうか、
これがもとで今の仕事に就けたことは、
この出来事に感謝するより他ありません。
ギフトです。

僕が旅で必死に探していたものが、
今手のひらにあり、
それを握って、この瞬間に没頭できるのですから!
何という幸せ。

脚の状態を確かめながら社会にフェードインしていき、
結構できるぞと確信を得たころ、
2年半前に結婚をしました。
そして3ヶ月前、母親がこの世から旅立っていった・・・
そして今日・・・

10年を振り返り、
さらにその10年前(つまり20年前)を振り返ると、
おもしろいことが分かりました。

その10年前、
17歳の12月頃、
僕は人生一度きりだと、
旅に出る決心をし、
大学や就職など決まりきった道に進まないことを誓ったのです。
(いちおう高校は卒業しましたが)

何をやりたいのかなんてさっぱりでしたが、
とにかく、ほとばしる、特急列車のような情熱が、
前へ前へ行こうとし、どうにも止まらなかった。

そして27歳。
今、37歳。

10年単位で変化があるのなら、
これからの10年をどう仕上げていくか。
その目標が大事な気がしてならない。

しかも最近、
自分の内なる声が、目を覚ます時だと言ってくる。

そうだ、この10年、外向きに行動するのを控え、
貪欲に本を読み、
自分の内側に響かせて哲学し、
真に生きる姿勢を磨いてきた。そんな自信はある。

用意はできたはず。

後は日々その一心で行動していくのみ。

これからの10年でやること、
そのテーマは

「Art of Living(魂の舞踊)」

これは
今の世の中が平和、幸福の道を歩むための
僕のミッション。
この10年をかけて創り上げていきます。

しかし、ここから説明を書くと長くなるので
明日に回しますw


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12.11.2009

手のちから

本日は田中マイコが書きます。

手の可能性。
最近、特に感じるようになりました。

お客様の身体に触れているときに、
自分の手と相手の身体が会話しているように感じる・・・
目を閉じて集中していると
お客様の身体、そしてもっと深い何かに
近づいて行くような感覚です。

そういう施術ができているとき、
そこに在る様々なものとのシンクロを味わいます。
身体、音、呼吸、場、空気、心・・・
終わったときのお客様の言葉。

てあて
という言葉があります。

手を当てるだけ、かざすだけで病気が治る!なんて
そんなスゴイ域の話ではなく、
手を当てると、
伝わってくるもの 伝わっていくもの
が確かにあると思います。

「気」は手が一番感じやすいですし。
子供の腹痛はお母さんの手を当てていると
よくなる、とも言います。
実際、施術していると手がどんどん温かくなっていきます。

この姿勢を続けていたからコリができてしまったとか
この筋肉がこう作用したから痛みが出たとか
分析することももちろん必要なのですが、
気持ちをこめて身体に触れ、
手当てをしながら、感じ、聞き、受け取る瞬間瞬間は
とても素敵な時間になっていきます。

特にアロママッサージは手と身体が直接触れるため
上に書いたような感覚を得やすいので
最近は個人的にはアロママッサージが好きです。
(私の好みで押し付けたりはしませんので!)

余談ですが、
「整体とアロママッサージはどっちがいいのか?」と
よく聞かれます。
基本的にはお客様のお好みで選ぶのが一番ですが、
私の場合、コリが強いときは、筋肉を揉みほぐしていく整体、
慢性疲労、重い滞った感じがあるときはアロママッサージ
が向いているかなと思います。
お身体の状態で、その都度違うこともおもしろいです。

手の持つちからに感謝しながら、
師走も『こころの月』は誠心誠意、活動しておりますので
お疲れの方、癒しを求めている方、ぜひご利用ください。

【年末年始の営業のご案内】
こころの月 本店
1月1日・2日以外は営業しております。
詳しくはお問い合わせください。

こころの月 乃木坂店
12月30日~1月3日までお休みをいただきます。
通常、火曜が定休日ですが、
12月29日・1月5日は営業します。



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12.06.2009

愛するということ エーリッヒ・フロム

「成熟した愛は、自分の全体性と個性を保ったままでの結合
 である。愛は人間の中にある能動的な力である。人をほか
 の人々から隔てている壁をぶち破る力であり、人と人を結び
 つける力である。愛によって、人は孤独感・孤立感を克服す
 るが、依然として自分自身のままであり、自分の全体性を
 失わない。愛においては二人が一人になり、しかも二人で
 あり続けるというパラドクスが起きる」

美しい!
この世界観・・・美しすぎます!

エーリッヒ・フロム
「愛するということ」



本って生き物ですね。
今このタイミングで出会えたことに
とても不思議な縁を感じます。
自分の内側に落とし込もうと、
立て続けに二回読みました。

まるで僕の喉の渇きを潤すかのように、
すーっと溶け込んで、細胞の隅々に行きわたりました。

今自分が本当に望んでいること。
それが
「でしょ?」
とばかりにやって来るのです。

1956年に出版されたこの本は、
今読んでも全然色あせていない。
むしろ予見した世界像が今、現実となっているのです。

「愛とは、愛する者の生命と成長を積極的に気にかけること
 である。この積極的な配慮のないところに愛はない」

「愛とは、特定の人間に対する関係ではない。愛の一つの対
 象に対してではなく、世界全体に対して人がどう関わるかを
 決定する態度、性格の方向性のことである。もし一人の他人
 だけしか愛さず、他の同胞に無関係だとしたら、それは愛で
 はなく、共生的愛着、あるいは自己中心主義が拡大された 
 ものにすぎない」

これはマザーテレサの言葉、
「愛の対義語は憎しみではありません。無関心です」
と近いですね。

とにかく愛を能動的な関わりと説いています。

人間が言葉や文明を発展させ、
自然からますます切り離されていった結果、
どうやって人間的な新しいカタチの調和を発見するか?

自然を我が物にしようと非人間的になり、
まるでロボットのように生きるか、
それとも人間的に精神を生きるか・・・

エーリッヒ・フロムは50年以上も前に、
こんな危機感を抱き、
後者を実現するならば愛を学び、
愛を行動するしかないと説きます。

まさに今の時代に足りないもの、
人が本当に飢えているものは・・・

一読あれ!

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12.03.2009

成長するということ

この仕事に就けて
本当に良かったと思う今日この頃。

僕の仕事。
それは出会ったすべての人、
その生命の質を上げ、僕も共に成長すること。

だからこそ、
自分自身が日々鍛練して、
こころ、からだ、そして魂を磨くことが要求されます。
適当なことは言えませんから・・・
自分ができてこそ、言葉に真実が乗ってくる。
そんな鍛練ですら、楽しいのです。
仕事それ自体が全生活となっています。
逆かな。
全生活自体が仕事になっています。

生きる意味・・・
その第一は成長です。
常に更新される新しい自分。
時間が進んでいるという事実がある限り、
存在するあらゆるものは同じであることが許されません。
それを積極的に捉えるのならば、
成長することこそ、この世に生を受けた意味なのです。

ですから、
体を鍛え、柔軟にし、バランスが取れている状態、

心を内側から安定させ、
人、生き物、全ての存在に対して、
愛ある態度、言葉をかけられる状態、

宇宙全体の一部であると同時に、
宇宙そのものであると実感する魂・・・

これらを三位一体として、
成長の指標にしていきたい。


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12.01.2009

ソウルビレッジ・フィロソフィア

さあ、さあ、
この生を、地球を楽しくしていきましょ!

新しい未来を切り開くにはどうしたらいいのか?

救世主や現代版チェ・ゲバラの登場を待ってみたり、
アセンションに期待したりする、
受け身の思考回路では何も進みません!

それを起こすのはもっと地道な行動です。

科学、哲学、社会、経済・・・最新の情報をしっかり学び、
自分の内側に響かせて、行動につなげる・・・

能動的でないと!

さて、10年来のお付き合いをさせていただいている、
ドッキーさんこと、木戸寛孝(きどひろたか)さんが主催する、
ソウルビレジ・フィロソフィア第二期が始まります。

いつも様々な視点をもたらしてくれる求道者。
これからを知り、自分のミッションを探るのなら、
是非一度ドッキーワールドに触れてみてください。

以下お知らせです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ソウルビレッジ・フィロソフィア少人数説明会
(体験講座)を開催
▼開催日時12月4日 (金) 19:30~
       12月18日(金) 19:30~
       12月20日(日) 15:30~
        1月7日 (木) 19:30~
        1月13日 (水) 19:30~
        1月17日 (日) 14:00~
        1月19日 (火) 19:30~
        1月22日 (金) 19:30~

▼参加費:無料▼場所:六本木農園 
            http://ropponginouen.jp/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「辞めるか、残るか」
「今年仕掛けるか、来年か」
「就職するか、旅に出るか」
「地方に戻るか、東京に出るか」
「日本でやるべきか、世界へ出るべきか」
「メジャーか、インディーズか」
「会社に所属するか、ベンチャーで行くか」・・・

多くの人が、当たり前のように葛藤している、
二つの選択肢がある。
自分の意志を分割する「境界」という線が、
その「葛藤」を生み出している。

どうしたら、この境界線を越えられる、
心のジャンプが可能なのだろうか?
21世紀を迎え、今年でちょうど10年。
そろそろ本気で意識をチューンアップしてみませんか?

「意識が変われば、世界が変わる!」

第2期は、以下の講座から学んで頂けます。
詳細はホームページをご覧ください。
http://www.sv-ph.jp

【セルフポジショニング学科】
4つの視点
<未来的な視点>
<歴史的な視点>
<自分の外部世界>
<自分の内部世界>
から自分を捉え直すことで、
変化する時代を乗り切るための
「ぶれない自分の立ち位置」を明確にしていきます。

2010年2月3日(水) 
第一回  総論 木戸寛孝

『自分の「立ち位置」を認識することで、ぶれない軸を持つ』

2010年2月10日(水) 
第二回 <未来的観点> 自分とお金 山口揚平

『超資本主義時代をどう生きるのか?』

2010年2月17日(水) 
第三回 <外側世界> 自分と組織 橋口寛

『パートナーシップ:マネジメントと働き方の未来』

2010年2月24日(水) 
第四回 <内側世界> 自分と認識 木戸寛孝

『分析と直観のつかいわけ』

2010年3月3日(水) (日程調整の可能性あり) 
第五回  <外側世界> 自分と社会 井上英之

『“私”の仕事が世界とつながるとき~
ソーシャル・アントレプレナーの挑戦』

2010年3月10日(水) 
第六回 <歴史的観点> 自分と先祖 竹内睦泰

『時代を変えた男 ~織田信長と坂本龍馬〜』

2010年3月17日(水) 蛭川立 
第七回 <内側世界> 自己と聖性

『意識の人類学 俗なるものと聖なるもの』

2010年3月24日(水) 木戸寛孝
第八回 <未来的観点> 自分と神経

『神経倫理学 どこまでがリアルな自分なのか?』

【クリエイティブシンキング学科】
今日の経済・社会の問題は、
いずれも人間自らが創り出してきた物であるからこそその問題は、
人間の持つ創造性によって解決できるはずである。
既存の「思考様式や意識」のパラダイムを超えて
いく8つの事例を通じて、
新たな時代を切り開く為の創造性を学びます。

2010年1月28日(木) 木戸寛孝 
第一回 『エコロジー社会』から『コスモロジー社会』へ

物質(体)と精神(心)の融合が、新たな時代を切り拓く

2010年2月4日(木) 古田秘馬 
第二回 『超・ロジカルコミュニケーョン』

「分かりやすさ」によって「共感を得る」ことができるのだろうか?

2010年2月18日(木) 藤沢烈 
第三回 『超・組織』「組織」と「個人」、

いずれが21世紀の変化を担うのだろうか?

2010年2月25日(木) 土井香苗 
第四回 『超・国家安全保障』

人の安全が守られる世界は作れるか 
日本外交・日本社会の課題

2010年3月4日(木) 山口揚平 
第五回 『超・ロジカルシンキング』

「合理的」は「創造的」と言えるのだろうか?

2010年3月11日(木) 大久保和孝 
第六回 『超・企業中心文化』

企業の「私益」は、社会の「公益」と相反するのだろうか?

2010年3月18日(木) 宮本倫明
第七回 『超・自治システム』

「自治」と「統治」のバランスで共同体は維持できるのだろうか?

2010年3月25日(木) 木戸寛孝 
第八回 『超・主権国家』

世界法治共同体「世界連邦」を目指して
少人数での説明会(体験講座)を開催しますので
ぜひご参加下さい!!!

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ソウルビレッジ・フィロソフィア説明会の概要━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発起人かつプロデューサーの木戸寛孝が
「ソウルビレッジ・フィロソフィア」の世界観、
カリキュラムを熱く語ります。

木戸寛孝のプロフィール
国際NGO世界連邦運動協会 理事1969 年生まれ。慶応義塾大学
法学部政治学科卒業後、(株)電通に入社。電通を退社後、 1999
年 10 月から 2003 年 3 月まで千葉県香取市で農業に従事。
2003 年 11 月から、国際 NGO 世界連邦運動協会 の事務局次長
して、2002 年オランダ・ハーグに常設された国際刑事裁判所
( ICC )に日本政府が加盟するためのロビー活動を行う。
2007 年 10 月 1 日、日本政府は ICC に加盟。2007 年 6 月
から、CARE - WAVE AID 実行委員会のチーフ・ディレクター
を務める。
ライフワークとして日本の古来より伝わる
「コトタマ学」の研究に取り組む

▼開催日時12月4日 (金) 19:30~
       12月18日(金) 19:30~
       12月20日(日) 15:30~
        1月7日 (木) 19:30~
        1月13日 (水) 19:30~
        1月17日 (日) 14:00~
        1月19日 (火) 19:30~
        1月22日 (金) 19:30~

▼プログラム 
2時間程度説明会(体験講座)
セルフポジショニング学科
クリエイティブシンキング学科質疑応答

▼会費『無料』

▼会場「全国の農家・こせがれが作る農業実験レストラン」
  六本木農園2F
 六本木駅徒歩2分麻布警察の裏です
   http://roppongi-nouen.jp/

◆お申し込みinfo@sv-ph.jp(事務局 森田)まで。
件名に「説明会参加希望」本文に・参加希望の日時・お名前・
メールアドレス・ご参加人数を記入し、送信してください。

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ソウルビレッジ・フィロソフィア
http://www.sv-ph.jp

事務局野田・森田
info@sv-ph.jp
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