1.30.2010

生命という神秘~だから人間やめられない

とどまっていられない!

それを聞いた時、すぐにそう思った。

すぐに実感は湧いてこない。

ただ、自分の計画や、
何となく思い描いていた将来図などは、
サッと霧がかかり、夢と消えた。

そして新たな現実。

それは生と死という、究極のリアル。

生きている間は自分以外の
生と死を目の当たりにすることによって、
それが生命の営みの本来の姿だと確認するのです。

誰かが生を全うしてこの世を去り、
誰かが光を求めてこの世に現れる。
そうやって壮大な宇宙物語が紡がれていく・・・

生命の輪

究極のリアルは慣らされた現実という見方を超える。

いったいどこから来て、
どこへ行くのか?

その不思議は、
宇宙の果てを知ることができないのと同じく、
限りなく膨張する。

さらに、その経験がいつ起こるかにより、
より深く不思議が演出される。

それは、およそ自分の経験してきたことでは測りえない、
そんな陳腐なモノサシなど何の役にも立たない、
偉大なる何者かのさい配。

そう感じるより他ない抗えない何か・・・
無駄な抵抗・・・
観念・・・

一転して、
何かが自分の身に起ころうとしている・・・
希望の光・・・
愛・・・

生きているという実感。
それは心が躍るということ。

ああ、これだから人間やめられない!!!

去年の9月に母がこの世にさよならを告げ、
10月に奥さんのお腹に新たな生命が宿りました。

とどまっていられない!

君が安心して過ごせる環境、世の中を創っていくよ!

人気ブログランキングへ

1.28.2010

何が変わるのか?

政治って、
よほど革命や敗戦などがないと
変わるものじゃないのでしょう。

ハネムーン期間
(政権交代から100日までのことを言います)も過ぎ、
通常国会が始まったのですが、
主題はいつものように「政治とカネ」

内容変って無いじゃん!

突っ込みを入れたいところ。

政策変われど、気質変わらず。

ネット界隈ではリークだの何だの
かなり盛り上がっていますが、
真相は分かりません。

お家騒動が国単位で起きている。
渦中にいると、そのロスに中々気づきにくいものです。

島的なノリだぁ・・・

クリーンにこしたことはないですが、
それだけ利権がうごめく場なのは確かなのです。
時に清濁併せ持つ必要があることも知っておくべきでしょう。

人をランク付けたり、
何かを基準にして正義度を測ったりするのは、
しょせん無理。

最後は自分が養ってきた価値観で、
その人物をしっかりと判断するだけ。

結局、民主主義って、
これができるかどうか?
ってことなんだと思います。


人気ブログランキングへ

1.26.2010

棒磁石の真ん中

父なる広大な天
母なる豊穣の地

僕はその真ん中で生きている。

いずれ、そのときが来れば、
魂は父のもとに飛んでいき、
身体は母と融合する。

母は重力という力を使って、
僕の肉体をグイグイと地球の核に引っ張り込む。
父は陽気という力を使って、
眠りから目覚めさせ、上を向くように仕向ける。

その力の真ん中に僕はいる。

それはまるで棒磁石のようだ。
S極とN極・・・
その真ん中の、
両極に引き裂かれそうでいて、一つでいるという
絶妙な場に僕は存在する。

木を見よう。
母なる大地にしっかりと根を張り、
父なる天を仰ぐがごとく手を広げている。
その真ん中にそれぞれの木の存在がある。

そこが生のありか。

下を向いてばかりいると天は影を色濃くつくり、
上へ飛ぼうと夢ばかり見ていると
地は周りの景色を消していく・・・

今、ここにいる。

足が大地を感じ
希望を天に見る。

棒磁石の真ん中・・・
そのニュートラルな場を楽しめるようになれば、
しめたもの。


人気ブログランキングへ

1.25.2010

創作意欲が止まりません

本日は田中マイコが書きます。

着物リメイク。
ミシンを手に入れてからというもの、
ほぼ毎日作業を進めています。

布から何かの形が出来ていくのが
面白くて仕方がないのです。
仕上がりを見ると、自分でもおおざっぱだと思うのですが・・・

赤の柄の着物は
キャミソールとワンピースに。

今は花の模様の生地で
ロングラップスカートを制作中です。

私が参考にしている本は
ほどいた着物の型をなるべく損なわないようにしているので、
またほどいても長方形の布に戻ります。
それだけ作り方もシンプルなので
慣れてきたらもう少しレベルアップしていこうと思います。

                      キャミソール。
                      1枚では着れませんね・・・

                      ワンピース。
                      同居人、ボニー(本当は♂)にモデルになってもらいました。

                      制作中のロングスカート。
                      これからウエストに紐を縫いつけます。


人気ブログランキングへ

1.23.2010

あんこ

実は僕、
あんこなしでは生きられない身体になってしまいました。

5年前とはまるで違う嗜好。

それ以前なら食べてもアンドーナッツ。
手元にあればせいぜいこしあん。

そもそも甘い豆が許せなかった。

黒豆、金時、うぐいす豆・・・

食卓に上っても視界にすら入らなかった。

なぜだろう、
今やあんこの魅力に取りつかれ、
むしろ視界から外れてくれない。
外せないのだ!

こしあんは既に子供の食べるものと、
めっきりつぶあん派になり、
スイーツはほぼ和、
つぶあんオンリーになってきた。

はまるとくどいのも僕・・・

まあ、かと言って
つぶあんベースだと食べるものも限られてきます。

あんこを皮で包む系・・・

まんじゅう
最中
今川やき
たいやき
どらやき等々

皮で好みが分かれるところです。

中でもはまりにはまっているのがたいやき。
LOVEたいやきw

先日、行きつけのたいやき屋さんに行ったところ、
いつもなら既に焼きあがった、
並べてあるたいやきを紙袋に包んでくれるのですが、
その日に限って、
俺の顔をチラと見るなり、
今まさに鉄板の上にいるたいやき君を
紙袋に包んでくれたのでした!

ああ、やっと店の人に、
たいやきフリークと認められたか!

感慨深い瞬間でしたね。

あつあつのたいやき、これ至福。
皮がパリッとして、中のあんがホクホク!

冷めたたいやきは半額にしてほしい。

さてさて、
固める系

ようかん
きんつば等々

これはリアルあんこ!
確かにきんつばは薄皮がありますが、
あんこそのものと言っていいでしょう。

先日、差し入れで
金沢で有名な老舗のきんつばを食べたのですが、
それがもう、遅ぎきの甘さと、
つぶあん具合が口の中で絶妙なハーモニーを奏で、
脳がとろけました。
コンクリートのミキサーがごとく撹拌しまくり。
惜しまれながらもゴクリと飲み込んだのでした・・・

僕のあんこは決して上品ではない。

その他に
おしるこ
あんみつ
おはぎ・・・

ちなみに、まだあんみつの凄さは分かっていません。

先日、
ウルグアイ人の妻を持つクライアントさんと
話していたのですが、
東アジアを除いて、
世界では豆料理=塩系が当たり前になっているので、
あんこにはビックリするそうです。
その奥さんは18年日本に住んでいて、
やっとこしあんが食べられるようになってきたとのこと。
つぶあんはハードルが高いらしいw

ただのあんこ話でした。

人気ブログランキングへ

1.20.2010

香辛堂

10年来の付き合いのある知り合いが、
自由が丘にスパイス屋さんをオープンしたと、
友人から聞いたので、
早速遊びに行きました。

香辛堂
http://koushindo.net/

ドアを開けるとすぐに飛び込んでくるのが、
世界中から集められたスパイスの香り。
口に含めれば尖がった味のするスパイスたち。
しかし店内を包み込む匂いは穏やかで、
どことなくノスタルジーを感じる。

落ち着いた雰囲気の店内。

スパイス・・・
料理をもう一段美味しくさせる、
魔法の杖。

もう一段、ではないような・・・
スパイスがない料理など、
味が平たんすぎてつまらない。
しかしそこにスパイスが入り込むと、
鼻と舌が刺激され、
味が立体的になって来ます。

まだまだ、
どの料理に何のスパイスが良いかなど、
うんちくは語れませんが、
ゆっくり勉強していきたい分野でもあります。

ハーブと重なるところが多いですし。

是非お立ち寄りください!


                         ピクルススパイス

人気ブログランキングへ

1.18.2010

柚子酵素ができたら

本日は田中マイコが書きます。

年末に柚子を変身させて、
先日、柚子酵素も完成しました!

どろどろになった柚子酵素を
まずザルで濾し、実や皮の部分を別にします。
そしてもう一度、茶こしで濾します。

大量。でした。
毎朝飲んでいますが、
口当たりがまろやかで、でもさっぱりしていて、
何杯でも飲みたくなります。
腸の調子も良い!

mixiで柚子梅酒についてコメントいただきましたが、
この酵素を梅酒に混ぜたら美味しそう~です。
でも邪道かな?
柚子梅酒のつくり方、どなたか教えてください!

酵素を抽出し、
私を悩ませたのは残った実と皮。

やっぱり・・・
またジャムにするしかない・・・
すでに1キロ分ジャムにしたけど・・・

柚子が2種類なので、
それぞれ大きな鍋に入れ水を足してグツグツ。
片方はそのまま煮詰め、
片方は皮の切り方が大きめで苦味を感じやすかったので
少しだけハチミツを加えました。

そして、柚子酵素を仕上げた結果。


                         左側の2つのビン、奥の容器が酵素。

これらが我が家の冷蔵庫で
大手を振っています。

ちなみに昨年つくった柚子ジャムと比べると
色が違います。
味も全然違います。
酵素出身の柚子はあっさりしていて食べやすい。
はじめからジャムとしてつくった方は、
甘さも渋みも濃厚です。

                           一番右が昨年つくったジャム

さて、どう消費しましょう・・・
とりあえず、酵素出身柚子ジャムケーキ。


食べてみたい方はクリックお願いします ↓ ↓ ↓
人気ブログランキングへ

1.16.2010

朝の日課

先月の十年の節目の日より、
一日おきに
朝7時に起きてウォーキングをしています。

いきなり毎日やると続かなくなることもあるでしょうから、
一日おき。
まずはぼちぼちスタートで。

朝の冷気を首もとで感じると目が一気に開きます。
同時にその冷気は匂いのないミントのように
鼻をスッと通らせます。

寒いと感じるのも一瞬のこと。
次第に手足に温かい血液が回り、
外気と皮膚の間にバリアを作ります。

かなり薄着。

ん?おかしい・・・
今気づいたのですが、
朝の極寒でウォーキングするとき、
寒さに対する心持は強靭なバネのよう。

しかし仕事に向かう時、
何枚も着ているのに、
朝のウォーキングのときより寒く感じる・・・

寒さって結構気の持ちようかもしれない。
今更ながら気づきました。

ウォーキングの目的は、
・持久力をつける
・呼吸に合わせて身体のリズムを確認
・動きの一つ一つに注意を向けて身体の使い方を確認

などなど。
そもそもウォーキングは全身運動の基礎中の基礎。
将来的に激しい運動をする予定はないので、
これを続けていけばいいでしょう。

朝の腹筋、背筋、腕立て伏せ、
各種ストレッチは既に毎日の日課になっているので、
身体づくりは当分このセットでいい。

将来の動きがどんなものになるかは予測できませんが、
方向性は無駄を少なく、
大切な事柄にじっくりとゆっくりと取り組むこと。

だから僕の場合ガッツリ鍛える必要はない。
ボチボチ、コツコツと身体を鍛え、ある程度を保てればいい。

そこで重要となってくるのが、
気力。
自分の内にある気、つまり内気のことです。

気というのは力の根源。

例えば循環しているもの、
血液やリンパ液などを液体が全身に行き渡るよう、
推し進める作用があります。
これを気の推動作用といいます。
ただ機械的に心臓が送り出しているのではなく、
「流れよう!」という力が働いてこそ全身に行き渡るのです。

種子から芽が出るときの、
殻を破って「外に出よう!」という力、
そこにも推し進める気の力が働いています。

そう、身体はボチボチ鍛えればいいのですが、
内気は充実させたい。

方向性はじっくりゆっくりですが、
そこにかける情熱、没頭の仕方は納得のいくものにしたい。
そこは気力。

ここ7,8年気功に取り組んできて、
内気を充実させていたつもりですが、
最近まだまだ甘いなと感じ、
早起きした時間を使ってより深く鍛練しています。

自分なりの呼吸法
最近は丹田呼吸、内蔵マッサージ呼吸、
腹部全体呼吸など、
既存のものから自分が考案したものまで
いろいろ試しながら気功の中に取り入れ、
試行錯誤しています。

その後静かに瞑想に入り、
祈りを終えて朝の日課が終了となります。

そんな朝の一コマ。

身体(ウォーキング、ストレッチなど)
→心・身体(気功、呼吸法)
→魂(瞑想・祈り)
という流れでしょうか。

今後鍛練して、
これが一つに統一できればいいなと思います。
究極はシンプルに違いない!

相当先の話になりますが。
目指していきます。

人気ブログランキングへ

1.13.2010

着物リメイク開始

本日は田中マイコが書きます。

ミシン・・・・・!

届きました。

ずっと、買おうかなぁ、どうしようかなぁと思いつつ、
それほどの決め手もなかったので
手縫いでちくちくやってきましたが、
この度、着物をリメイクして洋服を作る
という目的のため、とうとうミシンが我が家にやって来ました。

ミシンを使うのは久しぶりです。
でも基本的な構造は変わりませんし、
よりシンプルに使いやすくなっていると感じました。
セッティングもとても簡単。

着物はリメイク用に6枚ほどきました。
年末年始、暇さえあれば糸を切る・・・
取り組み始めると、あまり「ゆるゆる」じゃなくなります。
まだ何枚か残っていますが、
やっぱり今後着ることもあるかもしれないと思い直して
ほどく作業は一段落しました。

まず、最初に選んだ着物を洗いました。
ぬるま湯に重曹と液体せっけんを混ぜて
10分ほどつけおき洗いです。
すすいだら、柔軟剤を入れて3分つけます。
(本ではクエン酸でリンスができると書いてありました。
 持っていなかったので市販の物を使ってしまいました)


絞って、乾かします。


半乾きの状態でアイロンをあてれば
強い折り目も取れやすいと、
人に教えてもらっていましたが、
意外と乾くのが早くて、しっかり乾いてしまいました。
でもアイロンできれいにしわが取れました。

一方、ミシンですが・・・
イキナリ洋服を縫うにはブランクもあって不安。
そこで、思い出しました。

Kazooさん用に作っていた(手縫いで)
ふんどし」2枚目が途中だったことを!
ちょうど、紐以外の部分まで縫ったところで
ぱったり止まっていました(半分忘れてた・・・)。

ミシンを使って紐をつけましょう。
練習で(笑)


・・・ものの数十分で完成!
今まで何時間もかけていたのに。


直線も、じぐざぐ縫いも、しっかりできます。
いいミシンを買いました!
これから末長くよろしくお願いします。

ただ、私が未熟で、縫い目がけっこう曲がってしまいました。
今までフットコントローラーに慣れていたので、
手でスタート、ストップを押すときにまごついてしまうのと、
細いものを縫ったのでズレやすかったのだと思います。
すみません、Kazooさん。練習用で・・・

楽しいので、思ったより早く洋服も作ってしまいそうです。
春までに何枚できるかなぁ。
「ゆるゆる」卒業かもしれません。

人気ブログランキングへ

1.12.2010

初場所

相撲で一番面白いのは初場所だとよく言われます。

ここ何年か相撲をウォッチしていますが、
全くその通りだと思います。
どの力士も一番気合が入っている。

ここ二、三年の千秋楽、
横綱対決はとても見ごたえあるものでしたね。
手に汗握る・・・
仕切りのときの緊張感はこちらの鼓動も高まる。
みんなそれを観て興奮しているだろうから、
当人同士の精神は半端じゃないんだろう。

当然、見どころは千秋楽。
できれば全勝対決といってほしい。

大関陣としては琴欧州、日馬富士ですか。

あと幕内は・・・
あまり浮かんでこないのが寂しい。

十両はいます。
妙義龍(みょうぎりゅう)
まだ髷が結えていない、5場所目の新星。
面構えが良いです。

壱岐ノ海(いきのうみ)
でかいし、
この写真で分かるように、均整がとれています。

まあ、そんなところでしょうか。

しかし番外編があります。
貴乃花親方理事選出馬
これ、相当見どころあります。

慣例で選出されていた理事。
運営も、演出も全て慣例通り踏襲していると、
いずれ時代とのギャップを生みだします。
旧守派による安全運航か、
革新派による改革か。

まさに政治の世界です。

いずれにせよ、
伝統を守りつつ大胆な改革をしてほしい。
改革といっても内容は間違いなく面白いから、
その魅せ方だと思うんです。

是非タカ親方には奮起してもらいたい。

しかし、
あのマフラーやネクタイはどこで買うんでしょうかね。

人気ブログランキングへ

1.09.2010

柚子を全うする

本日は田中マイコが書きます。
今年もよろしくお願いします。

少し前の話になりますが、
大晦日にスーパーに行きました。
おせち料理の具やおかずがずらっと並ぶ中
私が一目散に向かって買ったモノ。

白砂糖4キロ
氷砂糖
ホワイトリカー1.8リットル2本

その日は、大量の柚子を変身させる日。

に続き、実家では柚子も大・大収穫の年でした。
親戚に配り、友人にたくさんもらってもらいましたが、
それでもウチで消費する分は150個以上・・・
これを処理せねば、年は越せない!


                         出番待ち

まず、柚子ジャム。
よく洗って、熱湯にさっとくぐらせて、
輪切りにして(種は取る)砂糖と水でグツグツ煮ました。
柚子1キロ(20個)、砂糖1キロ。


ツヤが出たところで火を止めて、
煮詰まり具合をみてもう一度グツグツ。


あまりパンは食べないので
ヨーグルトに入れて少しずつ食べています。
ジャムなので甘みはもちろんありますが、
柚子は独特の苦味も感じます。

秋にご近所の方に柚子茶をいただいて
よく柚子ケーキをつくっていたので、
出来上がった自家製柚子ジャムでも
ケーキをつくってみようと思います。

そして次は柚子酒!
柚子をよく洗って水気を拭き、
皮をむいて、実と皮についた白いワタの部分と種を除きます。
実は横半分に切って、皮の一部と実を容器に入れ、
氷砂糖、ホワイトリカーを入れます。
柚子2キロ、氷砂糖300グラム、ホワイトリカー3.6リットル。

床下収納の中に置いて1週間、
柚子の皮だけさいばしで取り除きました。
そうしないと苦味が出てしまうそうです。

                         皮を取り除いた後の柚子酒

試しに味見してみましたが、
う~~ただのアルコール!
というかんじで、まだまだ柚子の味がしみ込んでいません。
あと1カ月ほど寝かせます。
梅酒3種と一緒に床下でじっくり美味しくなってもらいましょう。

そして最後は柚子酵素。
夏に梅酵素をつくりました。
柚子でもできるとのことなので、
60個(約3キロ)を使って酵素づくりです。

実家の柚子は2種類あったので、
別々につくりました。
よく洗って実と皮を細かく切って(種は除く)、
柚子1キロに対し白砂糖1.1キロを混ぜます。


あとは毎日素手でまぜまぜ・・・
梅のときは5日間で梅酵素が完成しましたが、
今は気温が低いため、10日ほどかかるようです。
なので、まだ混ぜています。
でも梅のときのように色が濃くならないので
ちゃんと発酵しているのか?少し心配。

当初はベタベタな甘さでしたが、
最近は砂糖と柚子がうまくかみ合って、
甘さと酸味と渋みがゆるやかに調和しています。

                        最近の柚子酵素の様子

この連休中に濾すことになるでしょうか。
酵素から始まる朝、楽しみです!

ここまで使っても、まだ30個ほど残ってました・・・
先日、鍋のときに柚子ポン酢をつくりました。
残りも生で使おうと思います。

ちなみに柚子酒で使わなかった皮の一部は
薄く切っておいて、薬味用に保存です。

かほるさんの大事な柚子。
大晦日、昼から夜までかかって変身させました!
少しずつ、ありがたくいただきます。

人気ブログランキングへ

1.06.2010

経済を考えてみた

これを数式にしろと言われれば無理な話ですが、
どうやら経済の成長にはバブルが必ずあり、
そのバブルは必ず崩壊するという結果があります。

それは自然の摂理というものがあるからです。
ざっくり言えば、良い時あれば悪い時もあるというもの。

本来ならば、その自然の摂理を踏まえつつ、
良い時はそこそこにして、
悪い時を最小限に抑えれば、
総じて失う時のエネルギーは少なくて済むものなのですが、
経済活動においてはそうはいかない。

なぜならGDPを始めとするあらゆる指標は
右肩上がりを前提にしているからです。
マイナスイコール悪のような捉え方。
そこに人間の欲が絡み合うと、
とても大きなバブル→バブル崩壊を産んでしまうのです。

また自由な経済活動において、
そもそも欲を規制することほど難しいものはない。
今回のリーマンショックでは、
国際的な反省点として、
金融規制
(過度なレバレッジの抑制や自己資本比率を高くする)や、
トレーダーを始め金融機関に属する人たちの
所得制限などを設け始めました。

確かに一個人の一年の所得が
100億円を超えたりするのは
普通に考えておかしい。

それがアメリカンドリームと称されると、
そこに参加しているプレーヤーは
あらゆる手を駆使して、
なりふり構わず利益を上げようとする。

しかし経済の難しいところは、
右肩上がりの発展には、
時に、なりふり構わないほどのエネルギーが
必要とされているということ。

ですから欲に規制をかけようとすると、
全体的な経済活動が低下してしまうと懸念する声と、
自由という名の下の規制を嫌うという、
文化的背景も相まって、
なかなか受け入れられにくいのです。
利を上げている人が
ごく一部だというのにもかかわらず!

まあ、これは市場主義経済の発展が
これからどうなっていくのかという
大きな問題でもあります。

さらに付け加えれば、
市場主義経済の問題は、
モノ対モノ、モノ対貨幣というマネーの見えやすい
取引きを大きく超えて、
存在する以前のモノを
少ない資本で何倍もの取引をしたり、
元手の資本、将来的な保障が
まったくない人でもローンが組め、
そんなジャンクなローンを束ねて証券にし、
高金利で市場にばらまくという
何でも金利を付けて証券化という事態が
横行していることにあります。

その国が製造業として生業をしているときには、
モノを売るという単純な行為によって
利益が産まれます。
ただ、アメリカが良い例なのですが、
国が成長すると、製造業は人件費がかかるので
人件費の安い国へシフトします。
そこで製造業が国内から去り、
次に何の価値で利益を生みだそうかと
発想したところ、
それが金融だったのです。

何でも価値付けて
(その価値次第で利率が決まる)
証券化して市場で売買しようというもの。

今回リーマンショックで問題になった一つに、
CDSというものがあります。
それは取引先が債務不履行になったときに
損失を補償してもらう取引。
デリバティブ証券の一種で、
リスクを避ける手段として存在します。
それが当事者間だったら分かりやすい。
しかし、その取り引きはオープンで、
第3者もその取引をできたのが問題だったのです。
どういうことかといいますと、
潰れそうな会社を選んで、そこのCDSを買うと、
いざ潰れたときに損失として保障されるのです。

潰れそうな会社にベットしてがっぽり儲ける・・・

こんなネクラな取引があっていいのか・・・

これが今回のリーマンショックの
一番はじけた要素なのですが、
未だその清算が終わったのかどうか
明るみになっていません。

さて、これが今の欧米の先行している、
市場主義経済のかたち。
良し悪しは今後検証されていくでしょう。

             つづく

人気ブログランキングへ

1.03.2010

ダンス・ダンス・ダンス!

いつの年始だって、
それなりのやる気で始まるものですが、
今年は何か違う・・・

内なる掛け声が、
例えば、
「やるぞ~!」
「今年こそ!」
「変わる!」のような、
自分を鼓舞する、前のめりなものではなく、
「さあ、始めましょ」と
淡々と一歩を踏み出すような、
確信に満ちたものだったのです。

今年は僕にとって旅立ちの年。
ようやくこのスタート台に立てた。

21歳のとき、
何年か日本を出ようと旅立った時を思い出した。
しがらみを引きちぎり、
見るモノ見て、経験して、成長していきたいと願った。
あの頃の、一歩前に出ようというエネルギー、
たくさんのスペシャルな人たちと出会いたいという気持ち、
そして大きくなりたいというストレートな想い・・・

そうそう、この冒険心。
これが思い起こされた。

ただ、決定的に違うことがある。

あの頃は地図を持っていなかったのです。

どこへ行こうとしているのか?
何をしたいのか?
自分って?

白紙に自分の地形を埋めていく作業は
とても長く、骨の折れる作業でした。
いわば、ゼロ→1、
産みの苦しみがそこには待っていたのです!

いや、いや~
しつこく追い求めればそれなりに効果は出るものです。
確かにそれだけ遠回りしてきましたが、
今や、僕はその地図を手に入れました。

その地図にはミッションと行き先が描いてある。

これからは
その地図を持って旅をしていけばいい。

旅・・・

この言葉の捉え方すら変わったのかもしれない。

これまで、僕の中での旅は能動的で、
自分自身で道を造りながら歩くという、
自分以外の環境とはあまり対話のない、
孤独な作業だったのです。

ところが地図、
すなわち目的地と、
自分自身の役割を備えていると、
当然、登るべき山を一歩一歩進んでいこうという
前を向く姿勢があり、
そこに、地図さえしっかり握っていれば、
あとは自然と物事がついてくるという確信が
同居するようになったのです。

自然と物事がついてくる・・・

それは
今、自分のいる場のリズムに合わせて舞うということ。
心をひらき、自由に、謙虚でいれば、
自ずとチューニングが合う。
後は奏でるリズムに身を任せて舞う。

ただ、心を自由にするだけ。


部分的に孤独な作業であり(山を目指して歩くという)、
全体の奏でるリズムに身を委ねて舞うという、
大いなる何ものかとの共同作業に変化しました。

ということで、
今年の一文字は
「舞」
としました!

今年は活動が盛んになります。
そして皆さんを
楽しませる提案をしていこうと思います。

どうぞよろしくお願いします。

人気ブログランキングへ