玄の話はこの回で一息つきます。
レース後に結果をお知らせします。
楽しみ!
阿波を経て九州に入った後も
玄の腰は入っていなかったらしく、
ことあるごとに顔をしかめ、腰を強引にひねっていました。
リュウジと私はそんな玄の痛みも露知らず、
「それ入っているから、やめたほうがいい。」
玄にはストレスだったことでしょう。
ついには、うるさく言う私達の前ではやらなくなり、
ふと鏡で後ろを覗くとバイクの上で腰を入れていました。
それだけ悩ましい腰…
痛みとは他人には解らないものです。
何の因果でしょうか。
時が経ち、私が痛みを経験し、
整体の仕事につくようになりました。
玄の体を診させてもらうようになりました。
やはり玄の主訴は腰です。
…
声が出ません。
普通体を横から見ると背骨はSを描いていて、
背部は凸、腰部は凹となっています。
それが頭の荷重を分散させているのです。
玄の背部は前に出ていました…
腰部は後ろに…
しかも腰椎三番の左が腫れているではないですか!
その腫れは、
仕事がハードで忙しかったりすると、
炎症しているのか、大きくなり、
普段は普通の腫れとなって一向に小さくなりません。
「これが引っ込めば、入るんだ。」
その言葉に人の苦悩について、
理解してあげられなかった自分を知りました。
断言します!
玄の腰は入っていません!
満身創痍
ここまで私がしつこく腰の話を引っ張ったのも、
これが言いたいがためでした。
このレースでのいくつかの戦いの一つに、
腰の痛みがあります。
どうにかもたしてもらいたいものです。
玄の魅力。
目の奥から発する光のようなもの。
細かく、どこがイカしているとかないんです。
ただ気になる存在なのです。
いい走りをしてきてもらいたい。
それのみですね。
次回は玄の結果をお知らせします
壮行会遊びに来てくださいね。
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