10.29.2007

ロマニスト 玄 12

玄の話はこの回で一息つきます。
レース後に結果をお知らせします。
楽しみ!


阿波を経て九州に入った後も
玄の腰は入っていなかったらしく、
ことあるごとに顔をしかめ、腰を強引にひねっていました。

リュウジと私はそんな玄の痛みも露知らず、
「それ入っているから、やめたほうがいい。」

玄にはストレスだったことでしょう。
ついには、うるさく言う私達の前ではやらなくなり、
ふと鏡で後ろを覗くとバイクの上で腰を入れていました。
それだけ悩ましい腰…

痛みとは他人には解らないものです。

何の因果でしょうか。
時が経ち、私が痛みを経験し、
整体の仕事につくようになりました。

玄の体を診させてもらうようになりました。

やはり玄の主訴は腰です。



声が出ません。

普通体を横から見ると背骨はSを描いていて、
背部は凸、腰部は凹となっています。
それが頭の荷重を分散させているのです。

玄の背部は前に出ていました…
腰部は後ろに…
しかも腰椎三番の左が腫れているではないですか!

その腫れは、
仕事がハードで忙しかったりすると、
炎症しているのか、大きくなり、
普段は普通の腫れとなって一向に小さくなりません。

「これが引っ込めば、入るんだ。」

その言葉に人の苦悩について、
理解してあげられなかった自分を知りました。


断言します!
玄の腰は入っていません!

満身創痍
ここまで私がしつこく腰の話を引っ張ったのも、
これが言いたいがためでした。
このレースでのいくつかの戦いの一つに、
腰の痛みがあります。
どうにかもたしてもらいたいものです。

玄の魅力。
目の奥から発する光のようなもの。

細かく、どこがイカしているとかないんです。
ただ気になる存在なのです。

いい走りをしてきてもらいたい。
それのみですね。

          次回は玄の結果をお知らせします
          壮行会遊びに来てくださいね。

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