11.30.2007

ホリスティックな生活とは?

ホリスティックな生き方の実践のためには、
まず個々が知り、考えるきっかけが必要だと思います。
 

こころの月はそれをかなえる学び舎を提供していきます。
健康なこころやからだの作り方、食について、

楽しく賢く生活するコツなど。
各々テーマに詳しい方に教えてもらいます。

まずはゼロからのスタート。
 

より具体的なヒントを得ることで成長が始まります。
答えは一つではありません。

参加した皆がそれぞれの答えを秘めています。
皆で知恵を出し合い探求していくことで、
この有機体が膨らんで新しい価値観を生み出していく…
そんな学び舎になることを期待します。

健康とは何か?
実践に向かう一助となれば幸いです。


まず始めは
“こころの月”と“小春山の家”がお互いのフィールドからの
技術、知識を持ち寄って見識を深めます。

こころの月は
整体の視点から内臓の働き、
代謝、神経の仕組みなどを解りやすく話します。
今回は特に自律神経について学んでいきましょう。
実技では呼吸法(腹式呼吸、逆腹式呼吸)をお教えします。
自律神経に深く関わりがあります。

小春山の家は
第一歩ということで、和食の作り方を実演してもらいます。
ダシのとり方、玄米の炊き方、今の季節の料理、豆料理など、
日々簡単に料理をするコツなどを教えてもらいます。

難しいものにしません。
まずは簡単でいて、日々の生活にすぐに取り入れられる知識。

私も料理を習い、小春山は私の話を聞き、
お互いの知識を融合させ、
さらに来ていただいた方の提案を含め、
今後の実践に役立てるようにしたいと思います。

もちろん実技が終わったらそのまま食事に入ります!
とても美味しいですよ。いつものように。

時:  12月9日(日曜日) 13時より
場所: こころの月
会費: 2,500円
     限定6名様


小春山の家…
オーガニックフードのケータリングを主に、
イベントにも数多く出展しているケイ、よっちゃんの二人。
我が家の団欒の中で食べるような、
幸福感のにじみ出る味付けを心がけています。
イベントでは玄米、味噌を持ち込み、土地の無農薬農家を探し、
一から手作りで仕込み販売をしています。

11.28.2007

時事アレコレ iPS細胞

最近の重大なニュースにこれがあります。

http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20060811ke01.htm

日本人とアメリカ人が同時期に開発したものなのですが、
この開発によって新しい医療の時代がやってきそうです。

それまでの再生医療はES細胞で研究されてきたのですが、
これは受精卵(生命の誕生)から応用するものなので、
特にアメリカなどプロテスタント色の強い国では、
倫理的に利用することが制限されていました。

医療、薬の分野は日進月歩。
そして莫大なお金が動きます。
少しの研究の遅れが何億、何兆円の損失となってきます。
ここに倫理のたががはめられていると、
座して敗北を待つのみ…

iPS細胞がヒーローとして光のごとく誕生しました。
順調に行けば、
それまでのES細胞の研究は鳴りを潜め、
iPS細胞は倫理という防波堤を壊し、
怒涛のごとく医療現場に溢れてくるでしょう。

その光は脊髄損傷の神経、心筋梗塞で壊死した心筋、
さまざまな病んでいる部位に変わり、
素晴らしい成果をもたらすことが期待されます。

それは素晴らしい…
しかし、ES細胞のように受精卵でないから
倫理的な問題は払拭されたのかというと、
実際どうなのでしょうかね?
iPS細胞はこれから一寸先を競って開発がなされてくる。

こういう新しいものは経済が優先されるため、倫理は後回し。
追いつかない、というのが正解でしょうか
今のITによる情報の流動性などは、それを示唆していますね。
もう、何でもOK。
子供をはじめとして、私たち大人も情報の選択が
しっかりと出来ているのか、甚だ疑問です。

iPS細胞は精子、卵子を作り受精させることもできるといいます。
クローンも可能ということですね。

銀河鉄道999で哲郎は永遠の体、
機械の体を手に入れようと宇宙を旅していました。
それは再生医療という形で
永遠を手に入れることができるかもしれません。
999では最後に魂を入れ変えなくてはなりませんが。
それもマイクロコンピュータでできる時代も来るのでしょうか…

そんな時代が迫っているということ。
もちろん未来も選択の自由があることを祈っています。
であるならば、現状(倫理)よりも仮想(経済的発展)
の世界が加速する中、
“自己の選択”が人生を大きく左右することになります。

今何が起こっているのか?
まずはそれをしっかりと観ることですね。

悲観的になるのではありません。
かなり刺激的な時代を私達は経験しています。
これはそれまでの先人達がうらやむような自由であり、
生活の便利さであり、自己実現可能な設定なのです。

その反面、
情報にもみくちゃにされないように
自分を保つことなのだと思うのです。

11.27.2007

燃費改良とダイエット 6

栄養士になるために勉強している友人と
燃費改良とダイエットについて、
今後の食事の仕方を検討したので、これを実践していきます。
だいぶ抽象的になりますが。

これを四ヵ月続けます。

○一日三食。主食は玄米です。
 三食を1:1:1で取るのがバランスいいらしいのですが、
 朝は時間的余裕とお腹の活動に無理があるので、
 玄米一杯と味噌汁、納豆、おしんこ等にします。

○食べ過ぎない。良く噛む事。
 白米だと噛み過ぎは胃の怠慢につながるから良くないらしい。
 その点、玄米はいくら噛んでも繊維質が残っています。
 良く噛むことにより満腹中枢が働いて、食べすぎを抑制。

○旬を食べる。季節感が心に作用する。
 食べながら詩的な感情が湧くときありますよね。これ大事。
 機能的には、夏なら体を冷やす野菜が出回るし、冬なら逆。

○なるべく品数多く。
 多種の栄養素をとることで偏った体質になることを防ぎます。
 免疫系も様々な刺激を知っている方が強い体になる。

○食べている時考え事せずに、味について敏感になる。
 脳の働きの活性化、感動・感謝が増す。
 時には泣いてもいいw

○全体食を心がける。
 以前書きましたね。

○肉:魚=3:7くらい。
 根拠ありませんが、それくらいで試してみます。

○発酵系を良くとる。
 腸内の働きを活性化。
 口から入った食べ物が、
 いかにいい形で腸から吸収されるかが大事。
 発酵系が活躍します。
 今の腸の中が気になってきました。
 プチ断食して腸内を一回きれいな形にリセットした方が
 いいかもしれません。

○白砂糖、精製食品をなるべくとらない。
 玄米、黒砂糖、などですかね。

○日本人に不足がちなカルシウム、鉄分を多くとる。
 カルシウムはサプリを活用してもいいかもしれません。
 カルシウムの役割はかなり重要なので次回書きます。
 鉄分はレバー、肉類が多いのですが、
 レバーは死ぬほどニラレバを
 食べたくなった時にとっておきます。
 アサリも何気に鉄分のヒーローらしいです。
 野菜だと小松菜(旬ですね)、ほうれん草、ヒジキ、大豆など。

○根菜類、海藻をよくとる。
 食物繊維が多く含まれています。
 コレステロールの吸収を防ぎます。
 しかしヨードを多くとると甲状腺に悪く働くことを頭に入れておく。
 特にヒジキにはカルシウム、鉄分が多く含まれる。

○菓子パンは控える。
 砂糖、塩、バター、牛乳、卵…栄養価高し。

○甘いものがほしくなったらドライフルーツ、ホシイモなどで。
 レーズン、杏、プルーンのドライフルーツは鉄分も豊富。

 ヨーグルトも発酵食品でカルシウムが大いので
 デザートでたまに。

○外食は週に二回まで。
 ここは縛りをかけないと、ゆるくなる。
 弁当持って頑張りますよ!

さて、驚いたことに二週間ほど前に、
食癖をカミングアウトしてからというもの、
いつの間にか3キロ近く痩せていました!
食癖を見直して、甘いものを控えるようになったからです。

自分の中に答えがある…
食癖カミングアウト、効果あります。
皆さんもここで自分の食癖を思い切って告白しましょう。
痩せるかもしれない。

11.26.2007

大相撲斜め読み 九州場所 3

千秋楽
横綱は今日千代大海が負傷でで出場を断念したことから、
自動的に優勝。
あっけなかったです。

しかし、結びで琴光喜に出し投げを食らったのは
横綱としてどうだったのか疑問です。
余裕で勝っていれば、
千代大海の負傷も仕方ないとあきらめるのですが。

殊勲賞
本日千秋楽の北の富士のスーツ。
えんじ色かピンクかどうにも見分けのつかないスーツで登場。
普段は着物を着ているのが、今日に限って…
良くわからないので殊勲を。

敢闘賞
黒海。
初日のセンセーショナルなモミアゲも、
親方に注意されあっさり削ぎ落としてしまいました。
しかし心の中では納得いっていないのか、
その後はうっすら伸びたり、剃ったり。
相撲内容もイマイチでした。

同じく敢闘賞
高見盛
普段はああ、いるな~って感じですが、
今場所は右足剥離骨折を途中でしながらも、
出場していました。素晴らしい。
気合ですね。

把瑠都
復活の狼煙
スケールのでかい相撲ではありませんでしたが、
印象に残る戦いがいくつかありました。
膝をもっと治して来場所暴れまくってほしい。

それ以外はあまりぐっと来ませんでしたね。
正直いって。

次点で新十両の市原
期待の星です。
でっかくてプヨプヨしてます。
十両優勝は逃しましたが、これから伸びる。

来場所は朝青龍が帰ってくるので
いろんな意味で期待できます。

皆さんも予習して来場所に備えましょう。

11.25.2007

ロマニスト 玄 14  結果!

玄よりL.Aから電話がありました。
その声は充実感がありましたが、
しかし跳ねてはいませんでした。

結果発表します!

630マイルにてリタイアでした。
残念!
三分の二まであと少しのところ。

実は最初の70マイルくらい行った所で、
時速120キロを出していてクラッシュしたそうです。
まだ残り1000マイル以上。
左手、右足首、右膝を負傷しました。

さすが玄。ここで止める訳にはいかない。
右足首はかなり致命的だったそうですが、
とにかく走り続けました。

しかしチェックポイントの閉鎖時間をギリギリで通過するようになり、
走ることにこだわり続けるとサポートの人達に
迷惑をかけてしまうとの事から、
自分の判断でレースを断念したそうです。
エンジンをスタートするためのキック(右足)もままならない状態。
相当悔しかったでしょうね。

アドレナリン放出で痛みを忘れていたのでしょう。
支え無しでは歩けずに、ただ今、松葉杖状態。
骨は折れていないようです。
しかし無事で何よりです。
何せ今回のレースでも亡くなった人がいるそうですから…

よくぞここまでやりました。
ナイスランです。

何よりも今後の玄の生き方が楽しみですね。

写真です。かなり臨場感ありますよ。

http://homepage.mac.com/ykamata22/PhotoAlbum5.html

11.22.2007

イベントのお知らせ 1月6日

新年早々イベントをガツンといきます。
年男ですからね。

“ホリスティックな生き方を探る vol2”

今、私たちは何を行動に移せば、
こころに余裕と笑いのある未来を築くことができるのでしょうか?
前回からの命題は変わりません。

心身一如(しんしんいちにょ)
ココロとカラダがバランスの取れた状態で
一つになっているという意

これまでカラダは顕微鏡でミクロの部分が解明されてきました。
しかしここには限界があります。
なぜなら大事な相棒であるココロは数値化できないため
二の次にされていたからです。

昨今は、逆に、それまでの反動で新興宗教やスピリチュアルに
依存する人達が増えているようにも感じます。
確かにココロの問題を求めて自分の霊的な部分に
スポットを当てることは、これからの時代求められます。
しかし行き過ぎは危険です。
大事なことは理解し、そして認識すること。

バランス。
遠いところにあるふたつをつなげる作業。
今回はそのヒントを話してもらいます。

テーマ 「新しい時代の創造」

講演していただくのは、前回に引き続き言霊(コトタマ)の研究家、
木戸寛孝(ドッキー)さんです。
 http://www.shienjuku.com/cat/0701_waon/      

日時 1月6日(日曜日)16時スタート  
場所 福生ノース      
http://www.north-fussa.com/access.html  

会費 2,000円(1ドリンク付き)

~~~以下ドッキーさんより~~~

科学を軸とする世界観は、自然を全て数字によって記述します。
しかし数字では人間の心、つまり感情や価値は
表現することはできません。 
つまり科学を権威とする現在の社会は、
自然と人間を分離させてしまっています。
新たな未来を創造していくには、この分裂してしまった
「自然と人間」「体と心」「実体と価値」
を結び付けていくような新たなビジョンが求められています。 
その際に大きな役割を果たすのが、
日本の叡智であるコトタマです。
それについて、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

興味のある方、質問のある方、
是非参加したいと思っている方、
http://www.kokoro-no-tsuki.com/index.html
の問い合わせよりメールを送ってください。
よろしくお願いします。

11.21.2007

燃費改良とダイエット 5

主食は玄米ベースでいきます。

今までは中途半端に玄米、白米を繰り返し、
しかも多く食べていました。
一日二食でどちらもおかわり。

ちなみに玄米の有用性は
○水に浸しておけば芽が出る。
  生きているのでエネルギーがあります。
○食物繊維、ビタミン、ミネラルを多く含みます。
○白米に比べて硬いので良く噛みます。

デメリットは
○胃の弱い人には負担をかけすぎてしまう。
○農薬が撒かれていたらそのまま取り込んでしまう。

ダイエット、栄養の観点からも玄米は有効だと思うので続けます。
主食なので、
たくさんとり過ぎずに効率的に燃やすことが課題です。

自身の食癖から眺めてみると、
“一日二食”に突き当たります。
高校卒業以来ずっと続けてきましたが、
昼食までにお腹がすいてしまうのは事実です。

パンなら食べることもあるのですが、
実際パン(菓子パンなどは特に)には砂糖、塩、バター、
卵などが入っていてカロリーがとても多く、
すぐにエネルギーに変わってしまうので燃費効率はあがりません。

まずは三食に変えてみて、主食の玄米の量を一定にします。
朝から無理して食べる必要はないので、
玄米、味噌汁程度でいいと思いますが。
これは大きな変化なので結果が解りやすそうです。

全体食を心がけたい。
イワシやアジは頭から食べられる。
全体を食べることによって、目の成分、脳の成分など人間にも
備わっているものが、微量ですがとることができます。
養殖をできるだけ避けるというメリットがありますが、
近海の海の汚れはどうなんだ?と聞かれると自信ありません。
しかし人間の汚した海ですから納得して食べることはできます。

玄米同様、精製された砂糖をとることを極力控えます。
口に入ってすぐにエネルギーに変わってしまうので、
燃費悪いです。
ついでに果物(果糖)もすぐにエネルギーに変わってしまいます。

しかし甘いものが必要な時があります。
とても疲れているときに、
甘いものが入るとグッと力が湧きますよね。
この作用を無理して遠ざける必要はないと思うのです。
たとえば砂糖製品は絶ちますが、代りに果物、ドライフルーツ、
にしてみます。
干しイモなどは糖の分解の遅いデンプンなので
燃費効率は格段に上がりますね。

植物油、動物性たんぱく質、脂質もとります。
ホドホドに。
日経サイエンスにもありましたが、
肉を食べることによって、
子供の健康が改善されたというデータがあります。
実際日本の寿命が長くなり骨格が良くなったのも、
食生活(肉食になった)の変化が大きくあるかと思います。
薬の発達も然り。

その代償として、多くとりすぎるようになり
様々な害が及ぼされるようになりましたね。
メタボはいい例です。

では脂質、コレステロールの有用性は、
○エネルギーになります。力が出ます。
○細胞膜を作ります。
○ホルモンが作られます。
○血管壁を強くします。

とり過ぎのデメリットはたくさんありすぎるので、主なものにします。
○血管を詰まらせる。血管を硬くします。
○内臓脂肪をつけます。
○高血圧になります…

ファストフードはすでに止めているので、今後も続けます。
特にトランス脂肪酸は注意が必要です。

どのような割合、規則にするかは、今後つめていきます。

11.19.2007

大相撲斜め読み 九州場所 2

黒海はあのモミアゲだいぶ気に入っていたようですが、
親方の命令でそり落とすことに。
しかしながら、内に秘める反骨心はメラメラと燃え、
最近はうっすらと、見えるか見えないかの土俵際で
モミアゲをベルボトムにしていると友人の指摘が入りました。

さて、前半戦も終わりました。
混戦模様です。
こうなると予想もしずらく、面白みが増してきます。

前半リードは千代大海。
昨日出島に土をつけられたことで、全勝モードが崩れました。
ここで踏ん張ることができるのか…
今までの千代大海ならここでなし崩しになるのですが。
地元九州で初の錦を飾れるか、見所です。
一敗。

横綱白鵬
昨日の安馬戦を見る限りでは攻めあぐねています。
苦手だったからなのか、切れがありませんね。
関係ありませんが、付き人のキャラが立っています。
二敗。

若の里
ガチンコ力士です。
もともと実力のあるベテラン。
まさに真剣勝負のみを追求してきた顔。
にらまれると凍ってしまいそうな迫力。
顔のつやの無さから、肝臓大丈夫か気になります。
二敗。

豊ノ島
部屋で若い力士がなくなった事件での
社会的責任を背負って戦っているようです。
関取では背丈が一番低いですが、
投げが決まると気持ちいいです。
二敗。

豪栄道
いいですね~。面構えがいい。
二敗。

出島
友人によると前世はモチらしい…
東北の肌つや。
あの前に出る突進力、戦車のようで迫力あります。
勝っても負けても、あの仏頂面は変わりません。
二敗。

琴光喜
いつも前半はいい。
ここで踏ん張れるか。
ここ三日が見所。
二敗。

把瑠都
帰り入幕。
膝の故障をもろともせず、気合入ってます。
二敗。

一敗、二敗はここまで。
さらに三敗が10人います。
これは後半戦楽しみですね~

番外編では
今季で引退もささやかれる魁皇。
こちらも相撲人生賭けて戦う姿があります。

絶不調だった豊真将
昨日初金星を上げて、一歩抜け出した感。
優勝争いをもつれさせるダークホースになってほしい。

相撲ダイジェスト
夜中の二時にやらないでほしい。
せめて一時までに…

11.18.2007

燃費改良とダイエット 4

食癖はわかりました。
最近の食事方法と内容はどうでしょうか。

朝は食べませんから、昼と夜で合計14食。
そのうち外食が3~4食。
主食が玄米。外食では白米ですね。
パンは滅多に食べません。
たまにうどんを食べるくらいです。
魚と肉の割合は大体6:4くらいですかね。

一見健康そうですね。なぜこれで太るのでしょう?
食癖を眺めると答えが簡単に出てきます。

まずはたい焼きを含めた間食!
私の知るところでは体形を保っている人は、
よほど太らない体質か、間食しない人かに限られます。
私は単純体質。食べた分、実になります。

「大盛り!」
家でも外でもコレ。
頭の中で栄養つけなきゃと唱えています。

この二つは余計な脂肪と大きく関係していますね。確実に。
ここを無理なく変えるのがポイントとなります。

それを考慮に入れて、燃費改良(体質改善)。
量をほどほどにして、とった物を効率よく燃やす体を造ります。

規則や食事の内容を決めます。
それを4ヶ月間実践してみることにします。

なぜ4ヶ月なのか?
人は約60兆個の細胞から成り立っています。
臓器、腺、器官などを形成してそれぞれの役割を担っています。
そしてその細胞は活性化し約3ヵ月に一度生まれ変わるのです。

スタートしてから全ての細胞が新しくなるのに3ヶ月。
その状態でもう1ヶ月試してみれば、
新しい細胞たちが、
その食べ物や、食べ方が自分に合っているかどうか、
答えを出すはずです。
耳を澄まして体(細胞一個一個の総体の)の声を聞きます。
調子のいい、軽快な動きがとれているか!

血液検査もしてみましょう(あくまでも体の声を重視しますが)。

1年に3回やり方を変えてみます。
色々勉強してより良い方法が見つかるかもしれませんから。

次回は食べ物の有用性と毒性を私の視点から追ってみます。

11.17.2007

燃費改良とダイエット 3

昨日はあそこまでかく必要があったのかは解らないですけど、
私の食い意地は、生き延びる動物を絵に書いたようでした。

いかにも不健康な食癖。
それが今対極にいて、
健康について考えるようになっているのも不思議な運命ですね。

それも四年間の病院生活があったから
全てがダイナミックに変わったのだと思います。
食癖も大きく変わりました。

まず油濃いものが多くとれなくなりました。
病院生活では油が極端にありませんから、
体がそれに慣れてしまいました。
すなわち病院食は炒め物、揚げ物が少なかった。
特筆すべきはサラダも少ないということです。
食養学では、サラダは体を冷やすと言いますし、
幕内秀夫「粗食のススメ」で言うところでは、
サラダは油を食べている(ドレッシングのこと)となります。

豆の煮物が好物になった。
それまでは人にあげていたものが、今では多くとるように。

炭酸飲料が飲めなくなりました。
お茶を好んで飲むようなことはなかったのですが、
夏でも温かいお茶を飲むようになりました。
しかしごくたまに炭酸を欲する時があります。
これはご愛嬌にします。

和菓子が大好物になった。
これは大問題。
せっかく油濃いものが遠くなったのに、最近はアズキ系に弱い。
「今日はご褒美」
を連日やっているときがある。
自分に甘い。
脳内麻薬エンドルフィンが出るときの快感を
自然と求めてしまっている。すなわち中毒ですね。

タバコを吸わなくなりました。
止めてかれこれ6,7年経ちます。

刺身もそんなに食べなくなりました。
これも病院生活で変わった大きな変化です。
とくにエビ、カニの刺身は全く食べられなくなりました。
人にあげてしまいます。

さて、以上で大まかに過去~現在の食癖、
つまり私自身を知ることとなりました。

客観的に私(食癖)を見つめ、
そこから今後どのように燃費改良、ダイエットをしていくのか…
敵(食べ物について)を勉強しながらアプローチし、
実践とまいります。

11.16.2007

燃費改良とダイエット 2

燃費改良、ダイエット、体質改善までを付け加えて実践します。

まず先日言ったように
“静かなる戦い”なので、
「敵を知り己を知らば、百戦して危うからず」
という故事をヒントに、
敵(食)の特性、己(自分)の食癖を知ることから始めます。

食癖…
これを書くためにいくつか食癖を考えてみたところ、
まるで人に隠していたものを初めて見せるかのような、
恥じらいを感じます。

心理学者、アブラハム・マズローによる、
人間の欲求の5段階説によれば、
http://www.dango.ne.jp/sri/maslow.htm(参照)

食欲は人間の欲求する段階の一番底辺にいます。
つまり動物的感覚ですね。
性欲なんかと同じところにいる。
人に知られると恥ずかしい部分。

小さかった頃などは何も考えていないだけに、
動物感丸出し。
食の恨みもしょっちゅう持っていました。

~~~食癖と現在の傾向~~~

○ とにかく肉が好き。小さい頃は脂身を進んで食べていました。
  これ恥ずかしいですね~。すき焼きの脂身も食べていました。
  入院生活を経た後は肉率はグ~ンと減りました。昔は月に
  二度は必ず行っていた焼肉やが、今や三ヶ月に一度くらい
  になっています。  

○ とんかつはロースです。
  ヒレを頼むようになったら老いた証拠だと、未だに思ってい
  ます。二十代前半まで好物のキングはカツどん。
  今はとんかつをたまに食べるくらいになっています。

○ 外食ではまるで同じことしか言えないロボットのように、
  「大盛り!」と注文する。もしも少なかった時にがっかり
  しないように、どうしても言ってしまいます。 

○ 揚げ物好きです。これも入院後変わりました。
  鳥からにマヨネーズかかけていました。揚げたておいしい。

○ 小学生の頃、カステラの下の紙をうまくはがすことができず、
  大量に砂糖を紙に残すことが多く、強引に紙を口に入れて
  クチャクチャと噛んでいました。当然今はやりません。

○ 味濃いの好きですね。

○ 最近はなんだかんだ理由をつけては学芸大学にて
  たい焼きを買っています。

○ 昔早食い。水で流し込んでいました。
 
○ 給食では一番多い皿がどれか目ざとく見つけ、
  それの行き場をつい追っていました。
  
○ カレーライスを食べている時、ご飯よりルーが先になくなると、
  絶望の淵に立たされる。頭を抱える風。
  一年ほど前、立ち食い蕎麦屋でカレーライス大盛りを頼んだ時
  バイトのおばさんがルーをケチケチしていたので思わず、
  「ルー大目で!」と反射的に頼んでしまった。
  その瞬間食べるだけが目的の、お互いが他の人を干渉しない、
  ひたむきな生理欲求の場で、
  ズ~ズ~食べる音がやみ、一瞬の静寂があり、
  みんなの視線が私に注がれるのが解りました。 

○ 食べ物が見つからない時はコンビーフの缶詰を開け、
  マヨネーズかけてまるかじりしていました。
  馬肉とか入っているやつ結構好きでした。 

ほぼ動物です。

だいぶ変わってはきましたが、
下地にこんな部分があることも事実です。

次回は最近の傾向をもう少し掘り下げます。

11.14.2007

ゴミと私 5 コンポスト

ゴミを減量します。

コンポスト
生ゴミを発酵させて堆肥にし、
庭の作物の栄養に変えるという循環を試みます。

生ゴミは重量出ますからね。

初心者なのでインターネットで勉強しつつ、
家にある材料で自己流に作っていきます。

使わなくなったゴミ箱を利用します。
脇に穴をあけ、通気口を作ります。


ダンボールを置くので台を作ります。





発酵させるには熱が必要なので、
直接に土を入れず、防寒的にダンボールを入れます。
ここは気がかりなところです。
毛布とか巻いたりしないと防寒できないのかもしれません。






ピートモスと籾殻くん炭を6:4で入れます。
とりあえず完成。



生ゴミを入れてかき回します。
二ヶ月位したら発酵し始めるということです。
やることは毎日かき回すことと温度調整。
これから冬なので寒くなるのが気がかり。
どうなりますでしょうか、楽しみです。








11.13.2007

大相撲斜め読み 九州場所 1

相撲は世界の和平を担う競技であり、
日本の数あるコンテンツの中でも
そのエンターテイメント性は群を抜いています。

しかし、
見方が直線的で面白みをうまく表現できていないため、
せっかくの宝石も輝きを内に秘めた状態になり、
光を求めてもがいているのが現状ですね。
モッタイナイ

近年行われている構造改革。
大相撲と政治だけが取り残されています。

いつまでも昔の“いい想い”を胸に抱いて、
抱きしめすぎて離さないでいると、
“想い”は“重い”へと変化し、足かせになってしまいます。

ここでは相撲ビギナーの視線で
相撲の旨味を引き出し、勝手に改革を進めてみます。


昨日の九州場所初日と今場所の見所。

何よりもこの混乱のドサクサにまぎれて
もみ上げをイタリア人のワルのようにとんがらした黒海。
太くて、しかも滅茶苦茶濃いもんだから、
純和風のまげともみ上げが異次元のコラボを生み出している。
早くも解説の北の富士に、
「やめたほうがいい」
と言われていました。注目です。

http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/sumo/news/20071026-OHT1T00058.htm

把瑠都(バルト)
バルト海出身ですw
帰り入幕。上っ面の高い巨漢。
本来もっと上位にいていいのですが、
膝を壊して低迷。
次に膝をやったら引退のところまで来ています。
しかし、そんなことは考えずにガンガンくるでしょう。

解説の北の富士
普段はうちわを仰ぎながら悠々の解説で大物っぷりを
存分に発揮している元横綱。
きっと現役は銀座で調子よくやっていただろうことが想起される。
しかし昨日は司会者と共に終始厳粛な顔で、
客の入りが悪くてお寒い状態をさらに助長していました。
自嘲は大事ですが、今後は面白くやってくださいよ。
こんな感じは面白いですね

http://www.youtube.com/watch?v=ajQWQrxn1hc

北の海理事長
顔怖いです。

白鵬は私のひいきの琴奨菊に敗れ、
早くも土がつきましたね。

勝手な予想ですが、
この場所は誰かが初優勝しそうな気がします。
安馬、稀勢の里あたりは最後まで優勝を争ってほしいです。

若手では豪栄道 (ごうえいどう)
下の名前もつけると豪栄道 豪太郎ですよ!
そりゃ、気になりますよね。

テレビに映る観客(番外編)
九州の人間模様を色濃く反映しています。
映ることを解っているので、妙に意識したところがいいですね。

さてさて、25日の千秋楽まで楽しみですね。

11.10.2007

ロマニスト 玄 XR650




玄さんよりLAからメールが届きました。

マシンが手元に来たとのこと。
かな~りいかしています!

ホンダXR650
本田技研の単気筒エンジン(燃やす部屋が一つの意)。
日本車でありながら、
アメリカ西海岸で育った荒野向けバイク。
ほとんどアメ車ですね。

通なバイク屋だとハーレと一緒に売っていたりします。

かくいう私もXR400に乗っていました。
北海道の林道を疾走したのを思い出します。
とてもいいバイクです。

玄は昨日Mexicoに発ったそうです。
PCが使えれば近況を知らせてくれるとのこと。

しかしこのバイク最高にカッコいいですね~

11.08.2007

時事アレコレ 再犯抑止どうする?

時事アレコレ

今起こっている諸問題を取り上げます。
大事なことは知ること、それについて思うこと、
そして自分の考えを大雑把にでもまとめることだと思います。

答えを出して、「こうしなければならない!」
というものではありません。
そもそも今の時代、総意を確認して皆で同じように
進もうというのは時代が逆行しているような気がします。

皆が各々今起きていることの洞察をし、
その意味することが何かと個的に知ったとき、
もうすでにその問題は解決に向かっている…

これは集団のもつ見えない総意。
「百匹目のサル現象」とも言えますね。
次世代を生きる我々はここを目指したい。

つまり皆が諸問題を無視しないということが、
最大の解決への道といえるでしょう!


では本日の時事アレコレ:

罪を犯した後で再び罪を重ねる「再犯者」
による犯罪は犯罪件数の6割を占める――。
法務省は6日に公表した今年の「犯罪白書」に、
こんな分析結果を掲載した。
「少数の者によって多数の犯罪が引き起こされている」と指摘。
社会に出た後に仕事に就くための支援や、
更生を見守る「保護観察」を充実させることで
再犯を防ぐ必要があると訴えている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071106it08.htm
参照

まどろっこしいですけど、再犯罪者は約三割で、
その者たちが全体の六割の犯罪を占めているということ。

つまり初犯で更正しないと、二犯、三犯と繰り返し、
その道しか残されていないという事実。

人間ってゲンキンですよね。
経済が潤っている時には犯罪数が減る。
今後格差がより開くようになったら、
犯罪数も増えるかもしれない。

さてさて、更正への道は今後どうなるのでしょうか。
働き口が少ないのは問題としてあります。

出所後一時的に身を寄せる
更生保護施設も篤志家頼みの現状があるようです。

難しい問題ですね。
まっ、今回はせっかくなので続行します。

現社会にアジャストできないのなら、
そこに無理に戻す必要もないのかもしれませんね。
たとえば農業はどうかな。
都会で職を探すのと違い、食うために仕事をする。

福祉も考えたのですが、これは現実的でないですね。

江戸時代のように十手を握る。
犯罪の匂いをかぎ、先回りし、不条理には厚い温情で見逃す…
ダメですね。非現実的ですが人口が少ない場合には
力を発揮するかもしれませんw

取りとめのない感じですがこんなところで…
今後この問題を考えていくことを宿題として終わります。

11.07.2007

燃費改良とダイエット 1

「田中さん、あなたの最大のリハビリは
体重を増やさないことですよ」

あの忌まわしい病院生活を抜け出ようとした時の
主治医の最後の言葉…

あれから4年
私の体重は6キロも増えた。
69キロから75キロ
8.7%のゲイン。
動く量が減り、食べる量が増えた…

ヨワイ35にして初めて経験するメモリのゾーン。
20代はレッドゾーンに針が触れても、
自然に平均値に戻っていたのに…

30代を超えてからというもの、
自然に針が戻るという、自己調整力は鳴りを潜め、
針がレッドゾーンに触れっぱなしになり、
少し気を抜くと、それを越えてしまうことが多くなりました。

これを“中年太りへの瀬戸際”と解釈します。
あの先生の言葉を噛みしめて、
しっかりリハビリをしないと手遅れになる。

減量やらないと!

早速やりましょう。
私なりにメソッドを考案して実践していきます。

前述した雑誌によると、
いままでに開発されたほとんどのダイエット法は、
やる気によってうまくいくそうです。
しかし、それは最初の方のことで時間が経つにつれ、
元に戻ることをくり返していると指摘していました。

つまり長いスパンでみると、
うまくいく例があまり無いということ。

ゆえに、まずは長い時間をかけてやることが、
成功の秘訣なのではないかと考えます。

短期的に体重だけ減らすのではなく、
体の中に摂取したエネルギーを
効率よく燃やす体に作り変えることを目指します。
いままでマスタングを運転していたのを
トヨタのビッツに変えるような…
(これは大げさでした!)

ガマンはしますが、無理はしません。

ゆっくりと18才から20才のころの体重に戻します。
なぜならこの頃、骨格形成が完成し、エネルギーの処理能力、
ホルモンバランス、酵素分泌、PHのバランス等、
その体形に合わせて均衡を保つように
脳がインプットするからです。

これを広義で恒常性、ホメオタシスといいます。
やせたり、太ったりするとその均衡が崩れ、
さまざまな疾患が生じるのは
今日の成人病などを見ると解りますよね。

食は最大の楽しみともいえるので、
無理をしないとなると、楽しみながら減量という
“静かなる戦い”
をしていかなければなりません。

旨味とは脳を麻痺させます。
例えば脂質はβエンドルフィンという
脳内麻薬がでることが解っています。
甘味も止まらない…

静かなる戦い。
戦いは故事に聞きましょう。
孫子の兵法から
「敵を知り己を知らば、百戦して危うからず」
つまり敵(食)の特性、己(自分)の食癖を知れば
余裕だよってこと。

まずは自分の食癖から分析してみましょう。

                 つづく

11.06.2007

肥満と食糧危機  日経サイエンスより 2

先日栄養学を学んでいる友人と話したら、
一つのことが解りました。

栄養学は基本的に西洋医学から発展しているようで、
病気に対処するための食事療法を指すようでした。
つまり事後的に役に立つ療法です。
予防のための食事療法はあまり見かけないそうです。

それは当然なのかも知れません。
どれが良いのか正解がなく、
抽象的にならざるを得ない(例えば腹八分)からでしょう。
時代が進み、食べ物も多国籍化していますし。

正解が無いがゆえに無数の
“体に良い物が”
が生まれ、そして消えていき、
虚しい物語が造られるのはよくありますよね。

Neo-Activismではその予防(未病)に取り組んでいきます。
ダイエットも絡んできます。
かなり低い位置から出発するのでお見逃し無く。


ところで昨日の続きで、雑誌の総括と気になる点。

この雑誌は世界での肥満の増加、
未だ多くいる貧困層の食糧問題が主体にあります。

肥満は貧困国で確実に増えていくことでしょう。
ファーストフード、炭酸飲料、調理油、食肉、砂糖等
豊かになるための最初の一歩は、
これらが身近にあるという基準があります。

先進国においても肥満は増えますね。
飽食ですから。

さて貧困層の食糧問題で
この雑誌が取り上げていたのが遺伝子組み換え作物。
*遺伝子を操作して、ある害虫に食べられない遺伝子
 を組み入れたり、除草剤に強い遺伝子を組み入れたり、
 生産性を上げるために開発された種子。
 ちなみに次世代の種から芽は出ない。

この雑誌は遺伝子組み換え作物が世界の食糧生産をあげ、
貧しい消費者に安値な食糧を届けることができる、
と肯定的で推奨もしています。

確かに否定できない事実です。

遺伝子組み換え作物は飛躍的に成長し、
貧しい人達に食べ物を供給しています。

代替エネルギーへの転換として
さらに遺伝子組み換え作物が伸びることでしょう。

さて、ここで提唱したいのは、
種子ビジネスという存在があるということです。

近年着目していましたが、
最近インドの科学者 ヴァンダナ・シヴァ著
(現代のレイチェル・カーソンのような人です)
「食糧テロリズム」
を読んで、
さらに奥深い事情が隠されていることを知ることとなりました。

種子会社が種子開発を独占して、
さらにその種にだけ効く農薬を売っている事実。
そのえげつないやり方…
http://www.daichi.or.jp/katsudou/idenshikumikae/schmeiser_keikoku/index.html

http://homepage.mac.com/amanedo/genkou/idensikumikae.html

参照

何が良いのか、悪いのか、ここでは置きます。
こういう事が起きています。

ちなみに私は
“食べ物”=“エネルギー”(栄養価だけでなく)
という式がありますから、
単純に次世代に芽が出るほうを選びますね。

上記について気になったのと、
ストレスと過食について触れていなかったのが残念でした。
以上です。

11.05.2007

肥満と食糧危機  日経サイエンスより 1



時間がなかったので、とても急いでいました。
本屋に入り、
目当ての雑誌をガバッと掴んでレジに持って行きました。

初めて購入の雑誌。
店員が「はい、1400円です」
といったとき、その値の微妙な高さに一瞬たじろきました。
しかしもう遅い。
私はそこで、
「ああ、結構です」とは中々言えない。

そろそろNeo-Activismのテーマに
“食”を載せていこうと思っていたところ。

折角なので、ここから始めましょう。

雑誌に赤線を引いたところをここに書き出して復習し、
さらに自説を付け加えていきます。

○農業生産は世界人口を十分に養える水準だが、
 未だ8億人が飢えている。

  どこかで余っているということ。
  誰かが多くとりすぎているということ。

○栄養主義は健康促進に結びつかない場合がよくある。
 今後は味が良く栄養価の高い有機食品など高品質の食材を
 購入することによって
 “もっとお金を払い、食べる量を少なく”することが大事になる。
 
  こういう考え方、嫌いではないです。“高級”の価値観、
  “豊かさ”の価値観が大きく変わろうとしています。
  もしかしたらそうした視点を変えることによって、
  しんの健康が生まれるのかもしれません。 

○乳製品は好きならば取ればよい。栄養学的には
 特に必要でない。なぜなら牛自身は離乳後牛乳を一切
 飲まないのに骨は400kg 以上の体重を支えることができる。
 つまり主食の草に含まれるカルシウムで
 十分な量を取れるということ。

  食品は健康の名のもと売られることが多いですよね。トクホ
  食品はきっといいものなのでしょうけど、過信はできませんね。
  日本の土壌はカルシウムを外国ほど多く取れないので、
  海藻を良く食べるようにします。

○途上国で行われた研究では、発育中の小児に少量でも
 肉を与えると健康が改善されたという証明がある。

 日本の食生活が変わり、そして医療、薬の発達が寿命を
 伸ばしていることは事実。何がよくて何が悪いのか、
 極端に断罪してはいけませんね。
 摂り過ぎ、食べ過ぎは良くありませんけど…

○途上国では食の格差が広がってきて、肥満や糖尿病が
 増えてきている。

 グローバリズムによって確実に貧困は減ってきていますが、
 偏りがあるのも事実。収入一日一ドル未満でガリガリの人と
 肥満で糖尿の人が近くにいる事実…
 あまり知られていませんね。

甘味料が添加された飲み物の一日あたりの消費量は
 約200Kcal増えてきた。これは1980年前半以降の
 肥満率の上昇と軌を一にしている。

 ダイエットの小さな一つとして、甘いジュースを控えるのが
 ありそうですね。砂糖相当入ってます

                  つづく

 *以上は全てアメリカの記事です。

 

11.03.2007

拇指対立筋と脳の進化

手のひらを自分に向けてください。
親指を自由に動かします。

どのように動いているか観察してみましょう。

曲げたり、伸ばしたり。
人差し指にくっつけたり、離したり。
小指と合わせることもできます。

サルは一軸性、
つまり親指と他の四指は同じ動きになります。
曲げて伸ばす。

人間が道具を使うようになった頃、
“つかむ”という一軸性の動きは進化し、
小指の方に近づけられるようになりました。
それは“にぎる”という行為の獲得です。

その獲得は人間の脳を飛躍的に進化させました。

なぜならここに無限の可能性があるからです。

石を削って、動物の肉を解体したでしょう。
住居を作るためにカヤを組んで屋根にしたでしょう。
履物を作るためワラで編んだでしょう。
魚を釣るために針を作ったでしょう。
着物を作るために縫ったでしょう。
書くものを作ったでしょう。

きりがありません。

ごく自然に湧き起こる生活の向上。
まずは便利な物を造ることが大前提です。

可能性が広がったことにより、
あれこれ“考える”ことが多くなりました。

つまり拇指(親指)の動きの進化は、
脳の進化と深い関係があるのです!

だから、ここが詰まると脳の動きも鈍ります。
揉んで緩めましょう。

その動きをもたらす筋肉は難しくなりますが、
拇指対立筋、拇指内転筋、短拇指屈筋
となります。
だいたい親指の付け根の膨らんだところです。

ツボでいうと、魚際(ぎょさい)、合谷(ごうこく)
となります。

人差し指と親指の間に
反対側の人差し指と親指をはさんで、
両側から圧をかけてモミモミしましょう。

これで脳も活性化!

11.02.2007

マイノリティーはもう吠えない 5

今日もY君に付き添って歩きます。

そこで少し待ってみました。
すると向こうから小学生4人が歩いてくるではありませんか!

Y君は彼等だと確信しました。

さあ、本番です。

気持ちの準備はできていなかったのでアドリブです。
これは今まで楽しんできたライブの世界、
つまり即興で対処していきます。
アレコレ考えても仕方ない。

呼吸を整え、なすがまま任せます。

Y君を通り過ぎた後、私とY君で板ばさみにしました。

みんな小さい。
小学二、三年生。

「君達、この人を通せんぼしたよね?」

案の定リーダー格が
「知らない」
と答えました。

それなりににらみを利かせて、
「この人がやったと言っているんだけど、どうなの?」
と聞くと、早くも一番年下だろう子が、
「ゴメンなさい」
と謝ってきました。

しかしリーダー格の小学三年生は一筋縄ではいかないようで、
フンと我関せずな様子でした。
私の直感で、この子にターゲットを絞ることにしました。

「名前教えて」

「○×△□」

ここで一つの言質を得ます。

激しく怒るでなく、静かににらみを利かせました。
「この人はね、君達が通せんぼしたことで傷ついたんだよ」
「解る?」
「そんなことしちゃいけないよ」

しかしリーダー格はあまりこたえない感じだったので、
「名前覚えたから。次同じようなことしたら、
親に言うし、学校にも言うから、解った?」

というと、年下の二人がおもむろに泣きだしました。
「ゴメンなさい、ゴメンなさい」

しかしリーダー格はチョロチョロしていたので、
「お前どこ見てんだ!」
と目をギュッと見つめました。

するとY君が重い口を開きました。
普段はバカにされるとのコンプレックスから
無駄な言葉を使わない彼が、

「こんどやったらわかってんだろうな、
もしろうじんとかみかけたら、てをかすんだぞ!」
ゆっくりながら、しかし重みを持たせて…

小学生は聞く準備ができていたので、
Y君が言い終わった後、
「本当にゴメンなさい」
と涙ながらに訴えていました。

この状況がないまま、Y君が言葉を発していたら、
バカにされていたかもしれません。
しかし聞く状況にあった子供には

しっかりと通じるというのがわかりました。

それは声でなく、細胞に響く波動でした。
その波動は大いなる咆哮でした。

今後これを教訓に生きてほしい、

そう願います。

Y君はその後
「さくせんせいこうですね」
と喜んでいました。
Y君の顔が緩みました。

念のため、来週もどうなるか見るつもりです。