先日栄養学を学んでいる友人と話したら、
一つのことが解りました。
栄養学は基本的に西洋医学から発展しているようで、
病気に対処するための食事療法を指すようでした。
つまり事後的に役に立つ療法です。
予防のための食事療法はあまり見かけないそうです。
それは当然なのかも知れません。
どれが良いのか正解がなく、
抽象的にならざるを得ない(例えば腹八分)からでしょう。
時代が進み、食べ物も多国籍化していますし。
正解が無いがゆえに無数の
“体に良い物が”
が生まれ、そして消えていき、
虚しい物語が造られるのはよくありますよね。
Neo-Activismではその予防(未病)に取り組んでいきます。
ダイエットも絡んできます。
かなり低い位置から出発するのでお見逃し無く。
ところで昨日の続きで、雑誌の総括と気になる点。
この雑誌は世界での肥満の増加、
未だ多くいる貧困層の食糧問題が主体にあります。
肥満は貧困国で確実に増えていくことでしょう。
ファーストフード、炭酸飲料、調理油、食肉、砂糖等
豊かになるための最初の一歩は、
これらが身近にあるという基準があります。
先進国においても肥満は増えますね。
飽食ですから。
さて貧困層の食糧問題で
この雑誌が取り上げていたのが遺伝子組み換え作物。
*遺伝子を操作して、ある害虫に食べられない遺伝子
を組み入れたり、除草剤に強い遺伝子を組み入れたり、
生産性を上げるために開発された種子。
ちなみに次世代の種から芽は出ない。
この雑誌は遺伝子組み換え作物が世界の食糧生産をあげ、
貧しい消費者に安値な食糧を届けることができる、
と肯定的で推奨もしています。
確かに否定できない事実です。
遺伝子組み換え作物は飛躍的に成長し、
貧しい人達に食べ物を供給しています。
代替エネルギーへの転換として
さらに遺伝子組み換え作物が伸びることでしょう。
さて、ここで提唱したいのは、
種子ビジネスという存在があるということです。
近年着目していましたが、
最近インドの科学者 ヴァンダナ・シヴァ著
(現代のレイチェル・カーソンのような人です)
「食糧テロリズム」
を読んで、
さらに奥深い事情が隠されていることを知ることとなりました。
種子会社が種子開発を独占して、
さらにその種にだけ効く農薬を売っている事実。
そのえげつないやり方…
http://www.daichi.or.jp/katsudou/idenshikumikae/schmeiser_keikoku/index.html
http://homepage.mac.com/amanedo/genkou/idensikumikae.html
参照
何が良いのか、悪いのか、ここでは置きます。
こういう事が起きています。
ちなみに私は
“食べ物”=“エネルギー”(栄養価だけでなく)
という式がありますから、
単純に次世代に芽が出るほうを選びますね。
上記について気になったのと、
ストレスと過食について触れていなかったのが残念でした。
以上です。
0 件のコメント:
コメントを投稿