6.28.2008

エロコンはその魅力で引き寄せています。

しっかり生きています。

エロコン
http://neo-activism.blogspot.com/2008/01/blog-post_2626.html
色気をムンムンはなっているのか、
その魅力でグイグイ引き寄せています。

たくさんの小動物たち…

ナメクジは毎朝開ける度に土の表面にたくさんの
キラキラした足跡をつけています。

蟻んこ
だんご虫
コバエ
名の知らない羽虫…

朝開ける度にその多さにビックリしますが、
エロコンはその魅力で彼らを引き寄せ、
分解させているのでしょう。
勝手にそう思うことにしています。






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6.25.2008

東北巡礼 5 マイ山・岩木山に誓う

私には信頼する山があります。

岩木山
青森の津軽にあります。

アメリカのネイティブの
ビジョンクエスト(彼らの成人式のようなもの)に憧れて、
自分もビジョンクエストをしようと、
その儀式に必要な自分の心寄せることのできる山を
日本一周して探しました。

山の中腹から望む
白神山地の山々はきれいに整列し、
皆、岩木山の下に集っているかのようです。
そんな頼りがいのある岩木山に一目ぼれです。




岩木山に会うのはこれで三度目ですが、
前回、4年前は脚の障害者となって初めて
実社会に出ようという時だったので
ただひたすら頑張っていくことを誓いました。

今回は自分のこれから進む道が明確になったので、
その道に邁進していくとこを誓います。
そして平和の祈り…

いつもは岩木山神社でおまいりしたり、
眺めのいいスポットで瞑想したりして、
岩木山に親密な関係を求めていましたが、
今回は何と、頂上を目指します!

1625メートルある岩木山は
岩木山スカイラインで8合目まで行くことができます。
かなり強引に道を作ったらしく、
その蛇行するイロハ坂具合は助手席にいる者を
意図も簡単に酔わせてしまいます。

9合目まではロープウェイ。
それも恐怖の急勾配。
よくぞこんなところに作ったものです。



頂上まではおよそ40分。
往復で1時間半かかります。



なめてました。
恐ろしい。
下を見ることができないくらい傾斜があり、
一つ一つの岩がとても大きい…
左足に一抹の不安を抱える私は、
慎重に、慎重に、
その先の導線を確かめながら進みました。



帰りのことが頭をよぎります。
これ降りるのか?

いやいや、これからの人生がこれにかかっているのだ!

こんな大げさなやり取りをしながら、
頂上にやっとのことで辿り着きました。
峻険ゆえ眼下はまるで断崖絶壁。
腰が引けまくります。

岩木山神社の奥の院にお参り。
これから進む道を告げ、平和を強く願いました。
なぜか鐘があったので、
登頂を知らせるため思い切り鳴らします。



霞んだ、ぼんやりとした雲がすぐそばに来ていたためか、
音はすぐに飲み込まれていきました。
残音はとどろかず。

しかし私の心は晴れ晴れとしています。
岩木山は今後の私をじっと見守ってくれるでしょう。
そんな気がします。

下りは思ったよりも楽でした。
気は抜けませんでしたが、脚が軽かったです。



空腹を満たすため岩木山を見ながらスパゲティーを作ります。



岩木山の麓にある嶽(だけ)温泉へ。
源泉かけ流しの硫黄臭の温泉で
さらに岩木山と一体化します。



しばらく会うことはないでしょうが、
いつしか経過を報告しにきたいと思います。

リンゴ園から見る岩木山。



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6.24.2008

食から自然のリズムを

初めて梅干を漬けてみます。

紀州南高梅を取り寄せました。
最初は質の悪い梅で試しに…とはいきません。
私のクセと言いますか、
初めてチャレンジするものには
最大限の感動を求めてしまいます。

何事も一発目!

何か、心が弾みますね。
完成まで二ヶ月ほどをかけ、
途中天日干しを連続二日間したり、
(二日晴れの日を選ばないといけません)
赤紫蘇がちょうど成ったときが、
まさに赤紫蘇の入れ時だったり、
自然のリズムと深く関わりあい、それを生かすのです。

一昔前は当然のことだったのでしょうが、
これこそ健康なんだなと感じます。
おいしい梅干漬けて、お結びを作ろう!

さて、届いた梅は
おおぶりで少し赤みがかった山吹色をしています。
熟れた甘酸っぱい匂いがぷーんと広がります。
つい食べたくなってしまう…



洗った梅をよくふき、爪楊枝でヘタを取ります。



色々作り方を見ていると、
一番厄介なのがカビが生えてしまうことらしいので、
使用するボール、容器はエタノールで消毒します。



一つのボールに焼酎をいれ、
梅全体につけます。



もう一つのボールには塩をいれ
天ぷらの衣のようにまぶします。
今回は梅の重量に対して19%の塩を使います。
梅3kgなので塩が570g。



容器のそこに塩を敷き、
まぶした梅を順番に入れていきます。
一段できたら塩をふりかけ、
またその上にまぶした梅を並べていきます。



塩をどれだけ先に入れるか配分が難しい。



梅がギリギリ入りました!
キレイに納まり、得した気分。
これから楽しみですね~



次の日、
すでに梅酢が3分の1ほど染み出ていました。
顔がほころびます。



重石を乗せるか、乗せないかで迷いましたが、
今回は乗せないで、
たまに容器を横にして
梅酢を浸す戦法を取ってみます。

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6.21.2008

インフレだろうとニセモノはいりません

ご存じ原料高。

BRIC’sを含め新興国による商品の需要が旺盛なこと。
行き場の失った流動的な資金(主にファンドによる)が
株から商品にシフトしていること。
代替エネルギーと見栄えのいい名前を付けて、
食べられる物を燃料に変えてしまい
食料そのものがひっ迫なこと。

ジム・ロジャースが数年前に予想したとおり、
現物に資金が向かっています。

そんなわけで高くなった原材料を
代わりのものに変える動きが出てきています。

先週の日経にこんな記事が出ていました。

これまで銅線として使っていたものをアルミ線に。
レアメタル(希少金属、コバルトなど)を使わない
燃料電池の開発。
植物性油脂やデンプンを混ぜて、
業務用チーズやバターに近い風味を出せる代替素材を開発…
等々。

ん?

チーズやバターに近い風味を出せる代替素材?
何ですか?それ?

工業製品は仕方ないとして、
チーズやバターの代替って一体なんだろう?
単純にもとの素材に都合のいい材料を水増しして作った、
バター風、チーズ風って感じの食べ物ですか?

高くなったら有り難味を持ってたまに食べればいいのに。
わざわざそれに似せたものを安く提供しようとするのは
安易なことではないですか?

日本はそこらへんの規則がゆるい。

本物志向でいきましょうよ。

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6.18.2008

晴れる屋からの一歩 3  自閉症って?

晴れる屋のメンバーは
主に知的障がい者とされる人たちからなります。

大きく自閉症、ダウン症候群に二分されます。

まずは自閉症から。

「自閉症」
私はこの文字からどんな症状なのか勝手に推測していました。
しかし、メンバーと触れた時、
大きく誤解していたと気付かされます。
彼らはむしろ
「自開症」
とした方が理解しやすいと思ったのです。

自分の今ある感情、したいこと、思い出したこと、
その瞬間に頭を支配したことが、
そのまま、何の飾りもつけないまま表に出てくるのです。

調べてみますと、
その定義にコミュニケーション機能の障害があげられます。
ここには個人差があるのですが、
全く言葉のキャッチボールができない人から
キャッチボールはできる人まで幅広くいます。
しかしキャッチボールができなくとも、
こちらの意思は伝わり、
共感されたり、無視されたり、
こちらの意思に自分の意志で応えてきます。
(その意志の強いこと!!!)

たとえキャッチボールができても、
興味が狭く、一つの事だけに固執していたり、
協調的に何かを生産することができなかったり、
いわゆる平均的な社会では、
どうしてもその輪から飛び出してしまいます。

それがどうした?

そうです。
彼らは何も気にしません。
成長過程でもしかしたらイジメにあったかもしれない。
もしかしたら規制の中で
がんじがらめになっていたかもしれない。

しかし晴れる屋で出会った自閉症のメンバーは
伸び伸びとしていて、
自分の個性を惜しむこと無く表しています。
屈託がない。
舞台上に脇役がいず、全員主役を務めているかのよう。
しかし、そんな中でも他人との距離感をつかんでいる感じ…
(ここはまだ観察の域で、確信はありませんが)

だからこちらもストレートにあたっていきます。
余計な小細工はむしろ見透かされてしまうでしょう。

そんな彼らとコミュニケーションをとっていると、
仕事が終わった後に心が軽くなるのを感じます。
きっと心が裸になれるからだと思います。
いかに社会でのコミュニケーションが
虚にまみれているかという事でしょう。

そろそろ裸の付き合いしましょうよ。

そういう意味では、
私は彼らを(ダウン症候群のメンバーも含め)
先生と呼びたいくらいです。
36歳になった今、
たくさんのことを彼らから学び取ります。

近い将来、
この病んだ世を癒してくれる救世主となる日が来るでしょう。
間違いありません。

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朝、目が覚めて、
肩のだるさから不機嫌になっているあなた…

爽快に目を覚ましたいのに、
どうにも疲れが取れていない。
むしろ寝たことによって肩こりがひどくなっていると感じている。

そんなあなた、
もしかしたら枕が合っていないのかもしれません。

一日の4分の1~3分の1程を共に過す枕。
つまり人生の4分の1~3分の1の付き合い。
だから、いいものを選びたい。

クビの形状は7個の椎骨が重なっていて、
普通は前に凸のアーチを描きます。
このアーチは人によってそれぞれで、
アーチが深い人もいれば、フラットの人もいます。

この形状に枕が合っていることが望ましい。

市販のどんなにいい素材を使った枕でも、
結局自分のアーチに合っていなければ
不快な朝が待っていることになります。

そこで行き着くのがオーダーメイド枕。
最近よく見かけますね。
自分のアーチをしっかりと計ってもらうことができるので、
後は素材さえ良ければ、
毎朝気持ちよく起きることができる。

しかし、値段が高い。

そこで私は値段が安く、
自分のアーチに合う即席オーダーメイド枕をお勧めします。

それは、そば殻枕。
この古くからある、おなじみの枕がオーダーメイド枕に変身。

大概のそば殻枕はパンパンに詰まっているので、
まずは中身を5分の1ほど抜いてみます。
そうすると少しフニャフニャ感が出てきます。
仰向けになり、その枕に頭を乗せてみます。
後頭部で軽く枕を押しながら首を右、左に何度かひねります。
すると、自分の首のアーチが枕に形状されるのです。

もしまだ高ければ、少し抜きます。
これを何度かくり返して自分に合った形を探ります。
いきなりいっぱい減らすのではなく、
少し減らして一夜過してみるのがいいでしょう。

どこかに自分に合った量があるはずです。

これで朝の不快も解消!
お試しあれ!

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6.16.2008

ゆるゆる手作り工房 2 

ゆるゆる過ぎて、なかなか進まなかった手作り工房です。
しかも今回は、間違えて逆に縫ってしまったり
布が足らなくなったりで、すんなりとはいきませんでした。
ゆるゆると言っても、サイズがあるものは測って作らないと
いけないようです・・・(教訓)

ペットボトルの入れ物を作りました。
だんだん暑くなっているので、飲み物は持参することに。
経済的ですし、ゴミも減らせます。

私は母が作ってくれたペットボトルホルダーを持っています。
亡くなった祖父のネクタイをリメイクしてくれました。
布っていろんな形に変化ができるんですね。
大切な人の持っていたものを、こうして使わせてもらえる。
感慨深いです。

なので、今回の作品はKazooさんにプレゼントです。
まずは布の選定。
今回もお世話になっているNさんからいただいた布を
使います。

最初はこの組み合わせだけで作るはずでした・・・
ピンクの布は紐通しの部分、紫の布が裏地の布です。



そして、途中で計画通りにいかないことが判明!
裏地が足りません!!
なので、ピンクの布も足して底のある袋を作ります。



同じように表地も袋状にして、裏地と縫い合わせます。
紐通しの部分は、表地と同じ布に変更しました。

完成。
結局少し大きすぎたかも・・・(反省)
大事に使ってください。



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6.14.2008

時事アレコレ いいぞ!京都市

地方分権は世の流れ。
日本はそう遠くないうちに道州制になることが予想されます。

道州制
小さな政府とも言いますが、
通貨や外交など、国として関与しなければならない事
以外のことは地方に裁量をまかせることを意味します。

教育、医療、福祉、税金のシステム等を
地方独自のやり方で進めることができるということです。

これまではどの地方都市にいっても横並びで、
東京に右倣えのような街づくりになっていました。
田舎に行けば文化は残っているのですが、
地方都市はあまりにも発想を放棄したように感じられます。

旅人からすれば、いいもの魅せてよ!
って、いつも残念に思ってしまいます。
本当はいい物をたくさん持っているのに分かってない…
うまく活用することができない…

さて、道州制になると必然的に人民が
その州から離れないように魅力を売っていかないとなりません。
(これくらい政府が裁量を渡さないと
 道州制の意味がないのですが)
税金が取れなくなるからです。
つまり一般の企業のように、
州という商品(魅力)を売っていくということなのです。

ある州は税金は高いけど医療・福祉は充実している。
ある州は循環システムがすぐれている。
ある州はそもそも税金が安い。
ある州は芸術に力を入れている。
ある州は農業に力を入れている…

だからあの州に引っ越そう!
そんな気にさせてくる環境がほしい。
大昔は民族移動は当たり前だったのに、
今は腰を下ろす定着型。
これから新しい形の移動型(自由に州を選べるという)
になるのも面白いかもしれない。

知恵を出して都市を面白く!

ところで京都市はかなり進歩しています。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080613AT1C1200A12062008.html

これは景観やCO2排出量だけの話ではありません。
非行、犯罪、心の問題…
現代の闇の大本ともつながっています。
大胆にやりますね、京都市。
追随するところも増えるでしょう。

太陽とともに生きましょ!

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6.13.2008

東北巡礼 4  青池の神秘と不老不死から見る落陽

四方を見渡せる程の大きさの湖に
神秘を感じることがあります。

代表が摩周湖。
時おり霧が湖を覆い、全く見えなくなったり、
霧が徐々に消えていくと、
透明度の高い湖が眼下に広がるという、
自然の演出がふるっている、素晴らしい湖。
道東は最高ですね。

気になっていた湖、十二湖の青池に行ってきました。
十二湖は白神山地にあります。

森の奥深くに、その名の通り小さな湖が点在します。
うっそうとしている森の奥、
ブナの葉のドームに包まれ、その湖はありました。


青池
20メートル×20メートル
位の大きさのその湖は、澄んでいるけども、しっかりと青。
水面に鏡のようにこちらを映し出します。
これこれ!
グイッと引き寄せられ、時間を失います。

説明ではその透き通った青の説明に
「水に青インクをたらしたかのよう」
とありました。その通りです。

15分ほど下山すると、すぐに青森県深浦町へ。
余談ですが青森県でも日本海側に位置するこの町から、
力士が多く生まれています。
因縁ですね~

不老不死温泉に行ってきました。
http://spa.s5.xrea.com/broom/aomori/furoufushif.htm

茶色の鉄の味が濃い温泉。



西側なのでちょうど夕日を見ることができました。
日本海に落ち行く太陽。
いつもありがとう!



太陽がまさに遠くの縁に落ちようとしている瞬間、
ユラユラと最後のダンスをしているように私には見えます。
あの揺らめく太陽が好きです。






また明日!


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6.11.2008

東北巡礼 3 出羽三山

ここは修験道の東北の巡礼地。

紀伊半島の熊野三山と似たところもありますが、
熊野三山が神話に基づいた在り方に対して、
出羽三山は神よりも仏に根ざしたあり方のように感じました。

本地垂迹(ほんちすいじゃく)
簡単に言いますと、
インドの仏・菩薩が人々を救うために、
さまざまな日本の神の姿となって現れたことをさします。
神仏習合をより理論化したもの、
もしくは仏教優位を理論的に成り立たせたものといえますね。
これは明治に入り、廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)
によって逆転してしまいますが…
いかにも日本的な解釈です。

しかしながらここの三山の持っている物語性は
とても興味がそそられます。

まずは国宝、五重の塔。
京都や奈良にあるならば、
「ああ、すごいな~」で終ってしまうのですが、
この五重の塔は羽黒山の中腹、
森の深いところにただ一人、ひっそりとたたずんでいる。
寂しさも感じられず、森の木々と同化しています。



「こ、こんなところに、何故に?」

昔の人の、名付けて、「わざわざここに?建築物」
宗教心の大きさを物語っています。
これぞ山岳信仰。

出羽三山神社で祈祷を受けました。
世界の平和を祈願します。

不都合があり、残念ながら月山には登れませんでした。
幸いなことに出羽三山神社に月山神社も合祀されていたので、
一般的なおまいりはできましたが、納得はいっていないので
月山登頂は夏に再チャレンジです。

神社のすぐ隣にある宿坊
「斎館」に泊まりました。

昔から修験者が利用していたという由緒ある宿坊。
精進料理(魚が入っていましたが)をいただきました。
山形はちょうど山菜の時期だったので、
山の幸をふんだんにいただきました。
素敵なタイミング。

次の日、出羽三山の奥の院、湯殿山神社へ。

それまで三関三渡の考え方、
http://neo-activism.blogspot.com/2008/05/blog-post_28.html

五重塔などで本地垂迹があり、仏教的だったものが、
この湯殿山神社では完全に
日本の原始的な宗教に戻ってしまいます。

湯殿山神社
ここは本殿がなく、ただ巨石(イワクラといいます)が
御神体として祀られているのです。

入り口で御祓いを受け、裸足で入ります。
三メートルほどもあるイワクラ。
その上方から湯が沸き出でてイワクラ全体に注ぎます。
泉質に鉄分が含まれているのかは 分かりませんが、
それによってイワクラはオレンジの濃い茶色のような、
なんともいえない色をしていました。

とても巨大でその存在感は圧巻だったのですが、
周りにお守り等を売る店が
ごちゃごちゃしていたのが残念でした。

五重塔から始まり、
山々を駆け巡り最後に辿り着くのが、ここ湯殿山。
イワクラを拝み、
そこから沸き出でるお湯に脚をつけて、
その長い物語、修行を終わらせていたのでしょう。

出羽三山
奥の細道、さすがに壮大で奥深い。


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6.10.2008

村づくり妄想委員会

第一回村民会議について、書記・田中マイコの報告です。

来ていただいた皆さん、本当にありがとうございます。
小春山の家のご協力の下、おいしい食事をいただきながら
いい会議ができました。

第一回目は村の理念、理想、場所、
実現させるためのステップなどを
話し合おうと思っていたのですが、
現在の社会における問題を提議するに留まりました。

今回集ってくれた村民の方たちは、特に食に対する
関心が高かったです。
農業、生活習慣病などについての持論が展開されました。
また、国(政治)に対する問題点も挙げられ、
障がい者への支援の未熟さも語られました。

そこで見えたもの。
私たちは、自分のフィールド以外の実態を知らなさすぎる
ということ。
今回の村民会議では、
普段はあまり触れることのできない情報を共有できました。
これも、さまざまな立場の皆さんが集ってくれたからこそ。

村という形態については、
場所を定めることが難しいという現実があります。
こちらが気に入っても
既に住んでいる方たちに受け入れてもらえるのか・・・
もしくは、新たにイチから村をつくれるのか・・・
さまざまなやり方、可能性があると思うのです。

これについては、追々考えていきたいと思います。
そんな中で、
まずはバーチャル村でいいのでは!?
という提案に乗ってみようと思います。

同じような価値観を持つ人たちがいるという安心感、
帰属意識。
それをかなえる場所をつくろう!

というわけで、ミクシィのコミュニティを立ち上げました。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3418382

※コミュニティの写真については触れないであげてください。

妄想、しかし本気で議論し合いましょう。
楽しい村をつくるために、皆さんご参加ください。

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6.06.2008

東北巡礼 2 ROUTE 103

これほどまでに運転がワクワクする道があるだろうか?

国道103号線
青森から十和田湖へ抜けるこのルートを考案した人は、
後世に偉大な遺産を残しました。

道…
ただの交通インフラとしてみると味気がない。
しかし、車窓から見る景色と一体化した建造物としてみると、
それぞれ独特の顔があります。

・阿蘇山を左手に見てなだらかなUP&DOWNをくり返す
 国道265号線

・秋吉台を突っ切る、秋吉台道路

・左手に宮崎日南海岸、路肩にヤシの親玉フェニックスを
 見ながらの国道220号線

・本州最北、竜飛岬に通じる国道339号線

これらは私のお勧めする景色と一体化した道路です。

その中でも103号線は特上の建造物といえるでしょう。

青森市を抜けると、みるみる建物が減っていきます。
しばらく登りが続きます。
雲谷を越えたあたりから面前に
八甲田山がドカーンと現われます。

まずは萱野茶屋
緑の草じゅうたんが広がる
この高原から見る八甲田山はとても勇ましい。




その後、八甲田山麓の酸ヶ湯温泉が見えたので、
一風呂浴びます。
http://www1.odn.ne.jp/~sukayu/

舐めてビックリ。
本当に酸っぱいのです!
今回三つの温泉に入りましたが、
ここが一番のお気に入りです。



酸ヶ湯を出、猿倉温泉を越えたあたりから
ブナ原生林ジャングルに突入します。
ブナはまるで竹のように整然と真っ直ぐに伸びています。

屋久島のことを思い出しました。
杉を中心としたあらゆる植物が、
我のみ生存の資格者といわんばかりに光を求め、
争っているように私の目に映りました。

ある者は大きな木の枝に根を下ろし、
ある者は石の上に根を下ろし、
ある者は朽ちていきそうな木に
覆いかぶさるように根を下ろし…

光さえあればどこでもいい。

その森の中は常に霧に包まれ、
コケの深い緑が霧で霞み、
ヒンヤリとした怪しい感覚におそわれます。

それに比べ、ブナの原生林はきちんと整列している。
細いのから太いのから、
まるで助け合っているかのよう。
森を覆うブナの葉が光のフィルターとなり、
森の中は黄緑そのもの。
黄緑の原色は常識ではないとされますが、
ここでは黄緑の原色が存在します。



これが調和が取れているのかどうかは分かりません。
もしかしたらブナは長い年月をかけて他の種を駆逐し、
ブナだけの世界を創り上げたのかもしれない。
強い種だという事は分かりました。

ブナの森を越えると混合種の森に変わり、
道の脇に川が流れ始めます。
ここから奥入瀬の始まり。
土手などなく、ただ道に沿って渓流があり、
それが長く続きます。



ここは観光地になるだけあって景観は素晴らしい。




森のトンネルが終わり、十和田湖が目の前に現われます。
それまで視野が限られていたのが、一気に解放され、
十和田湖の美しさに気が奪われます。




国道103号線、
是非鑑賞あれ!


乙女の像。一番いい場所に造られました。あ~



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6.05.2008

東北巡礼 1  新生児よ!何を目指すのか?

1900キロに及ぶ距離を走破し、無事巡礼を終え
先ほど戻ってきました。

三関三渡、巡礼に赴き、
一週間前の私から見事生まれ変わりました!!
・・・なんてことは、ないでしょう。

しかし、この巡礼を経たことで、
新しい部屋に入るためのドアを開けたようです。

今回のテーマ、
http://neo-activism.blogspot.com/2008/05/blog-post_28.html

「生まれ来る子供達とその環境のために生きていく」
について具体的にどう歩みを進めていくのか、
そのカギを見つけ、ついにその重い扉を開錠しました

村をつくりますよ!

和を実現したい…

そのために、この旅の中で大まかな構図を描きました。

○未来の子供達とその環境を常に考えている社会。

○資源があることに感謝し、効率的に使う
  循環型システムを率先して実践する社会。

○個を尊重し合いながらも、関係の網の中に居ることを
  自覚し、調和をはかる社会。(思いやり、愛)

○皆が土に触れている社会。

○楽しい社会。

私ひとりではできません。
このラフな下書きを絵として仕上げるには
皆さんの力が必要なのです。
どう色付けするか、新たなオブジェを加えるか、
何かをデフォルメするか・・・
出来上がりの絵が、最初の下書きと全く違うものになるのも
また一興。

ただ、この信念は変わりません。
集まった仲間でJAMし、村をつくっていきましょう。
これが間違いなく楽しい。

早速ですが、村民会議(村民になるかは自由)を開催します。
日時: 6月8日日曜日、16時より
場所: Kazoo宅
※参加される方は、必ずご一報を。
  食事の手配の関係がありますので。
皆さんの力と知恵なくしては実現しません。
ぜひご参加ください!

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