6.21.2008

インフレだろうとニセモノはいりません

ご存じ原料高。

BRIC’sを含め新興国による商品の需要が旺盛なこと。
行き場の失った流動的な資金(主にファンドによる)が
株から商品にシフトしていること。
代替エネルギーと見栄えのいい名前を付けて、
食べられる物を燃料に変えてしまい
食料そのものがひっ迫なこと。

ジム・ロジャースが数年前に予想したとおり、
現物に資金が向かっています。

そんなわけで高くなった原材料を
代わりのものに変える動きが出てきています。

先週の日経にこんな記事が出ていました。

これまで銅線として使っていたものをアルミ線に。
レアメタル(希少金属、コバルトなど)を使わない
燃料電池の開発。
植物性油脂やデンプンを混ぜて、
業務用チーズやバターに近い風味を出せる代替素材を開発…
等々。

ん?

チーズやバターに近い風味を出せる代替素材?
何ですか?それ?

工業製品は仕方ないとして、
チーズやバターの代替って一体なんだろう?
単純にもとの素材に都合のいい材料を水増しして作った、
バター風、チーズ風って感じの食べ物ですか?

高くなったら有り難味を持ってたまに食べればいいのに。
わざわざそれに似せたものを安く提供しようとするのは
安易なことではないですか?

日本はそこらへんの規則がゆるい。

本物志向でいきましょうよ。

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1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

賛成です