6.28.2009

梅酵素・完成

梅な一日から5日経ちました。

毎日、梅酵素を常在菌を持った手で混ぜ続け
こうなりました。
ブクブク・ドロドロです。
リンゴのような匂いがします。


まずザルで濾して、さらに茶こしで濾しました。


お味の方は・・・
と書きたいところですが、
なんとなく朝に飲みたいね、ということになり
おあずけです。
冷蔵庫で冷やし、明日の朝、水で割って飲んでみます。

常在菌によって味も違うという話も。
田中家の味やいかに!?

そして味見で指についた梅酵素を舐めてみただけで
腸が活発になったような?(思いこみ?)

また体調の変化もご報告していきます。
腸内環境が気になる方、おすそ分けしますよ。

実の方は、さらに種とわけて、ジャムにします。
砂糖を味を見ながら足して
皮の部分を木べらで押しつぶしながら
煮詰めること30分。




酸っぱい、渋い、甘い
が交互に訪れるような微妙な味です。
味が落ち着くことを期待して・・・冷まし中です。

梅シロップで余る実もジャムにできるので
味比べも楽しみです。
5日後には梅シロップも完成します。

ぬか漬けも庭の植物もそうですが、
毎日気になる存在がいるというのは
純粋に喜びを運んでくれます。
生活を立体的にしてくれると言えばいいのでしょうか。
みんな支え合って生きていることを感じさせてくれます。

明日の朝が楽しみです。

人気ブログランキングへ

6.25.2009

荘子

以前、僕の社会復帰に於いて
背中を押してくれた貴重な本が二冊あると書きました。

その時に紹介させてもらったのが、
中村天風

そして、もう一冊が荘子(そうし・そうじ)になります。
脳天が強烈に打ち砕かれ、
それからというもの物事の捉え方が大きく変化しました。

タオ・道
いわゆる老荘思想(老子・荘子)の荘子です。

読後、最初に感じたのが、
アナーキー。
知的なパンク。

とにかく常識を疑えと。
常識って何?
礼って?
道徳って?
決まりって?

人間が考え出した小賢しいルールをまず疑うこと。
そこが徹底的に説かれています。

ルール、それは規律を得るために作られた
大切なものかもしれない。
しかし、そのルールを飲み込んで自己として生きるのと、
ルールという枠(フレーム)に自分を合わせ、
自己を消滅させるのと全く違うものになっていきます。

人は自分の内側から起こる声、
刻々と変化する事象に逆らい、
欲や、周りの意見に左右されたり、
フレームに自分を合わせてしまうことが多い。

当然自然の法則に逆らっているので
無理が生じてうまくいかない。

無為自然
為すこと無く、自ずと然り。

タオは人為的にせずに、
自然の流れを見極めて身を任せよと言います。
そうすればうまくいく・・・

それを邪魔するのは常識や欲。
名声なども人を惑わせると言います。

老子と違って荘子が強調しているのは
認知の仕方ではないでしょうか。

例えば
一本の曲がりくねったみすぼらしい木。

人々はそんな木を見て
「なんて醜い木なんだろう」
と言います。

しかし荘子はこう説きます。
「これが真っ直ぐの木だとしたらどうなるか?
 きっと木材として有用だと切られてしまう。
 しかし、この木はこうやって曲がりくねっていることで
 生きのびている」

常識を疑え。
前から、後ろから、上から、下から・・・
様々な角度から一つの事物を眺めると、
また違った捉え方ができる。

障害者という常識。
僕は障害者になるにあたって、
何か高い壁のあちら側に行き、
不利な生活だけが待っていると思った。

しかし荘子を読んだことにより、
また違った角度から現状を捉えるようになり
様々な利点を発見することとなったのです。

完璧などありません。
現状をどう捉えるかで全てが変わります。

幸か不幸か
それを決めるのはあなた次第。

人気ブログランキングへ

6.24.2009

梅な一日

本日は田中マイコが書きます。

梅が届きました。




8キロ!!よくばり過ぎ?
今年も去年と同じ農園の立派な梅です。
箱を開けたときの甘いさわやかな懐かしい香り。

去年は梅干しをつくりましたが、今年は梅干し3キロ他、
梅酒・梅シロップ・梅酵素にも挑戦です。

梅干し用と酵素用は洗って水気を切り、
梅酒用とシロップ用は4時間水につけておきます。

ヘタを取り、まずは梅干し。
去年の梅は少ししょっぱかったので
(1年経って味に深みが出てきましたが)
今年は塩を18%にしました。
消毒した容器に梅と塩を交互に入れます。

梅酒は3種類。
麦焼酎・泡盛・ブランデーでつくります。
梅1キロにつき氷砂糖を600グラム。
これも交互に入れ、最後にお酒を注ぎます。
3か月~半年で完成。

梅シロップは梅と砂糖(三温糖にしました)を同量。
梅の表面にフォークで穴を開けます。
1日2回ほど揺すって、早く砂糖を溶かすのがコツとのこと。
10日くらい経ったらまた処理をします。

梅シロップは水で薄めて(5倍くらい)飲みます。
夏バテ防止に良さそうですね。
牛乳と混ぜるという飲み方もあるそうです。

梅酵素は梅を潰して、
梅1キロに対し砂糖1.1キロを混ぜます。
毎日素手でかきまぜることで、
手についた常在菌が入り、発酵するそうです。
5~7日続けます。


さらに発酵菌を入れると書いてあるサイトが多いのですが、
なくてもできるようなので、今回は白砂糖のみで。
白砂糖に抵抗がある人でも、
微生物が食べてくれるものなので気にしなくて良いとのこと。
色や味は砂糖の種類によって変わるようです。

手づくり酵素で、免疫力を高めたり、腸内環境を整えたり、
体質改善が促されたりすると言われています。
初めてなので、どうなるのか楽しみです。

そしてこんなかんじで・・・

       写真左側が梅酒3種。上からブランデー・泡盛・麦焼酎
        右側、上から梅干し、シロップ、酵素


梅!うめ!ウメ!

また経過をご報告します。
それぞれ完成したら、味見しに遊びに来てくださいね~


人気ブログランキングへ

6.22.2009

フォーカシングを受けるにあたり

本日は田中マイコが書きます。

以前書いたミンデルのワークにも通じると思うのですが
http://neo-activism.blogspot.com/2009/04/blog-post_07.html
7月にフォーカシングのセッションを予約しました。

心を落ち着けて自分の内部に注意を向けること。
フォーカシングで劇的に変わることを期待するというより、
身体の機微に鈍感な日常の自分を見直す機会だと
今のところは捉えています。

セッションの前に「自分の身体に注意を向ける」
という練習を自分でしてみました。
対象として選んだのはアトピーの痒み。

数年前にひどいアトピーを発症した後、
梅雨時期になると上腕、下腿、頭、顔といった
身体の端の方に一時的に湿疹や痒みが出ます。
その時期と自分の体質の関連についての考察は
今回は横に置いておき、
身体の気になる部分…
この日は頭皮のアトピーの痒みをあえて意識します。

通常は、痒みをなるべく意識から外し、
なるべく触らずに過ごすことで
回復に向かうように努力するのですが、
逆に痒いという感覚にどっぷりつかるようにする・・・
痒みも増幅するし、最初はムズムズ感で嫌になりました。

頭にぼんやり注意を向けつつ呼吸を深く繰り返していくと、
いつしか違う場所にも違和感やイメージが現れて来ました。
アゴの右側に軽いチクチクした痛み。
肝臓あたりにぎゅっと締め付けられるような感覚。
右胸あたりに赤いハイビスカスがあり、
 身体の他の部分を太陽のように照らすような図。

・・・そんな頭以外の部位の変化も受け止めながら、
呼吸をし続けました。

突然襲われたのは、真っ黒な恐怖。
思わず目を開けて、向き合うことから逃げてしまいました。
思い返してみても言い様のない恐怖。
なんだったのでしょう。

少し自分を落ち着けて、また痒みと向かい合っていると、
地平線の様な形状の地に、若葉がぽんぽんぽん…と
次々に発芽するイメージがわいて来ました。
すとんと合点がいったような感覚を持ち、終了しました。

まず自己流で、注意を向けてみた練習なので、
あくまで経過を味わっただけです。
これらの意味を知りたいとももちろん思ったのですが、
身体の奥には、そんなことも存在するのだなぁという
ぼんやりとした感じで良いのではないかと今は納得します。

そして、その日特にひどかった頭皮の痒みは
いつのまにか治まっていました。
二日経ち、また痒みは出てきていますが、
なんとなく平静でいられる気がします。

身体と向き合う機会は、
病いを避ける一助ではないでしょうか。
集中・観察・傾聴。
数値や他人に頼るのではなく、
たまに自分で自分を診る機会をつくってあげる。

前にも紹介した、アーノルド・ミンデルの
『身体症状に〈宇宙の声〉を聴く』という本もありますが、
自分と宇宙がつながることを実感するなんて
大げさなものではなく、
自分の身体の、奥に内に向こうに、何か、ある。
そう感じることで、
救われたり、開いたり、希望がわいたり・・・
そんなことが自然と起こる気がするのです。

フォーカシングに向けての準備段階の報告でした。
専門の先生に誘導されるセッションでは
どんな気づきがあるのでしょう。楽しみです。


人気ブログランキングへ

6.21.2009

食糧の話

先日発表された世界の飢餓人口
今年の上半期で10億人突破ですよ!
しかも増え続けているという・・・

現状を知るための、
なかなか読ませるページを見つけたのでどうぞ。
少しゾッとしますよ。

飢餓の神話を考える

世界飢餓にまつわる12の神話

事実、カロリー的に食糧は大いに余っているのです!

飢餓地域と言われる国でも食糧が輸出にまわっている。

おかしい、何かがおかしい・・・

誰かが余計に儲けていないか?
余った食糧はどこに行くのだろうか?

市場でこれら飢餓地域から安く買い、腹を満たし、
期限切れの食品をいとも簡単に捨ててしまう先進国の住人は
きっと見て見ないふりをしているのだろう。

この問題は一人一人が深く知っておくべきだと思うのです。

今後この問題について
自分なりにできることを見つけていきます。

人気ブログランキングへ

6.19.2009

クーラー効き過ぎ!

電車の中寒い!

まだそれほど夏のけだるい暑さを感じていないのに、
電車の中はクーラーガンガン!

身体の芯まで冷やされます。
まだ扇風機くらいで十分ですよ。

男性の僕でさえこの感覚なのに、
これが女性だったら、
まるで冷蔵庫にいるようなものでしょう。

どうですか?女性のみなさん?

そうでしょう。

ここ何年か気にかかっていることがあります。

それは夏の真っ盛りに
冷えを訴えてくる女性がとても多いのです
夏は暑いのが相場ですよ!

それが足の指を触ると末端がツンと冷えている・・・
末端の血管が収縮して血が巡っていない。

近年女性の冷え性が増えています。
その原因の大きな一つに
夏のクーラーがあると僕は推測します。
夏に冷えていれば、
そのまま冷えを冬に持ち越すのは当然ではないでしょうか。

しかも女性にとって冷えは禁物。
末端が冷えているということは、
お腹が冷えている可能性も高い。
女性にとってお腹(下腹部)は特に大事な場所。
そこが冷えるのはとてもよくない。

冷えと共に婦人科系の疾患も増えています。
この二つに因果関係があるのは
かなり認められるところだと思います。

つまるところ、不必要なまでに
夏に身体が冷やされているということ。

皆さん、企業の皆さん、
クーラーは控えめに。


人気ブログランキングへ

6.16.2009

生長してます

本日は田中マイコが書きます。

うちの庭のひょうたん??のその後の様子です。
予期せぬところから出てきた子たちは
太陽の光と巻きつく場所を求めて空中散歩。
うにか支柱とネットを畑のきわに設置して
かわいいツルが巻きつくように誘引しました。


ネットを捉えるやいなや、毎朝驚く生長ぶりです。

そんな勢いに感心するばかりで
あいかわらず行動が遅いのだと思いますが、
ようやく「摘心」しました。

「枝や茎の先端を摘み取り、
 これを繰り返すことによって伸長を止め、
 腋芽を発生させたり、側枝の発育を促し、
 樹型を整えたり、花をたくさん咲かせることができ、
 果樹や野菜などでは収穫を増やす目的でも行われる」

でも、なんだかかわいそうで。
毎日毎日、先端はネットをすごい勢いで移動し、
ツルは体を支えるために巻きつく場を探していく・・・
その姿を見ていると、手を加える必要があるのか?
とも思っていました。

でも、どうやら収穫を望むのなら
きちんと処理してあげた方が良いようですね。
すでに目安の摘心の時期を過ぎています。
先に伸びた子(お兄ちゃんと名付けてます)は、
横から見るとまるで竜のようにうねっています。
その先端を、摘心です。

調べれば調べるほど、
摘心は収穫というゴールのためには必須のようです。
触れずに生長を見守っていたい気持ちもありますが、
マメに処理をしていこうと思います。

で、果たして出来るのはひょうたんなんでしょうか。。。

              ベルガモット。今年一番乗りで咲いた子


人気ブログランキングへ

6.13.2009

その筋の人?

現代修行・・・
いつどこで人に話しかけられてもいいように、
何気なく構えている訳です。

「さあ、何でも聞いておくれ」

最近は手前味噌ですが、
良い笑みがこぼれているようにも感じています。
毎朝鏡に向かってニンマリしていますからね。

近いうち来るな・・・

今日駅を降りて周辺を歩いていた時のこと。

夏を思わせるような日差しに
「暑い~」
と一人心の中でつぶやいていた。

すると自転車を押した、僕と同い年くらいの男が
「いや~、暑いね~」
と話しかけてきました。

きた。
唐突に沸いたコミュニケーション。
ここは乗っておくべき。

「暑いですね~」

「〇▽%〇×△▲・・・」

「はっ?」
何言ってんのか分からない・・・

「▽×●◎&%$#△・・・」

よく服装見ると普通の人でなさそうだ。
しかし一体何を言っているのだろうか?

すると男はジェスチャーを始めた。

人差し指を耳の下から顎の先まで滑らせ
「あっちの人?ねえ、あっちの人?」
と僕に聞いている。

「はぁ?」

彼は指をしきりに動かしている。

僕はすぐに悟りました。
彼は真っ向勝負、
僕にその筋の人なのかどうか聞いているのです!

何と!
そもそも僕の身なりはジーンズに
普通のストライプのシャツですよ。
そう見えるのは頭の光具合と顔つきだけ・・・

確かに昔は顔が怖いと言われたことも少なくなかった。
しかし最近は気を抜かずに無愛想な顔をしないように、
むしろ訓練の成果をいかんなく発揮するように
心がけていたはず。

なんだか怒りがこみ上げてきました。

訓練の成果が全く出ていないのか?

いや、この人おかしい。
もし僕が本当にその筋の人だったらどうするのだろうか?
僕がその筋の人だったら
「はい、そうです」
なんて答えないだろう。
「それがどうしたんじゃ?われ?」
でしょ。正解は。
目をギンギンに血走らせて。

「ねえ、どこ行くの?」
その筋の人かどうかわからないのに、
行き先まで聞こうといしている。

まさか行き先など言うつもりはない。

正味20秒くらいのコミュニケーション。
は道を曲がり彼は直進した。

その筋の人に見えるのか・・・

現代修行
まだまだ道のりは長いな~と感じさせられる一日でした。

人気ブログランキングへ

6.11.2009

平等再考

おととい電車に乗った時のこと。

夜十時。
多くの人は仕事を終えて帰路についているところ。
一日の疲れがどっと体にのしかかっている。
聞いた訳ではないけど、重い空気感が見てとれる。

偶然に違いないが、
同じように杖を持った初老の女性一人、
そして明らかに脚が悪い男性が一緒に乗ってきた。

さらには80歳をゆうに超えているだろう女性も乗ってきた。

車内は席が埋まっているが、立っている人はマバラ。
座っている誰もが乗ってきた人の状態を知ることができる。

電車は動き出した。
きっと幾人かはとっさに下を向いて狸寝入りしたに違いない。
僕は車中を見渡した。
誰一人席を譲ろうとしない・・・

オイオイ。

脚の悪い男性と、
80歳過ぎの女性は明らかに座ったほうが良い。
目の前には優先席。
座っている人達はどう見ても健常者・・・

しかし、先入観はいけない。
どこかが悪い場合もあるから。

それにしてもおかしい。
僕はやるせない気持ちと、怒りがないまぜになり、
現状の社会はやっぱり病んでるなと
改めて思うのでした。

次の駅に差し掛かったところで
男性が80歳過ぎの女性に席を譲ったのは、
あの場において救いでした。
もっと早く!
勇気を出して!!!

気持ちが落ち着いてきて、ゆっくりとこの状態を眺めていると、
「これ、ある意味平等じゃん」
と思うようになりました。

老若男女、身分を問わず誰もが平等に権利がある・・・

戦後の平等教育はしっかりと皆の精神に浸透し、
いつでもどこでも平等=あたりまえが出来上がったのだ。
スゴイ、成功じゃん!

ってわけない。

確かに明治時代以前のように、
出自で階級差ができ上がるのはおかしい。
戦前のように男だけが力を握っているのも不自然。

人として生まれたら、魂は平等です。
そもそも魂レベルでは誰が優劣をつけられるでしょうか。
とにかく魂は平等です。

僕の考える無条件な平等はここまで。

人間としての社会性、
コミュニティー間では「平等」の概念が変わります。

等しく平ら

押し並べて一緒ではありません。
各々のスペシャリティーが相補しあって
調和が取れるということです。

例えば電車の中で
平均より体が発達していて強い人が席を立ち、
脚の弱い老人に譲ったとします。

その体の強い人は万能ではありません。
できないこともあります。
そのできない穴を誰か、能力にたける人に補ってもらい、
その補ってくれた人も誰かの違う能力によって
不自由を穴埋めする・・・

自分の持っている能力を分け与える・・・
これを皆ができて、回っている状態こそが
人間社会の「平等」だと思うのです。

何でもかんでも同じって、そもそも限界あるでしょ。
違いを認め合ってこそ、その差を埋められる。

こんな平等が実現できたら、
今ある多くの無駄や憂いが消滅しますよ。
きっと。

平等再考
魂の平等、
人間社会の平等はそろそろ区別して考えるべきだと思うのです。

人気ブログランキングへ

6.07.2009

お宅訪問から思うこと。

本日は田中マイコが書きます。

先日、友人の実家が家の建替えをしたと聞き、
半ば強引にお宅訪問に行きました。

私が以前勤めていた住宅メーカーで建てたお家とのこと。
いろんな興味と感慨を持って、小雨降る中伺いました。
都会の住宅街の中、限られた敷地に建つ
薄いピンク色の三階建てのお家でした。

家を建てるという仕事。
私は営業でだったので、建てるというよりは、
注文住宅を建てる契約を取り付ける。
契約後のスケジュールやプランの管理をする。
ということが主な仕事でしょうか。
まとめるとそんな内容ですが、かなりハードな仕事でした。

一生の買い物と言われる住宅。
当然ですが、お客様は真剣そのもの。
激しい夫婦喧嘩を目の当たりにしたり、
怒られたことも、泣かれたこともあります。
でも、決して自分の家ではないのですが、
契約した方の家が無事できあがったとき
言い知れぬ感動と達成感があります。
お客様と共に喜べる、素敵な時間が最後には待っています。

昔の思いをよみがえらせながら
最近の仕様と狭小地ならではの工夫を探索している私に
友人のお母様がおっしゃったこと。
「狭い敷地だから、間取りはこれ以上どうしようもないけど
 営業の人のアドバイスが全然なかったから残念。
 もっとこうしたかったという部分はいっぱいある」

耳が痛かったです。
私も、きっと当時のお客様にそう思わせていただろうと。

20代前半の知識も経験もない自分が
何千万円とする住宅の契約をしていたということ自体、
メーカーの信頼性や上司達のサポートで成り立っていたこと。
お客様とは仲良くさせてもらっていましたが
頼れる存在では全然なかったはず。

でも、もっと余裕があれば、家の詳細を詰めていく際に
未熟なりにも「お客様の立場になって」
いろんなことを一緒に考えられたのだろうな、と思い返します。

注文住宅なので、いーーーーっぱい決めることがあります。
収納の寸法、コンセントの位置、各部屋の床壁の色etc・・・
でも一方で納期があります。猛スピードで
伺って、決めてもらって、確認して、再度確認して、では申請。
この繰り返し。
お客様だって、たいして記憶に残らないまま
決めてしまっているも事項もたくさんあるでしょう。
時間的にも精神的にも余裕がないから、
イレギュラーなお客様の要望は、なるべく制して事を運ぶ。

この繰り返しに自分自身がついていけずに
私は住宅営業を辞め、セラピストになりました。

全然違う仕事だと言われますが、
住宅も身体も「一生もの」
住宅は状況によっては数度買い(借り)替えますが
身体とはまさに一生のお付き合いです。
そのサポートをする、深い関わりをクライアントとしていくこと。
この意味で、私が今この職業を選んでいることは、
自分の意図した同じラインに乗っている、と思っています。

住宅営業のときは
「お客様の立場に」心底なることができなかったから、
今は、できる限りそうしたいです。
メーカーの冠や住宅の性能にあたるのが自分の技術。
そしてほとんど自分の責任で相対する環境。
より、人 対 人
で、お付き合いができる現在に対して
気が引き締まるし、とても感謝しています。

一方で、住宅営業をしていた3年間が
私を相当鍛えてくれたから、今の自分があるのだと感じます。

もっともっと勉強して
お客様のこころと身体の変化に応えられるようにならないと。
そして今ならゆっくりと向き合える。一緒に考えられる。

お宅訪問から、また決意を新たにした一日でした。

人気ブログランキングへ

6.06.2009

着地失敗!

今回のファスティングは三日間もちませんでした。

三日目の昼、
頭グラングラン。
全然動けないどころか、体温が低い・・・

生活に支障が出るようならやっていても仕方ないな。
バナナをお腹に入れました。

しばらくはもったのですが、
夜7時頃になると再び昼と同じような状態になりました。
本末転倒
これは僕の望むようなやり方ではない・・・
素直に夜ごはんを食べることにしました。

残念!
目標の三日間には到達しませんでした。
まあ、こんな時もあります。

ところが次の日、
身体がやけに軽く、
精神状態も落ち着いているのが感じられました。

施術においても
クライエントの身体に自分の指が
圧以上に深く入り込んでいくのを味わうことができました。

これこれ!

目標の三日には及びませんでしたが効果は出ている。

やっぱり続けよう。

次回は二日に短縮したり、
自分なりの生活に支障の出ないやり方を考案して、
試してみようと思います。

人気ブログランキングへ

6.04.2009

雑草なのか、そうでないのか

雑草というのは、
その土地の人にとって意図した好ましい草なのか、
そうでないのかで決まってきます。

それぞれに名前があるので総称にすぎませんが、
「ここには要らない」草をまとめて言うのでしょう。

春に色々な花の種を蒔きました。
種から育てるのはそう簡単なことではありません。
一向に芽が出てこないものから、
所狭しとニョキニョキ生えてくるものから様々です。

一角にカモミールの種をまいたのですが、
全く芽を出しません。
じーっと待っていると何やら
カモミールとは全然違う葉が芽吹いてきました。

何だろう?

同じ種類の葉がいくつも出てくるので、
これは雑草ではないか?と思いました。

確かに僕らの意図した草ではない。
しかし正体が分からないので抜くこともできない。
もしかしたら野菜かもしれない。

こぼれ種
というのがあります。
前のシーズンに実をつけた花、野菜が種をこぼして、
次のシーズンに自生するというものです。

まだ100%明確になった訳ではないのですが
瓢箪がこぼれ種によって生えてきました。
こういう自然界の当たり前の出来事に驚嘆してしまうのです。
生命って素晴らしいな~


       手前左がもしかしたら瓢箪・・・奥には謎の草たちが・・・

だからもしかしたらこの名前不明な草たちも
こぼれ種の可能性が大いにあるのです。

コンポストからこぼれる可能性も捨てきれないので、
もう少し成長を待って判断をしてみます。
花を咲かせてもいいかもしれない。

いずれにせよ来年には
きちんと判断できると思うので、
今年はゆっくりと様子をみてみます。

雑草なのかそうでないのかは経験によりますね。







どなたか知っていますか?
もしくはネットで詳しいところがあったら教えてください。

人気ブログランキングへ

6.02.2009

飢餓的状態

半年がたつのも早いものです。
ファスティングの時期がやってきました。

本日一日目。
前回に倣い今回も、
フェイドアウト・フェイドインをしっかりとやります。
負担が少なくなりますからね。

これで4度目。
大体、何日目にどんな状況になるのか分かってきたので、
それに合わせてエネルギーを上手に使おうと思います。

前回のファスティングの時ににも書きましたが、
こうやって飢餓的状態を作り出すことにより、
“貪欲に生き切る”という気持ちのスイッチをオンにし、
普段眠っている多くの細胞を目覚めさせます。

生存のためにはあるものを総動員しなきゃ!
そんな錯覚をおこします。

ファスティングはもちろん腸の健康をはかるものですが、
生きる力を養うものでもあると思うようになりました。

さて今回は同時に復元力を鍛えるため、
肝臓をケアします。
ヒマシ油シップ

今週は内臓週間ですね。
なんだか楽しいな~
少しマゾ気味?

一体この先、
僕の身体はどんなことになっていくのだろうか?



人気ブログランキングへ

6.01.2009

草取り

子供達はしっかりと背を伸ばしていました。
頼もしい!



太陽に少しでも近付こうとしているのでしょうか、
細い葉が真っ直ぐにピンと立っています。
根がしっかりと張っている証拠です。

小さな草が水中にたくさん生えてきたので
大きくなる前に抜き取ります。
量が半端ないので草取り機を使用しました。



ローラーに爪が何本か出ていて、
前後に動かすと爪が土を攪拌して
除草されるという仕組みです。

慣れない作業。
すぐに前部が沈んでしまいます。



じれったくなったので
途中で人海戦術に切り替わりました。
指を熊手状にして稲の周りを掻きまわします。



棒も使いました。
竹ぼうきで地面をはくがごとく、ガリガリ土を引っ掻きます。

それもこれも稲に栄養が行き渡るように。

いったいどう育っていくのだろうか?
楽しみだな~




人気ブログランキングへ