4.07.2009

身体症状から聴こえるもの

本日は田中マイコが書きます。
あるワークをしました。

横になり、身体をリラックスさせる。
呼吸を深くする。 心を落ち着ける。
何も考えないように、考え事が思い浮かんでも、やり過ごす。

自分の身体だけに意識を向ける。
リラックスして力が抜けている身体。
無理に何かを感じようとしなくていい。

自然にあらわれる内部からの信号をキャッチするまで
ただ、身を任せていた。

・・・喉に違和感が生じたような気がする。
それに注意を向け、ただ感じる。

喉のざわざわした感触。
痒みとは違う、喉の奥でうごめいている感覚。

だんだん、喉(首の前側)が天井に向かってに引っ張られる。
寝ながらも、引っ張られる喉につられて

肩に力が入るのがわかる。

そして、閉じた目の奥にイメージがあらわれた。

喉に缶のプルタブがついていて、 それがググっと引っ張られ
くいっと開いた途端、中からガラクタが飛び出してくる。

え?どういうこと?
そのイメージを深めようとする。
でも、まどろみの雲の中に、そのイメージは消えていった・・・

アーノルド・ミンデル
アレクサンダー・テクニーク
最近、もっぱらこれらの本を読んでいます。

身体に深く注意を向けていくと、
イメージが沸き、どこからかメッセージを与えられる。
今まで知らなかった自分の側面に気付かされ
無理になおすわけでもないのに心身の悩みが和らぐ。

そのメソッドや理論が書いてあるのですが、
膨大な情報で、ここには書ききれません。。。

代替療法系の本を読んでいると、

「病気は悪者にされがちだが、
 身体の異変を教えてくれるきっかけ」
という旨の文を見かけます。

病気だけを悪者としてを切り取るのではなく、
人間をホリスティックに見たときに

その症状はどういう意味を持つのか。

これらの本で描かれていること(一部分)に、
身体症状に焦点を当て、自分で深く「感じる」ことで
根本的な快方に向かう という観点があります。
人に答えを求めるのではなく、自分で感じる、
解釈も結果も人それぞれのワーク。

「喉がプルタブで開けられガラクタが出てきた」

このイメージからどんなメッセージを受け取るか。

なんとなく思ったことは
「心(胸の奥)がとらえたことを、ありのまま出せばいい」でした。
心がとらえたことを、脳(頭)を通して

理屈の通ったものに変換して口で表現する、
といったことはしなくていい。
もっと直線的に、感じたことを表現すればいい。
・・・と、教えてくれたのかな?と。

でも今回は、メッセージを感じたという強い確信ではなく、
イメージの後はもやもやとして、あいまいではあります。
まずは今回の気付きを意識しながら生活してみます。

私は、幼い頃から喉の部分が落ち着かないことがありました。
喉に触れる空気が気になって集中できない不思議な状態。
タートルネックを着ると、包まれていて落ち着くのです。
最近はその感覚はありませんでしたが、思い出しました。
関係あるのでしょうか。。。

心身一如。
心と体はひとつ。つながっている。
でも実はそれだけではなくて、目に見えない内なる力が存在し、
身体を通して教えてくれる・・・

ミンデルの著書のひとつに「
身体症状に〈宇宙の声〉を聴く
という本があります。インパクトのあり過ぎるタイトルですが、
これまでの話題をズバリ表しているのでご紹介します。

この観点での心と身体の健康、
しばらく「こころの月」の課題になりそうです。


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