1.14.2009

アレクサンダー・テクニーク

昨日、アレクサンダー・テクニークを体験してきました。

このメソッドは、
その時々の姿勢をシンプルにし、
最大の能力が発揮できるよう作られたのかなと
僕は思いました。

長い時を経て身につけてしまったクセ、
座る時、立つ時など生活全般の動作における余計な動き、
ペンを持つ時などあらゆる動作に入ってしまう余計な力、
「これはこうだ」としてしまう固定概念。

これら余計なものに気づくところから始めます。

そして今の自分の体にとって最高の状態とは何だろう?
その状態をイメージすると
体が自然とその方向に調整されていきます。

外枠はこのような感じです。

このメソッドは重い頭を乗せている
「首」の位置に注意を向けることが大切なようです。

首の力を抜くところから始めます。
次に頭が楽になり、体がそれについてくる。
先に肩が動いたり、
背中が動いたりするのは
余計な力が入っていることになります。

「広く・長く」
重力に取り込まれない体を意識します。

これは何かというと、
本来その人が持っている体の枠というものがあります。
気が通っていて、健康な状態です。

しかし長年の姿勢のクセで、
前かがみ(猫背)になり、
骨盤は後ろに倒れ、
顔は前に出てしまいます。

つまり重力に取り込まれ、
本来の体の枠より小さくなってしまうのです。

それを「広く・長く」体を使うことにより、
無理なく重力から解放されることになり、
体の枠を十分に使います。
この状態こそが能力を最大に発揮するのだと思いました。

世の中の技法は、無理やり左右を均等に整えたり、
クセを強引に矯正したりすることが多いのですが、
そこまではしないようです。
個々の持って生まれた体つきというものがありますからね。

平均の体にあてはめようとしても無理があります。

それよりも自分で体の状態に気づき、
その瞬間、瞬間でよりよい状態に直していけば、
それでいいのです。

いずれは自己調整法となり、
僕の職業も危機となることでしょう。言いすぎかな。

とにかく参考になりました。

ブログランキング クリックお願いします

0 件のコメント: