6.13.2009

その筋の人?

現代修行・・・
いつどこで人に話しかけられてもいいように、
何気なく構えている訳です。

「さあ、何でも聞いておくれ」

最近は手前味噌ですが、
良い笑みがこぼれているようにも感じています。
毎朝鏡に向かってニンマリしていますからね。

近いうち来るな・・・

今日駅を降りて周辺を歩いていた時のこと。

夏を思わせるような日差しに
「暑い~」
と一人心の中でつぶやいていた。

すると自転車を押した、僕と同い年くらいの男が
「いや~、暑いね~」
と話しかけてきました。

きた。
唐突に沸いたコミュニケーション。
ここは乗っておくべき。

「暑いですね~」

「〇▽%〇×△▲・・・」

「はっ?」
何言ってんのか分からない・・・

「▽×●◎&%$#△・・・」

よく服装見ると普通の人でなさそうだ。
しかし一体何を言っているのだろうか?

すると男はジェスチャーを始めた。

人差し指を耳の下から顎の先まで滑らせ
「あっちの人?ねえ、あっちの人?」
と僕に聞いている。

「はぁ?」

彼は指をしきりに動かしている。

僕はすぐに悟りました。
彼は真っ向勝負、
僕にその筋の人なのかどうか聞いているのです!

何と!
そもそも僕の身なりはジーンズに
普通のストライプのシャツですよ。
そう見えるのは頭の光具合と顔つきだけ・・・

確かに昔は顔が怖いと言われたことも少なくなかった。
しかし最近は気を抜かずに無愛想な顔をしないように、
むしろ訓練の成果をいかんなく発揮するように
心がけていたはず。

なんだか怒りがこみ上げてきました。

訓練の成果が全く出ていないのか?

いや、この人おかしい。
もし僕が本当にその筋の人だったらどうするのだろうか?
僕がその筋の人だったら
「はい、そうです」
なんて答えないだろう。
「それがどうしたんじゃ?われ?」
でしょ。正解は。
目をギンギンに血走らせて。

「ねえ、どこ行くの?」
その筋の人かどうかわからないのに、
行き先まで聞こうといしている。

まさか行き先など言うつもりはない。

正味20秒くらいのコミュニケーション。
は道を曲がり彼は直進した。

その筋の人に見えるのか・・・

現代修行
まだまだ道のりは長いな~と感じさせられる一日でした。

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