11.07.2007

燃費改良とダイエット 1

「田中さん、あなたの最大のリハビリは
体重を増やさないことですよ」

あの忌まわしい病院生活を抜け出ようとした時の
主治医の最後の言葉…

あれから4年
私の体重は6キロも増えた。
69キロから75キロ
8.7%のゲイン。
動く量が減り、食べる量が増えた…

ヨワイ35にして初めて経験するメモリのゾーン。
20代はレッドゾーンに針が触れても、
自然に平均値に戻っていたのに…

30代を超えてからというもの、
自然に針が戻るという、自己調整力は鳴りを潜め、
針がレッドゾーンに触れっぱなしになり、
少し気を抜くと、それを越えてしまうことが多くなりました。

これを“中年太りへの瀬戸際”と解釈します。
あの先生の言葉を噛みしめて、
しっかりリハビリをしないと手遅れになる。

減量やらないと!

早速やりましょう。
私なりにメソッドを考案して実践していきます。

前述した雑誌によると、
いままでに開発されたほとんどのダイエット法は、
やる気によってうまくいくそうです。
しかし、それは最初の方のことで時間が経つにつれ、
元に戻ることをくり返していると指摘していました。

つまり長いスパンでみると、
うまくいく例があまり無いということ。

ゆえに、まずは長い時間をかけてやることが、
成功の秘訣なのではないかと考えます。

短期的に体重だけ減らすのではなく、
体の中に摂取したエネルギーを
効率よく燃やす体に作り変えることを目指します。
いままでマスタングを運転していたのを
トヨタのビッツに変えるような…
(これは大げさでした!)

ガマンはしますが、無理はしません。

ゆっくりと18才から20才のころの体重に戻します。
なぜならこの頃、骨格形成が完成し、エネルギーの処理能力、
ホルモンバランス、酵素分泌、PHのバランス等、
その体形に合わせて均衡を保つように
脳がインプットするからです。

これを広義で恒常性、ホメオタシスといいます。
やせたり、太ったりするとその均衡が崩れ、
さまざまな疾患が生じるのは
今日の成人病などを見ると解りますよね。

食は最大の楽しみともいえるので、
無理をしないとなると、楽しみながら減量という
“静かなる戦い”
をしていかなければなりません。

旨味とは脳を麻痺させます。
例えば脂質はβエンドルフィンという
脳内麻薬がでることが解っています。
甘味も止まらない…

静かなる戦い。
戦いは故事に聞きましょう。
孫子の兵法から
「敵を知り己を知らば、百戦して危うからず」
つまり敵(食)の特性、己(自分)の食癖を知れば
余裕だよってこと。

まずは自分の食癖から分析してみましょう。

                 つづく

2 件のコメント:

さんのコメント...

燃費改良には玄米が一番かと。

kazoo さんのコメント...

確信をつかれましたね~。
そう、玄米は精製されていないので、エネルギーに変わる工程で時間がかかるので、燃費は良くなります。