3.04.2008

マイノリティーはもう吠えない 10

先日の新聞のコラムで、構造日本代表
加藤秀樹氏の
「バリアフリーを見つめなおせ」が
載っていました。

どんなにいい設備、エレベーター、平らな路を作って、
「一人でできるようになったでしょ」と言っても、
どこかでつまづく人は必ずいます。
そのとき「大丈夫ですか?」
と声をかけ、助ける人がいるのが本質なのでは?
と加藤氏は言っています。

確かに。
世の中には掛け声ばかりのことが多いですよね。

環境問題にしても本質はボンヤリとした霧の中。
個々がしっかりと意識を持って行動すれば、
それ以上やることはないと思うのですが…
これは極端すぎますか。

いずれにしても、高齢化社会はすぐそばに迫っています。
私の親もそうですが、
将来は人の面倒になりたくないと言います。
しかし、それは身体の健康があってこそ。
様々なことが起こりうるなか、「一人で生きられるでしょ?」
なんて社会からの見えない圧迫があるとしたら
寂しいものがありますよね。

もっと遠い先のことですが、
私達も老人になります。
そんな時、
この個人主義的なコミュニケーション(つまり無関心)が
より発展していくのなら、未来は暗澹たる雲に包まれます。
あ~、寂しい

そんな憂いをする前に、
そんな未来を出現させないために、
今から行動して行きましょう。
日々の身の周りの乾きに気付き、じょうろで水を!

今から楽しい社会を創造し、老後もパッと明るく生きましょ。

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