十代は結局何も考えていなかった。
ただ、レールの上を走りたくなかった。
二十代前半は旅が全てだった。
社会に背を向けて、自己を追求した。
世の中が間違っていて、
自分に忠実であれば必ず導かれると思っていた。
二十代後半から孤立感が深まり、
社会からの風圧でボコボコにされ、
旅の終着点がどこなのか、さっぱり分からなくなった。
いよいよ、常識を食べていかないと
生きていくことができないのか。
悶えに悶えた。
三十代前半
外に向いていた戦いは内向きになり、
奥底まで覗いた。
ジメジメとした薄暗い洞窟の中、
果たして出口があるのだろうか?方向を見失った。
嗅覚だけを頼りに、どうにか這い上がった。
ようやく陽の光を浴びた時、
「やっぱり、夢追いかけるしかね~」
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