7.12.2008

赤紫蘇

梅酢があがってきました。
一番上にある梅の頭だけ梅酢がかぶらないので、
毎日ビンを傾けて浸していました。



さて、赤紫蘇の出番です。
天然の着色料。
紫がかった濃い赤と風味を足します。



梅干作りの行程は、
きっかり何日間漬けて、何日目に出して~
みたいな決まりはありません。

梅が黄色くなったら塩に漬けて、
赤紫蘇が出回ったらそれを入れて、
土用の晴れの三日間に干して、
はいっ、出来上がりという塩梅。

昔の人は、
自然のリズムと共に生きてきたんだな~
とつくづく感じてしまいます。

梅の重量の10%を入れるらしいですが、
パッと見で重さが分からず、
梅3キロに対して110グラムになってしまいました。

110グラムに対して20%の塩を用意します。
まず水洗いし、半分の塩で揉みます。



揉んでいくと紫色の灰汁がたくさん出てきます。
それを絞り捨てます。



再び残りの塩を入れて同じように揉みます。
今回はより濃い紫色した灰汁が出てきます。
これはとてもキレイ



それをボールにいれ、



そこに溜まった梅酢をかけてほぐします。
みるみる梅酢が紫色に染まります。



その梅酢をまた元に戻し、
赤紫蘇を上に敷き詰めます。
今回は梅全体が梅酢に浸かるように、
重石をします。





暗い所がいいらしいので、
床下収納にいれ、土用を待ちます!
ふ~!楽しみ

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