9.12.2008

私のスピリチュアリティ遍歴 補足

成人式について。

マサイのライオン狩り
バヌアツのバンジージャンプ
ネイティブアメリカンのビジョンクエスト

世界中に大人になるための様々な
通過儀礼があったようです。

日本では元服。
髪を結いあげたり、
褌祝(フンドシイワイ)といい褌を贈られる儀式がありました。
女性にも儀式があったようですが、
どれも男性にウェイトがあったようです。

世界を見渡しても大人になるための通過儀礼は
男性にありますね。
ライオン狩りは女性はしませんよね。

それもそのはず。

女性は大人になるためのステップアップが、
身体を通して自然と訪れるからです。
生理
妊娠・・・

しかも通過儀礼は個々にあり、
宇宙のリズムに乗っています。

その点、男性には大人になるための
身体的成長はありません。
声変わりは大人への味付けとしては弱いですよね。

そのままでは
・いつまでも母親から離れられない。
・精神的成長が飛躍しない。
・責任感が身に付かない

そんなことで成人式が必要だったのでしょう。

日本ではこんな景色が頭に浮かびます。

元服して髪を結い、恥ずかしそうに頭をなで、
「母上、おかげさまで私もこのように髪を
 結うことができました」

「和ノ助、あなたも立派になって~」
見違えるように成長した我が子を、
眩しく、頼もしくみつめる~
そんな情景。

もしくは西日本では

「和ノ助、これを締めなさい」
伯母から贈られたフンドシに、
「これを締めれば俺も大人になる。
立派な人間になろう」と誓い、
隣の部屋で慣れない手つきで褌を締める~

どれも、うっとりするような、
微笑ましい儀式ですよね。

現代の成人式は形骸化して、
・タバコが吸える
・酒が飲める
になってしまいました。

つまらないし、
これじゃ、男はいつまでたっても子供のまま。

新しい形の成人式が必要なのかもしれません。
私はそれを求めて旅をしていたのだと
時間を経て解りました。

何かいい案ありませんかね?

現代風で、微笑ましい・・・

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1 件のコメント:

kazoo さんのコメント...

江戸時代まであった、
名前を随所で変えていく、
という意見がありました。

一理ありますね。