筋・骨格についてゆっくり書いていこうと思います。
整体師のブログですからね。
人体はとても奥が深く、面白く、
知り始めると欲求が果てしないところまで行ってしまいます。
しかし、その面白みやダイナミズムを伝えるとなると、
大根役者のように棒読みになってしまう傾向があります。
注意してその面白みに迫ってみようと思います。
自分自身の身体を知ること。
それは現在ある健康法の中でも最高峰のもの。
身体の微細な動き、クセ、痛み、
なかなか大きく表面に出てこないそれらの信号をキャッチし、
原因を知り、良い方向に身体を使っていく。
これを未病とも言います。
その域に達するには身体を深く理解することから始まります。
まずは顎関節、肩甲骨~腕(正確には上肢と言います)
渋いところからいきましょう。
この顎関節にはまっている下顎と、
肩甲骨から肩関節・腕にかけては共通するものがあります。
それはきわめて不安定だということです。
その不安定さゆえに重力に左右されることが大きいのです。
黄金色に染まった秋の山。
その美しさに目を奪われて、
ポカ~んと口を開けてしまうことはないでしょうか?
そんな時は肩もダラ~んとしていることでしょう。
それほど身体に力が抜けた状態でも、
身体自体が急に倒れるようなことはありませんよね。
なぜなら他の骨格は前後、左右、
骨格どうしの繋がりが密で、
ガチガチに靭帯、筋肉で固定されているからです。
顎関節は、靭帯や細かい筋肉に覆われていますが、
動きの方向が上下で、動きしろが大きく、収まりが悪い。
肩甲骨は背中の上部で浮遊していると思ってください。
身体の中心に繋がっているのは唯一鎖骨のみ。
その鎖骨自体がノドの下の胸骨に
ポンと置かれるようにあり、可動域が大きいので
当然肩甲骨の動きも幅が広く、
その代りに安定しません。
上記のように、
この二つの骨格群は、
動きしろが大きく自由度がある代わりに、
重力に対して抵抗が必要だということなのです。
この抵抗が人によって入り方が異なり、
しかもストレスに大きく左右されるのです!!!
大勢の前でのプレゼン
社長との面談
不条理な上司への不満・・・
肩に力が入り、
歯を食いしばっていませんか?
つまりこの骨格群はストレスや緊張で
過剰に力が入り、
いずれは肩こり、顎関節症などを引き起こしてしまうのです。
この対処法は第一に
肩に力が入っていたり、
歯を食いしばっていたりするのに気づくことから始まります。
「ストレスかかってるな~」
それに気づいたら、
呼吸法、ストレッチ、自己マッサージ、
ジェイコブソンのリラックス法
http://www.health.ne.jp/library/0700/w0700068.html
(ここに詳しいので拝借しました)
などを早めに取り入れるのがいいでしょう。
ブログランキング クリックお願いします
0 件のコメント:
コメントを投稿