10.10.2008
大江戸リサイクル事情
読書の秋です。
まずは
石川英輔著
「大江戸リサイクル事情」
江戸時代の完全循環型社会が
どのように成り立っていたのかを、細かく描いています。
ウンチが下肥として利用。
燃料として使われた灰の利用。
竹、藁、鉄くず・・・
使えるものは形を変えて、何度でも利用してきた先人達。
そのエネルギーの総和は全て太陽の力で賄える。
これは超・長期的な視点といえますね。
現代の目先合理主義をこのまま続けていいのか?
こんな疑問を投げかけます。
もちろん先祖帰りしようというものではありません。
私は持続可能な社会を創造するにあたって、
世界の時流からものを考えるのではなく、
江戸時代にあった素晴らしい考え方を取り入れて、
「ネオ・江戸循環システム」
なるものを世界に発信してもいいのかと思いました。
最後に筆者はエコを推進するよりも前に、
今は人間の健康こそが危うく、
持続可能ではないのでは?
と説いています。 同感。
おススメ
ブログランキング クリックお願いします
ラベル:
本・映画・芸術・講演
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿