
読書の秋です。
まずは
石川英輔著
「大江戸リサイクル事情」
江戸時代の完全循環型社会が
どのように成り立っていたのかを、細かく描いています。
ウンチが下肥として利用。
燃料として使われた灰の利用。
竹、藁、鉄くず・・・
使えるものは形を変えて、何度でも利用してきた先人達。
そのエネルギーの総和は全て太陽の力で賄える。
これは超・長期的な視点といえますね。
現代の目先合理主義をこのまま続けていいのか?
こんな疑問を投げかけます。
もちろん先祖帰りしようというものではありません。
私は持続可能な社会を創造するにあたって、
世界の時流からものを考えるのではなく、
江戸時代にあった素晴らしい考え方を取り入れて、
「ネオ・江戸循環システム」
なるものを世界に発信してもいいのかと思いました。
最後に筆者はエコを推進するよりも前に、
今は人間の健康こそが危うく、
持続可能ではないのでは?
と説いています。 同感。
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