12.20.2008

雰囲気に流されない

雰囲気(ふんいき)
昔、ふいんきと読んでいました。
ど~でもいい話ですが。

「そして世界同時不況へ」

今朝、日経新聞は2ページを割いて
現在の金融崩壊について特集していました。
その見出しがこれです。

新聞、マスコミは本当に事後追随ーアオリ型だな~
と思いましたね。

この行き過ぎた金融原理主義
(少しの資本(証拠金)で50倍以上の取引を可能とした
デリバティブ)の虚構を見抜き、
警鐘を鳴らすような論調は少数でした。

むしろ、日本の金融は出遅れていて
欧米に引けを取っている、
というような雰囲気が占めていました。

そして崩壊。
こういう欲に支配された虚構を見抜くのが
新聞やマスコミであってほしかった。

むしろ今度は得体の知れない
大きな雨雲に占領され、
暗黒の世界に引きずり込まれるかのように恐怖を感じている。

やばい、世界同時不況だ!

GDP、失業率、
アメリカ、EUの各種経済指数、新興国の成長率・・・
さまざまな指数を吟味した上で判断しているのだろうけど、
言葉以上に響くこの悲壮感はいったい何なのか?

良い時もあれば悪い時もある。
波があって総体的に上向きであれば良い。
ってことですよね。
だいたいの合意的な人生観って。

だから少しくらい凹んだ時があったって、
次の上り坂がどんな凸か希望があるじゃないですか。

不況、不況と言いますが、
生活水準が下がりましたか?

ここに大きな矛盾、
マスコミのトリックを読み取らなきゃいけませんね。

確かに非正規雇用者はどんどん首を切られ、
就職氷河期が早くも再び来てしまった…
格差がより目に見えてくることでしょう。

先行き不安は少しは分かりますが、
50年前、100年前と比べてみましょうよ。
金はなく、将来の生活(年金など)については
全く想像もつかなかったことでしょう。
しかし希望は今よりもあったに違いありません。

ようは捉え方の問題ですよ。

ここまで楽チンな生活水準に達したのですから、
後は個としてのたくましさを取り戻し、希望に生きれば、
これまでの人間の歴史の中で
一番恵まれた時代に生きることになりますよ!

これから指数的に経済は下降するでしょうが、
そんなのに流されてはいけません!

捉え方の問題です。


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