12.13.2009

10年という節目

平成11年12月13日、
それは運命の日でした。

数字の並びが特徴的なので覚えやすいw
そう、10年前のこの日、
27歳の僕はバイクで交通事故にあいました。

4輪駆動車との過激な接吻・・・

アスファルトにたたきつけられ、
のたうち回った記憶は
痛みとともに脳裏にはっきりと刻まれています。

股関節の粉砕骨折・・・
あの痛みはこの世のモノではなかったなぁ・・・

あれから10年。
早いものです。

それは激動の10年でした。

入退院を繰り返すこと4年半。
まるで大学です。
確かに学んだことは多かった。

脚の身体障害者になり、
その出来事は、
永遠の旅人でいたいという自分の価値観
(今思えば大したことないんですけどね)
を捨てざるを得ないほど大きなものでした。
物理的に断念せざるを得ない・・・

ケガの功名
というのでしょうか、
これがもとで今の仕事に就けたことは、
この出来事に感謝するより他ありません。
ギフトです。

僕が旅で必死に探していたものが、
今手のひらにあり、
それを握って、この瞬間に没頭できるのですから!
何という幸せ。

脚の状態を確かめながら社会にフェードインしていき、
結構できるぞと確信を得たころ、
2年半前に結婚をしました。
そして3ヶ月前、母親がこの世から旅立っていった・・・
そして今日・・・

10年を振り返り、
さらにその10年前(つまり20年前)を振り返ると、
おもしろいことが分かりました。

その10年前、
17歳の12月頃、
僕は人生一度きりだと、
旅に出る決心をし、
大学や就職など決まりきった道に進まないことを誓ったのです。
(いちおう高校は卒業しましたが)

何をやりたいのかなんてさっぱりでしたが、
とにかく、ほとばしる、特急列車のような情熱が、
前へ前へ行こうとし、どうにも止まらなかった。

そして27歳。
今、37歳。

10年単位で変化があるのなら、
これからの10年をどう仕上げていくか。
その目標が大事な気がしてならない。

しかも最近、
自分の内なる声が、目を覚ます時だと言ってくる。

そうだ、この10年、外向きに行動するのを控え、
貪欲に本を読み、
自分の内側に響かせて哲学し、
真に生きる姿勢を磨いてきた。そんな自信はある。

用意はできたはず。

後は日々その一心で行動していくのみ。

これからの10年でやること、
そのテーマは

「Art of Living(魂の舞踊)」

これは
今の世の中が平和、幸福の道を歩むための
僕のミッション。
この10年をかけて創り上げていきます。

しかし、ここから説明を書くと長くなるので
明日に回しますw


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