2.03.2010

子供を授かって・・・

本日は田中マイコが書きます。

子供を授かり、7月に出産予定ということになりました。
人間が誕生して以来、連綿と続いていること。
でも個人的な体験としては未知なこと。
これから経過を綴っていこうと思います。

妊娠の可能性に気付いたのは11月半ば。
基礎体温もつけていましたし、
胸の辺りがムカムカするかんじがありました。
もしや・・・と思いつつ、
1週間は確かめずにそのあいまいさを漂っていました。

私は元々、子供がほしいと強く望んではいませんでした。
結婚する以前から、
自分は母性に欠けるところがあるとずっと感じていたので。

だから、結婚したら当然子供をつくる、という前提で
周りの人に言葉をかけられると、
とまどいや抵抗感を感じていました。
(その気持ちは今もあります・・・そうでない主義の方たちや、
 子供ができにくいご夫婦もたくさんいると思うのです)
 
そして、特に去年は義母の病気、そしてその後のことで
ずっと張りつめた生活を送り、
11月はちょうど一段落ついたところでした。
2010年をどう過ごすかについて諸々考え始め、
事業をどう拡大しようか、もっとたくさん仕事をしたい。
ダンスを始めたい。ボランティアも再開したい。
二人で長期で海外放浪の旅でもする?なんて話もありました。

そんな中の妊娠の可能性。

1週間、私の感情はニュートラルでした。
すごく嬉しいとか、タイミングが良くなくて困るとか
どちらでもなく、分からないという状況、心の行き先を
「どうなんだろうなー」とむしろ味わっていました。
(Kazooさんは早く確かめてほしかったのかも・・・w)

そして、妊娠が確認され
私はストンとまるごと受け止めました。

自分でもびっくりの境地です。
そしてその後も不安を一切感じずに過ごしていることも。

これが私なりの母性なのかもしれません。
この理由の見当たらない、静かに広がる動じない感覚は、
後天的なものではない気がします。

もうひとつ不思議なことがあります。
自分を取り巻く時間がゆっくりと流れるようになったこと。

身体の変化があるので、いつもと同じような動きはできません。
何をするにも普段よりはゆっくり作業をしているはず。
普段している作業量を同じだけこなせば、
時間がその分かかるはず。
なのに、時間がたくさんあるのです。

どういうことなんだろう・・・
せかせかと動くほど、時間が足りない!と嘆いていた日々。
まさに『モモ』の世界でしょうか。

もちろん周りの方のサポートもあります。
今まで一人で色々やろうとし過ぎていたのかもしれません。

普段よりのんびり歩き、まわりを見て、感じる。
気付かなかったことを発見する。

妊娠すると右脳が働くようになると
助産師さんに言われましたが、その通りかもしれません。

あと助産師さんに言われたことは、
「妊娠中のセラピストの施術はスゴイ!」とのこと。
注ぐエネルギーが二人分だし、
妊婦の手は愛情にあふれているのだとか。

それで思い出しましたが、
12月に「手のちから」というタイトルでブログに書いたこと。
あー、このときには二人分のちからが発揮されていたんだ!
子供に感謝です。

おかげさまで、つわりもそれほどなく、
去年の間はおとなしく過ごしてはいましたが、
仕事は変わらず続けています。
体調を見ながらですが、少なくとも3月(できれば5月)までは
セラピスト業はしていこうと思っています。
貴重な?妊婦セラピストの施術、ぜひ受けにいらしてください!

子供を授かるという予期していなかった出来事ですが、
12月、1月と身近な皆さんにお伝えし、祝福をしてもらう中、
新たないのちの誕生ということの希望、意味、喜びを
ようやく実感し始めています。

皆様、温かく見守ってください。

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