3.01.2008

現代修行 ~入門編~ 10

ウィ~ッス!
乾布摩擦を始めて二ヶ月が経ちました。
http://neo-activism.blogspot.com/2008/01/blog-post_03.html

始めた頃に比べれば、
外の気温も春に近づいて少し楽です。
お蔭様で施術するときの手は依然暖かい感触があります。

お伝えしていなかったことがあります。
実は最近完全に治ったのですが、
やり始めて三日後、アトピーが出てしまったのです。

小さい頃に発病していた、
眠れる獅子が目覚めてしまった!

それは乾布摩擦で一番勢いよく擦るところ、
つまり首の後ろと背中にグワーッと出てきました。

首は真っ先に症状が出表れました。
極寒の庭先に出て一番最初に長く擦るからです。
風呂場で体を洗う時のようにゴシゴシ、ゴシゴシ、
しかもその寒さを克服しようと気合全開。
「うりゃ~~~」声も出ます。

急激に熱くなったから発症したのでしょう。
アトピーは原因が特定できず、現代病の中でも治り難い。
精神的なものだったり、環境の変化だったり、
食べ物だったり、様々な要因でなる。
その幾序に「むやみやたらに擦る」
を追加してもいいかもしれません。

そんなわけで、一週間位して首(後面)、背中、ふくらはぎ
がアトピーに冒されてしまったので、
今日まで、体の前部だけを擦っていました。

一つ気付きました。

東洋医学では「陰・陽」で大まかなことを区別します。
体に関しては背部が「陽」、前部が「陰」として分けます。
おそらく人間が手を付いて
歩いていたことに起因するのでしょう。
普通ならお腹や胸などは前に向いているから、
「陽」と考えたいところですが、
四つ足動物を想像すれば、
背中や首の後ろは陽が当たりやすいので「陽」となります。

私は体の「陽」の部分をひた擦り、発症させました。
つまり、私はもともと体の特性として「陽」が強く、
強いところに、強い刺激を入れたので
コップが一杯になって溢れ出てしまったのだと考えたのです。

もしかしたら「陰」が弱いので
前部を鍛えるのがいいのかもしれない。
そう思い、今日まで順調にやってきました。

しかし、ここで納得しないのがこのブログの大事なところ。

体の前部を洗う時を思い浮かべましょう。
タオルを何回かたたんでゴシゴシやりますよね。
背部はタオルの端をつかんで勢いよくやるのに、
前部はやけに行儀がいい。
というよりは体の機能的にできにくいということです。

同じ条件でないのに「陰」が弱いなど判断できません。
アトピーもすっかり良くなったので、
明日から唯一タオルの端を持ってゴシゴシできる場所、
首の前部を、背部を擦ったようにやってみます。
どうなるでしょうかw

2 件のコメント:

hitoko さんのコメント...

アトピーネタには喰らいつきますw

乾布摩擦で体を丈夫にしていく中でアトピーの症状が出たというのは、肌の表面の摩擦によるものでもあるだろうし、それ以外の要因も考えられるかもしれませんね。

体の何処に症状が表れるかで、内臓のどの部分が弱っているかも、一つの大きな目安にしてみてもいいかもしれません。

私のアトピーがピークの時は肝臓部と下腹部がとても冷えていて、症状も肝臓系の経絡に沿うように出てましたが、意識して治癒することで、治りつつあります。今は腎臓系に移行して、また少しずつ回復しています。

私も首の後ろが一番治りにくくて、確かに外用薬を塗っていた時期が一番長かった事も、大きく関わっているような気がします。
体の部位のなかでも、顔と首は最も薬を吸収しやすい場所だから注意を払わなければいけなかったんですね~。

現代修行のひとつ。
乾布摩擦の今後の効果を楽しみにしています。

もう少し肌の調子が落ち着いてきたら、私も何がしか取り入れていきたいと思いまーす。

kazoo さんのコメント...

アトピーネタ早速ありがとうございますw

大分症状も落ち着いてきたようで、よかったですね。

私の場合、起きた獅子をすぐに眠らせたので、つまり擦ることを止めたので引いてしまいました。危ない危ない。アトピーは不思議な病気。

何年経っても体の内部に潜在しているというのも今回分かりました。