3.28.2008

日本発! 和(ワ)のススメ 3

和する

昨日の日記でこの言葉を復活させることにしました。
この言葉が今までの思考回路では解決できない、
日本、世界でのさまざまな問題を
解決するように思えてならないのです。

どう使っていくか…
色々考えてみましたが、一つ良いことを思いつきました。

まずは、小さな第一歩として
「ボランティア」
この言葉を変えてみましょう。

ボランティア、何度か体験しましたが
この言葉の意味に腑に落ちないものを感じていました。

少し前の辞書では、義勇兵と載っていました。
最近では、社会事業や活動に無報酬で参加する人
となっています。

義勇兵?
なんですか、それ?
社会事業や活動に無報酬で参加する人…
分かりますが少し長い。

なぜこんな訳になっているか。
それはこの行為に相当する言葉が
日本になかったからなのでしょう。

では行為自体がなかったのか?
そうではありません。
しっかりとありました。
ごく自然な助け合いのようなもので、
あえて言葉にする必要はなかったのです。

それを最近言葉にするようになり
ボランティアと名付けたのです。

西欧では個を尊重する文化があります。
早くから自立の道を歩もうとします。
その結果、個人主義になりやすい。
そうならないように、全体への係わりを持たせるための
宗教的道徳にボランティアがあるのです。

日本では西欧の思考化が進み、
全体から個への道を歩んできました。
そろそろ個が確立するようになってきました。
この流れはこの先続きます。
全体主義に戻ることはありませんから。

しかし、我良しが増えて
さまざまなひずみを生んでいることも確かです。
そろそろ個を尊重しつつ、
全体への係わりを持っていくような、
ゆり戻しの時期に来ているのだと思うのです。
元には戻りません。
スパイラル、螺旋階段を上がっていくのです。

最近それに集団的に気付きつつあるので、
ボランティアという新しい言葉をもって、
全体への係わりを作ろうとしています。

しかし、それまであったものをわざわざ横文字にすると
分かりにくくなってしまうのではないでしょうか?
しかも、言葉になっていなかった行為なのですから、
大事に、見極めて言葉にする必要があるのです。

和する。
この際、ボランティアをこう呼びましょう。
もしくは、和を使った
ボランティアに相応する言葉を提案していただけるのなら、
それを使っていくのもいいでしょう。

バスや電車の中で困っている人からNPOの活動まで、
日々の生活の中で、堂々と和する。

これで行きましょ!

ブログランキングへ クリックお願いします

0 件のコメント: