4.09.2008

ロマニスト Mr.Zooker 1

先日ロマニストの募集をかけたところ、
http://neo-activism.blogspot.com/2008/04/blog-post_06.html

早くも連絡を頂き、
「俺の夢はでかいぞ!」
と豪語する人がいたので、すぐに家に呼んで面接をしました。

履歴書を見ると、
学歴、経歴欄が二、三行で終わっていたので、
一次試験は通過です。

名をZookerさんと言います。
人知れずひっそりと生き、活動しているとのことなので、
顔を見せてもらえません。

以下は私(K)とZooker(Z)さん
のインタビュー形式になります。


K: 「こんにちは~、早くも名乗り出ていただき、嬉しいです」
Z: 「はい、よろしく」



Z: 「ところでこのピンマイクでかくないか?」
K: 「ゴメンなさい、これしかなかったもので…」
Z: 「しかたね~な」



K: 「早速ですが、ロマニストとしてZookerさんの夢とは
   何でしょうか?」
Z: 「でかいぞ。宇宙人だ。世の中全ての人間を
   宇宙人に変えることだ」
K: 「それは確かに大きい。だけど分かりにくいですね。
   全員宇宙人になるとどうなるのですか?」
Z: 「垣根がなくなるということだよ。取る取られるがなくなる。
   そんな社会想像してみなよ」



K: 「桃源郷のようなところですか?」
Z: 「宇宙は桃源郷だ。宇宙の一部である地球も
   桃源郷なんだけどな。勝手に極楽がどこか
   遠くにあると思い込んでいる。実は足元にあるんだよ」
K: 「ん~、分かるような分からないような。
   そんな世界を実現させようとしているのですね。」
Z: 「まっ、そういうことだ」
K: 「では、どのように実現していくのですか?」
Z: 「戦いだ」



K: 「戦うんですか?」
Z: 「そうよ。俺はメキシコ人のオヤジの血を引いてな、
   子供の頃からオヤジに『一番大きいもので、
   一番強いものと戦え』と言われて育った」
K: 「一番大きなもので、一番強いもの…」
Z: 「一昔前なら、チェ・ゲバラのように
   アメリカ帝国と戦っていただろう」
K: 「それはでかいですね~」
Z: 「しかし、時代が変わった。情報が洪水のように溢れ、
   小さくは、よく見えるようになり、
   大きくは、不可視になりつつある。
   単純なものの見方は道を踏み外す」  
K: 「それでは一体何と戦うのですか?」  
Z: 「一番大きく、強いものは、己の内にある。
   エゴ。それがそうだ。一人だと小さく、
   集団になるととても厄介で、大きく、力を持つ」
K: 「なるほど、集団のエゴ、これと戦っていくのですね」
Z: 「そのとおり」



K: 「しかし、その目に見えない戦いは
   勝利が見えにくいですね」
Z: 「世界の紛争が消えていく時だな」
K: 「これまた大きい」
Z: 「実は俺だけがこれをしようとしているのではなく、
   世界に潜在している多くの人が取り組んでいるのだよ」
K: 「それでは具体的にどんな戦いなのでしょうか?」
Z: 「これは俺の奥義だ。実践してやろう」











K: 「それ、いきなり人にやったら
   捕まっちゃうんじゃないですか?」
Z: 「当たり前だ!俺の影がやるのだ。俺の影が、
   影に向けて戦いを挑むのだ」 
K: 「…」
   
面白い人ですが、ごくたまに登場してもらいましょう。

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