5.01.2008

先祖からの長いお付き合い、実はあなたを知ろうとしたのは初めてのことだった 1

田中

私の名字です。
呼んで字のごとく、
先祖から引き継いだ私の身体に脈々と流れるのは稲作の血。

しかし川崎市で育った私の環境に稲作はありませんでした。
近代化が進み、
稲作どころか土すら見える場所がなくなる有様です。
血は工業化と共に薄れ、
名はただ他人との区別のためとなりました。

田中
区別するわりには世の中に無数にいて、
平凡を忌み嫌っていた私には馴染めませんでした。

しかし、それも昔のこと。
20代後半から自分のルーツに目覚めるようになります。
父・母
祖父・祖母
祖祖父・祖祖母…
私は単独でこの世に生まれでることなどはありえない。
私のDNAはそんな先祖からの寄せ集め。
このミラクルに感謝しないと!

先祖崇拝的回帰。
旅して生きてきた私にとって当然の帰結ともいえます。

しかし私の先祖は人間力なるものだけで
生きてきたのではありません。
衣・食・住の文化を形成しながら、
自然に生かされていたのも事実です。

ですからここで先祖だけでなく、
有形、無形の、今、私を形作っているものに
リスペクトを捧げるべきではないかと思うのです。

まずは何か?
もうお分かりでしょう。
血が騒ぎますね。
私のルーツは日本及び、東アジア文化圏に属します。
その時代の流れを汲みつつ、
5.6世代前に田中となりました。

東アジア文化圏、田中…

そうです、米さん、あなたです!
私を形作っている大きな要素にあなたがいるのです。

先祖が毎日口にし、
私自身も毎日あなたを口に運んでいた。
いつもいて当然だと。

だからこそ、もっとあなたを知らないと…


そんな訳で、先日のドッキーさんの講演会で
米さんと日本人のかかわりについてたっぷりと話を聞きました。
http://neo-activism.blogspot.com/2008/03/blog-post_16.html

実践です、昨日初めて田植えを教わりました。
http://neo-activism.blogspot.com/2008/04/blog-post_12.html


もう最高!
なぜこの年までやらなかったのか悔やまれます。
米さんと親密になるための第一歩。
もっと、もっと近づきたい。

紹介していただいたドッキーさん、
この場を提供していただいた荒井さん、
田んぼを提供して頂き、ご指導くださった内田さん
どうもありがとうございます。
とてもいい経験ができました。







指導していただいた内田さん。これから色々と教わりたい。

発芽させた苗。3,4本まとめて第一関節ほど植え込みます。

土の感触が気持ち良い。やり始めてすぐに慣れた。これも血。

イエ~イ!


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2 件のコメント:

junismo さんのコメント...

田植えですかぁ~!
俺も去年25年ぶり位で田植えを経験したけど、気持ちの良いよね。

一束ずつ気持ちを込めて植えて行く作業に、気がつくと色々と浮かぶ雑念も消え一心不乱に・・・

とは行かなかったなw
植える深さだとか、列の並びだとか、細かいことが気になっちゃってね(修行が足りない気がしたよ)w

kazoo さんのコメント...

いや~
時間忘れましたよ。

とにかく土の感触がいい!

一年通して稲作に触れて、秋には収穫祭をやりたいですね。