あちらとこちらで良い悪いのボールを投げ合って、
短絡的な思考に陥らそうとするのはエンターテイメントの罠。
見せる側は、
興奮する、楽しい、怒る、感動する、等々
分かりやすいショウを展開します。
見る側はどちらか、
つまり良いか悪いかの思考しかしないようになります。
パンダ、
要るのか、要らないのか?
子供に夢を与えるのでしたら良いでしょう。
しかし、問題の本質はそこにはありません。
ミクロで物を考えると、
今回の中国国家主席の訪日で浮き上がった実際の問題。
しかし問題定義が上がる事柄とは、
得てしてそこに関わる全体にも光を照らします。
全体、それは上野動物園の全体であり、
日本の動物園の全体であり、
現代人と動物の関係の全体であり、
世界の動物の全体でもあります。
大げさですが、問題を多角的に見る、
俯瞰して見ることが大事かと思います。
今回のパンダで思うことは、
都会人ですらヒイヒイいう、
ストレス満載の人工ジャングル東京のど真ん中、
上野に動物園がいるのか?
という問題です。
動物達がストレスなく、
楽しく過ごせていれば問題ありませんが、
果たしてどうでしょうかね?
人権でなく、動物権はそれなりにあるのでしょうか?
少なくとも人間に置き換えれば、
行動範囲が狭いことからくるストレスで
爆発してしまうでしょうね。
もしくはその状況を悟って究極に怠け者になるか…
ありえません!
交通も便利になったし、
自然保護とか環境を考えるのならいっそ移転を!
ありがたみも増すことになりますよ。
時代は新しく脱皮をくり返しながら進んでいます。
今後、人間本位でない共生を目指すのなら、
これを機会に、こんな問題にも光を当て、
より良いものに代えていく必要があるのではないかと
私は思うのでした。
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2 件のコメント:
同感だね・・
動物園はとにかく不愉快な場所だよ・・
檻に入っている動物を子どもに見せることがどこまで良いことなのか疑問に思う。
どうしても必要だというのだったら、日本に8つ位にして規模を大きくすれば良いのにね・・
8つ、というところがjunismoさんらしい。
そうね~、今の動物園は、新しい試みをしているところもあるけど、大概は小さい檻の中で繁殖させて、赤ちゃん生ませて「かわいい~」だからね。どうだろう。
郊外の自然たっぷりのことろに移転してほしいですね。
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