5.25.2008

アロマのお話

五感
現代修行にて、Kazooは日々鍛錬していますが、
http://neo-activism.blogspot.com/2008/03/blog-post_11.html

今日は「嗅覚」について田中マイコが書きたいと思います。

五感の中でも嗅覚は脳の大脳辺縁系にダイレクトに
伝わります。大脳辺縁系は、本能的な活動・情動・記憶
中枢となります。

自律神経を司る視床下部
ホルモンをコントロールする下垂体
感情を宿らせる大脳旧皮質
記憶を溜めておく海馬
・・・などが合わさった部位、大脳辺縁系。
つまり、気に入った香りを嗅覚神経によってキャッチする
ことは、脳の本能的な働きに良い影響を与えられる
ひとつの手段です。

小難しくなってきたので、話題を変えましょう。
私は『こころの月』でアロマトリートメントをご提供してます。
私事ですが、精油の香りの好みが年々変化しているので
ここに挙げてみます。

アロマを始めた頃好きだったのはレモングラス
「生気を回復させ、エネルギーを充電する」
「精神的に疲労困憊しているとき、精神を高揚させる」
「筋肉痛をやわらげる」「食欲を促し消化不良に有益に働く」

整体やアロマトリートメントをクライアントに提供するように
なった頃好むようになったのはマージョラム
「人の心を強くし、問題に直面するのを助ける」
「注意を集中することが困難で衝動的な人に有益」
「血液循環を活発にし体を温める」「胃痙攣・便秘を改善」

事情によりセラピスト業を縮小して、OLをしていたとき
気に入っていたのがローズウッド
「気分がめいったとき気持ちを明るくさせる」
「中枢神経系を安定させ、体全体のバランスをとる」
「免疫系の能力が落ちているとき、戦う力を助ける」

最近落ち着くと感じる香りはベンゾイン
「緊張やストレスを緩和する」
「気苦労を取り去り、じっくりと自信をもたせる」
「循環を促し体を若返らせる」「呼吸器系の不調に有益」

(「アロマテラピーのための84の精油」ワンダー・セラー著 参照)

香りとしては、すっきり系→甘い系に変化しています。
解説によると、心理的には、元気を与えてくれる精油→
気持ちを癒してくれる精油に変化しているようです。
自覚としては現在大きなストレスはないのですが、
年齢的な好みの変化もあるのでしょうね。

でも大切なのは言葉による解説ではなく、
嗅いだときに「あ、これ!」と感じる感覚です。
その香りがそのときの自分にとって必要なもの。
大脳辺縁系にダイレクトに伝わる「嗅覚」
免疫力を高めることもできそうですし、
記憶や感情に関係しているので、香りから遠い思い出が
よみがえってくることも・・・
現実の自分から離れ、心と対話するときにも
一役買いそうですし、
香りの好みから自分のことを知るというのも一興。
「嗅覚」
ぜひ注目してみてください。

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