1.23.2009

チェ・ゲバラという人

早く映画を見に行かないと…

僕が人として触れてみたかった巨人に
チェ・ゲバラがいます。

最後の革命家。
僕は今後、
彼以上の革命家がこの世に生まれるとは思いません。

あの時代(冷戦)が産んだ最大の栄光と称してもいいでしょう。

彼のイデオロギーは時代背景もあり、
簡単に右左では片づけられないと僕は思うのです。
表面的には左でしょう。
でも、巨大でいて明らかに搾取しているものに立ち向かう、
という視点からすると、信条はイデオロギーを
飲み込んでしまうような気がするのです。

武器持って戦っていましたから、平和ではありません。
しかし、大切なのは生き方の問題なのです。

生まれ育った時代背景、場所に
人は左右されるものです。

しかし最終的にはそんのものを吹っ飛ばして、
人となりを評価される例があるのです。
彼がまさにそうでしょう。

それは一貫した信念に裏打ちされるのではないでしょうか。

キューバにいれば高い地位が得られたに違いありませんが、
常に最前線を求めました。

キューバで成就した革命を世界に輸出し、
巨大な利権構造を破壊し、世界に平等を広げようと。
それには戦うしかない…

絵になる男です。

何冊か本が出ていますが、
ぼくが読んだ中では、
「フォトバイオグラフィ  チェ・ゲバラ」
が一番いい。



写真集ですが、彼の放った言葉がちりばめられています。
魂の詩人ですね。

次点で「チェ・ゲバラ伝」
彼の一生を読みやすく描いています。



映画も始まりましたね。
この機会にチェに触れてみましょう。
映画楽しみだ~


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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ゲバラ日記を読んだのは、30数年前。
一番印象に残っているのは、喘息持ちでありながらボリビア山中で高山ゲリラを続けたこと。
喘息の人にとって高山の薄い空気は本当に辛いそうですね。
結局、彼の遺体はさらし者にされたけど、敵兵がその遺体に敬意を払ってました。

kazoo さんのコメント...

コメントありがとうございます。

その遺体が10年ほど前にキューバに帰ってきたときはニュースになりましたね。

死してなお愛される人間って、生きている当時はどんなエネルギーだったのでしょうか。
触れてみたい気がします。

日本では竜馬がそんな人物でしょうか。