東名を下っていると、
いつものように口にする言葉。
青空に富士サンの純白が見事に映える。
富士サン
ただの山の名前なのに、敬称のようにも耳に響きます。
愛称とも言いましょうか。
今日まで二泊三日で、
知多半島~岐阜へ行ってきました。
知多には奥さんのおばあちゃんに会いに行きました。
御歳79歳。
一人住まいですが、元気、元気。
朝早く起きて、海岸を散歩することから一日が始まります。
ただ歩くのではなくて、
足の裏に魚の目ができれば、
悪い歩き方を修正して自分で治し、
最初と最後に坂道を入れ、
筋力アップをはかったり、
日々、少しずつでも進歩しようと頑張っています。
僕等も朝、一緒に散歩しました。
海岸を歩くのは目に効果があるような気がします。
そんなおばあちゃんは、行動の全て、
言葉の全てに感謝が織り込まれていています。
「ありがとう」
普通に会話の中に登場してくるのですが、
僕の言うそれとは、明らかに深みの違いを感じるのです。
それは僕におごりの様な、深層に潜む
心理が働いているからだと思うのです。
若さもあるでしょう。
森羅万象における一部だということを
しっかりと体で分かっているかどうか。
そこにおばあちゃんと僕との差があります。
まだまだ修業が必要ですね。
見習うところがたくさん。
おばあちゃん、ありがとう!
岐阜には友人宅へ遊びに行きました。
16年前にサンフランシスコで出会い、
一緒にデッドを追っかけた仲間です。
年齢が10歳近く離れていたせいか、
教わること、甘えることたくさんでした。
お金がない旅男だったので
アメリカ、日本で一年以上居候させてもらいました。
それだけ大きく受け入れてもらっていたということです。
僕もこれから見習わないと!
今回も相変わらずの歓待を受けて、
心地いい時間を過ごさせてもらいました。
このような人との出会いに、
つくづく、自分の境遇が恵まれていることを感じます。
岐阜は第二の故郷。
ホント、良いところです。
今回のショートトリップは、
人から見習うべきところを知るというもので、
とても有意義でした。

2 件のコメント:
お帰りなさい。
ばあちゃん達ってすごいよね。
我が家も92歳のばあちゃんがいます。
近くのケアハウスに住んでるんだけど、最近風邪をよくひくので、病院に連れていくのが私の仕事になってます。いっつも何か一言さらっといい事を言ってくれちゃう。やっぱかなわんな〜。。。と思います。
そうそう。
長い経験から、
たくさんの知恵が詰まっていて、
見習うべきところはたくさんあるのに・・・
今は若い人が世の中で一番発言権があるみたいな風潮があるよね。
もっと老若男女が近い社会がいいよね。
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