7.20.2009

呼吸法 5

腹式呼吸

まずはしっかりお腹を動かせるか見てみましょう。

座位で手をお腹に当ててください。
呼吸は意識せずに、
お腹をプク~っと妊婦さんのように膨らませ、
引っ込ませる運動をしてみてください。

手がその動きを確認しているでしょうか?
スムーズにできていればオーケー。

筋肉がヒクヒクしてうまくいかなかったり、
そもそもその運動の感覚が分からないケースもあります。

そのような方は、
「できない」
と思わずに、ラッキーだと思ってください。

普段ないがしろにしていた身体の感覚を
発見することができたのです!
訓練すれば簡単に動かすことができるので、
司令(神経)と運動が連動し、
健康にとって、とても有意義なものになります。

うまくいかない人は仰向けになりましょう。
膝を90度に曲げて、
お腹の上に電話帳なり、重量のある本を置きます。
その本をお腹を膨らませる力で持ち上げ、
ゆっくり力を抜いて引っ込ませる運動をします。
何度かやっていると感覚がつかめてくるのではないでしょうか?

次に本をどけて、同じようにやってみます。
どうでしょうか?
そんなに難しいものではないと思います。

ただ、全くできなかった人は
その感覚を体に覚えこませるために
何度も繰り返すといいでしょう。

さて、お腹の出し入れがスムーズになったら、
ここに呼吸を合わせていきます。
手はまだお腹に当てておいてください。

お腹が引っ込んでいくと同時に
息が口から出ていくようにします。
口をすぼめて圧をかけながら、ゆっくり、長く。
手で風船(お腹)を押して空気が出ていくようなイメージ。

十分におなかが引っ込み、息が出切ったら、
今度は素早くお腹を膨らませます。
同時に鼻からスッと息を吸います。
呼気とは逆に素早く切れのいい感じで。

もちろん息を出しきったら
自然と吸っているものですが、
それをあくまでも、お腹主導でします。

息を出し切った後、
スッと吸い込んだ後に
「1・2」
とカウントして間をあけてみましょう。

さてスムーズにできましたか?
おおよその腹式呼吸はこのようになります。

それでもまだ出来ない、とのことでしたら、
立って深々とお辞儀をしてください。
そこで同じようにお腹を使って呼吸を試しましょう。
きっと感覚がつかめると思います。

いかがですか?

それでもできない!
と言う方は直接連絡くださいw


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