10.29.2009

四十九日 そして柿のお祭り

昨日、母の四十九日となりました。

肉体の死を超えて、
次の新しい旅が始まります。
どうか喜びに満ち溢れるトリップを!

きっと言われる前に楽しんでいるに違いない。
順応早い人でしたから。

僕は基本的に魂は生き続けると考えますが、
輪廻転生はどうなのか、未だ腑に落ちていません。
単純に人間が何度も続くのかどうか、
信じるほどに至っていないということです。

ただ、僕が勝手に想像していることがあります。
それは妄想に近いw

僕は魂の旅路をテレビに見立てます。

テレビの機械そのものが魂だとします。
例えば、人間のチャンネルが3chだとして、
そのチャンネルの中で僕は
田中 和貴という役割を演じます。

しかし、同じチャンネルも長くは続きません。

肉体は死を迎え、魂が離れていきます。
その期間がどれだけかは分かりませんが、
次に何かに生まれ変わります。

もしかしたらまた、人間かもしれない。
もしかしたら風かもしれない。
もしかしたら雨かもしれない。
もしかしたら動物かもしれない・・・

それと同時に次のチャンネルに変わります。

魂は次のチャンネルで新しい役割を得て、
主人公として演じていくのです。

そうやって永遠チャンネルが切り替わっていく、
主人公自分のテレビが魂の旅路だと妄想しているのです。
常に一つのチャンネルしか映りませんが。

そう考えると、
も見ていないかもしれないけど、
めちゃくちゃ楽しい方がいい。
走馬灯のように自分で見る機会もあるかもしれないから。

人間チャンネル楽しみましょう!

さて、今年は実家の柿の生り年でした。
37年の人生の中で一番。
しかも1番多い時の3倍近く・・・

それは僕のおじいさんにあたる、
母の父が引越し祝いに送ったものでした。

母はその柿を食べたいと願っていましたが、
それは叶わぬこととなりました。

柿はそれを察知したのでしょうか。
まるで旅の出発をお祝いするかのように、
そして母の豪快さに応えるかのように、
これでもかというほど、実をつけました。

一日では採りきれず、
何と三日もかけました!!!

甘くて美味しい。

こんなに柿が美味しいと思ったのは初めてのことでした。


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