11.01.2009

リベンジ

「さっき決めた。またバハに行くぜ」

昨日の夜遅く、玄(仮名ねw)から電話があった。
力強い物言いに何事かと思ったが、
それは今一度チャレンジするという、
決意の現れだった。

思えば一昨年。
無残にも砕け散った、リタイアという汚名。

帰ってきて、
いつかまたやると熱く語っていた。

著名なパリダカレーサーを父に持つこの男。
生まれた時から大きな荷を背負っているのだろう。
大きければ大きいほど反骨が生じる。
それは本人が一番分かっているのかもしれない。

11月20日
本戦が始まる。

11月10日に日本を旅立つ。

そんな大舞台を10日前に決断するこの男・・・
出会ったときと何ら変わらない。

もちろん虎視眈眈と機会をうかがっていたのだろう。
しかし決めたという、その言い方は
まるで一泊二日で旅行に行くかのよう。

目的ははっきりとしている。

完走

ゴールを目指し、ひたすらアクセルを開ける。
「今回は抑え気味で行く」
なんて言っているが、
一たび砂漠をタイヤが噛めば、
黙っていられないだろう。

やってください。
とことんまで。

30代後半。
こういう仲間がいることで
自分の内側にある灯に油が注がれるのです。


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