3.30.2010

桜の開花を待たずして

さすがに堪えました。

3月26日早朝、
ノースの橋本さんが病気により急逝しました。

突然の出来事によって
こころのキャンパスが真っ白になり、
ただ、呆然と現実を眺めているような、
半分起きて、半分寝ているような状態で
昨日の告別式を迎えました。

僕は自分の存在は人との関係性によって
カタチづけられると思っています。
僕にとって橋本さんは
僕の存在を証明してくれる重要な人でした

出会いは僕が20歳前のころ。
ですから17,8年というお付き合いになります。

僕が26歳から28歳まで断続的に、
ノースでバーテンをさせてもらいました。

一回り以上歳の差があるのに、
受け入れの器が大きく、
僕の未成熟で生意気な意見でも、
ちゃんと聞いてもらえているという実感がありました。

これまで、どれだけ多くの相談を持ちかけていたのだろう!

表面的にクールでいながらも、
内面は日本の行く末、人間の将来を憂い、
そこに対して自分のできることを自問している、
とても熱い人でした。

「現状、何ができるか?」

これは橋本さんの問いであり、
僕の問いでもあります。
そこが共有してあったので、
近い将来がとても楽しみでした。

お互いのできることをやろう。
それが合わさればいい・・・

暗黙の了解・・・

僕にとって安心できる、 稀有な存在。

橋本さん、本当に今までありがとう。
橋本さんのスピリットは僕の中で生き続けます。

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