井川の上流でキャンプをしてきました。
その場は生活の気配が全く感じられないほど静寂で、
唯一聞こえるのは、浅瀬にゆるく流れる水の音。
セセラギとはこのことを言うのでしょう。
四方は山に囲まれているので、
夜、空を見上げれば、
山のふちが作り出す夜空のスクリーンを見ることができます。
光り輝く無数の星。
私の好きな詩人、金子みすずは
昼間の明るい空にも星は存在していることをさし、
「見えないけれどもあるんだよ」
と詩っています。
東京の夜は、
ネオンがガンガンにたかれていて、
特に無駄に明るい所では、
10指で数えられるくらいの星しか見ることができません。
ですからこういう場所に来ると、
「普段見えないけれども、こんなにたくさんあったんだ!」
と気づかされるのです。
視覚が遮られるのは不健康ですね。
目の保養になります。
川の流れは森の生まれたての気、酸素を運んでくれます。
せっかくですから心身を整えましょう。
朝一で気功をしました。
川に入り込み、まずは呼吸を整えます。
次に川の流れの音に耳を澄ませリズム、
トーンを合わせていきます。
鼻の奥、鼻腔では匂いを嗅ぐのではありません。
遠い記憶を懐かしむようにフィルターをくぐらせます。
そして上半身は力を抜き、
徐々に場と一体化していきました。
これぞ自然!
・・・この瞬間、この場所、地球、宇宙空間において
分け隔てることのできない、一つの状態・・・
http://neo-activism.blogspot.com/2008/09/blog-post_2258.html
毎日この環境が身近にあれば一体化も味わいやすい・・・
贅沢な望みなのかもしれません。
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