9.28.2008

チャージは必要です

M氏の誘いで静岡県、
井川の上流でキャンプをしてきました。

その場は生活の気配が全く感じられないほど静寂で、
唯一聞こえるのは、浅瀬にゆるく流れる水の音。
セセラギとはこのことを言うのでしょう。

四方は山に囲まれているので、
夜、空を見上げれば、
山のふちが作り出す夜空のスクリーンを見ることができます。

光り輝く無数の星。

私の好きな詩人、金子みすずは
昼間の明るい空にも星は存在していることをさし、
「見えないけれどもあるんだよ」
と詩っています。

東京の夜は、
ネオンがガンガンにたかれていて、
特に無駄に明るい所では、
10指で数えられるくらいの星しか見ることができません。

ですからこういう場所に来ると、
「普段見えないけれども、こんなにたくさんあったんだ!」
と気づかされるのです。

視覚が遮られるのは不健康ですね。
目の保養になります。

川の流れは森の生まれたての気、酸素を運んでくれます。
せっかくですから心身を整えましょう。

朝一で気功をしました。
川に入り込み、まずは呼吸を整えます。
次に川の流れの音に耳を澄ませリズム、
トーンを合わせていきます。

鼻の奥、鼻腔では匂いを嗅ぐのではありません。
遠い記憶を懐かしむようにフィルターをくぐらせます。

そして上半身は力を抜き、
徐々に場と一体化していきました。

これぞ自然!
・・・この瞬間、この場所、地球、宇宙空間において
  分け隔てることのできない、一つの状態・・・
http://neo-activism.blogspot.com/2008/09/blog-post_2258.html

毎日この環境が身近にあれば一体化も味わいやすい・・・

贅沢な望みなのかもしれません。



       総勢20人以上。ここまで集まるのもすごいことです。

ブログランキング クリックお願いします

0 件のコメント: