11.04.2008

稲刈り

土最高!
すっかり土に魅了されている今日この頃。

子供のころ、砂場で団子つくりに夢中だった。
時を置き去りにしてしまうくらい没頭した、
あの感覚だろうか・・・

それとも私の前世が農民だったからだろうか・・・
そもそも、苗字田中です。

「最近の趣味は?」
「土です」

こんなやり取りをできるようになろう。
渋い。
渋すぎる・・・


一昨日、稲刈りに行ってきました。
田植え以来の参加です。
http://neo-activism.blogspot.com/2008/05/blog-post.html
途中草刈りに参加する予定だったのですが何度か雨で流れ、
結局最初と最後だけ参加することになりました。

今回刈るのは古代米。
お世話になったピースシードの荒井さんは
http://www.peaceseed.org/seed.htm
この古代米を無肥料、無農薬で育てたと言います。




赤紫に実った穂が頭重に耐え切れず、
美しい曲線で、しなっています。

何本かの束をグッとつかんで、
鎌をさっと手前に引きます。



最初はうまくいきませんが、
すぐにコツがわかります。
慣れてくるとリズムが生まれ、没頭していきます。
これこれ。
この感覚!

そして田んぼの湿った土を踏みつける感触がたまらない。
アスファルトのように全体重を跳ね返してこない。
大きく、優しく包み込んでくれる。

刈るのが終わると、
天日で干すために直径十センチくらいを一まとめにします。
それを結ぶのに乾いた藁を使います。
こんな無駄のない作業に感心。


同化するのは得意。すでに農民!

その束を逆さに吊るすと、
昔田舎で見たあの風景が出来上がり。



秋を全身で感じる。
秋は枯れていくだけの季節ではなく、
ノスタルジー、
遠い昔の穏やかな記憶を思い起こす
大切な季節なのだと感じました


米を持っていると顔の形が米になってきたw

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