3.07.2009

晴耕雨読の理

さて、稲作二日目です。

3月1日(土曜日)
前日まで三日程雨が降り、
当日朝は重い雲が空を覆ってはいましたが、
出発時点では雨は落ちていなかったので、
成田へ向かいました。

ところが・・・
成田を過ぎたところからポツポツと始まりました。

それも、じれったい感じ。
降るでもなく、止むでもなく。

作業やるのか、やらないのか・・・
そんな話にも軽くなりましたが、
当然、「せっかくここまで来たからやろう」となります。
1時間15分程かけてきたのだから。

指導していただいているノリさん曰く、
こんな天候の悪い日は誰もやらないとのこと。

しかしやるとなれば、土いじり、すぐに力が入ります。

前回は畦の補修

今回は
・耕運機を入れて田を掘り起こす
・田に水を引くための水路を補修、ダムつくり
・田んぼに水を張る

本来ならここまでやるのに
時間はそれ程かからないはずでした。

                             使い方の指導を受け早速開始!

耕運機をやっとのことで田んぼに入れ、
ガンガン掘り起こしていく・・・

                            機械を操るのは楽しい。男のロマン。

しかし、途中から勢いが止まってしまいます。
耕運機が全然前に進まない。

何日も降り続いた雨のおかげで土がユルユルになり、
耕運機のタイヤに当たる部分が
ズブズブと地中にめり込んでしまうのです。



エンジンを止めて、
そのタイヤに当たる部分にめり込んだ土を掻きだして、
皆で体重をかけて埋もれた耕運機を脱出させます。

それだけで一苦労!
これを幾度もやりました。

何度目でしょうか、
タイヤに当たる部分が半分以上潜り込んでしまい、
前にも後ろにもいかなくなってしまいました。

耕すことができたのは、まだ半分・・・

しかしこれ以上耕運機で作業するのは無理。
残りは手で耕すのか・・・
それも後半日でできるかどうか。

雨がダラダラ降っている。

止めましょう、止めましょう。
次回にしましょう。

最後までやりたい気持ちがありましたが、
これ以上自然に逆らっても良いことないでしょう。
皆で決断しました。

この判断すら遅かったのでしょう。

晴耕雨読。
いかに自然に抗ったとしても
疲労するだけだということを
体をもって知ることができました。

ああ、近くに田んぼがほしい・・・


とにかく無我無心になります


もうヌルヌル!


水をせき止めて溜めます


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