2.08.2009

09’ 米作り始動

お米

僕を形作っている大切な要素で、
これだけ長いお付き合いをさせてもらいながらも、
色、形、味以外、全然知らなかった。

そんな反省から去年は米を知ろうと、
田植え稲刈り を体験させてもらいました。

ものを単純に判断するでなく、
そのものの成り立ちを深く知ることにより、
自分と、そのものがかなり接近し、親密さが生まれます。

普段身近にあるものこそ、
漠然と眺めるでなく、
関係性を深めていくことが大切かなと思うのです。

去年はあいさつ程度のお付き合いになったのですが、
今年はより深く、お米さんを知ろうと、
一年を通して米作りをすることとなりました。

何より、土を足で握る感覚が忘れられない。
それが体に良いのですよ!

足が鍛えられるばかりか、
バランスをとるため脳が働き、
貯まり過ぎた生体電流がアースされ、
体がデトックスされていきます。

都会で疲れている皆さん、
田んぼに入って米作りましょ。
疲労回復には間違いありません。

さて、一年を通しての作業で最初にやるのが基礎作り。
水を畑一面に張っても、どこからも漏れないように
まずは畦(あぜ)の修復をします。

雨、ザリガニ、モグラ、
さまざまな外的要因により崩れたり、穴が開いている。

それらを土で盛って、上から踏みつけたり、
タコと呼ばれる切り株で上から叩きつけたりして、
補強をしていきます。

これだけの作業なのに、皆もくもくとやっています。
自分たちの田んぼの基礎を作っているという感覚が、
共有されたのだと感じました。

そして土。
土には人間の本能を呼び覚ますような
匂いとも、色とも、感触とも言い難い
エッセンスが練りこまれています。
土に触れると、
楽しくて無心になってしまうのですよ。

これは子供の頃の土ダンゴ遊びにも
共通するような気がしてならない。

さてさて、畦がしっかりと形になってきました。
これで基礎が作られたので、
次回、水路を直し、一面に水を張る作業になります。

楽しみです。

皆さんもよかったら参加してみてくださいね~。

ノリさんありがとうございます!


崩れた所の土を掘り、畦に盛ります。




タコで叩きます。これが重い!

                  谷あいの畑で環境がとてもいい。場が落ち着きます。



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