7.09.2009

フォーカシング

本日は田中マイコが書きます。

フォーカシング
セッションを受けてきました!

やり方は二つあるそうです。
テーマ(今気になっている問題)を先生に簡単に話して、
それについてワークする方法をとりました。

もしくは、テーマを決めずに
ただ身体に注意を向ける方法があるそうです。

まずは意識の奥深くに入る準備です。


リラックスした状態で目を閉じて
下半身、上半身、体の内側(口~喉~胃~おなか)と
順番にそれぞれ注意を向けて、

気になる部分について言葉で表現しました。

例えば下半身のときは、
左の股関節が窮屈なかんじと足
裏のざわざわしたかんじ
と言いました。

先生は、私の言葉を繰り返し、
ああ、こういうかんじがあるんだな~と

ぼんやりながめるよう優しく言いました。

そして、今の問題(それを起こす人)を思い浮かべたとき、
体のどこかに変化があるか、見ていきました。
右耳から後頭部に棒が刺さったかんじ
(視覚イメージと、なんとなく何かある感触)を感じました。

それもまたぼんやり見て、
問題と照らし合わせてぴったりくるか、味わいました。
その後、そのイメージが展開していきます…
先生の誘導に応じて
いくつもの問いかけを自分の内側に働きかけ、
見つめ続けました。

テープレコーダーに録音したので後で聞いてみると
間(沈黙)が長い!
でもワーク中は、
軽い瞑想状態と意識の間をふわふわ漂っていて、
そして自分の中のわずかな変化を追いかけているので、
それほど気になりませんし、
早く何かを言わなきゃというような強迫観念もありません。

最終的に、私がはじめに呈示した問題(のイメージ)は
掃除機のようなもので右側から吸いとられました。

それに替わるように
自分の中心から左側に向かって
振られた炭酸飲料のようなものが
シュワ~と弾けとび、
右腕がそれを追いかけて上に向かって伸びている
という絵が浮かびました。

先生にタイトルをつけてくださいと言われ、
静かに見つめていると、
「光」
という言葉になりました。

時間が来て終了となりましたが、
今度自分でフォーカシングするときは、
シュワ~から始めると、
なにか新しいビジョンが湧いて来るのではないかと
先生に言われました。

シュワ~を先生は気に入られたみたいで、
楽しそうに私のイメージをご自分の手で表現する
無邪気な先生でした。
先生は動きからフォーカシングに入るタイプだそうです。
私は視覚的なイメージが発達していそうとのこと。

フォーカシング。

意味を探求しない、
という姿勢が面白いです。
見つめているだけで、
痛みが消えたり合点がいったりするのは
本当に不思議です。
人間は自分のことですら 理解できるという境地には
ずっと至らないんだろうなぁと思います。

細かく細かく分析することも必要かもしれません。
でも私は解明できないくらい不思議なものだという視点から、
自分自身と付き合っていくのも、
存在を認める方法かな、と思います。


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