11.09.2009

土鍋で玄米を炊く「究」

本日は田中マイコが書きます。

今年1月、一年の目標を漢字一文字に込めて
「究」としました。
早くも11月・・・今年も残り2ヶ月を切っています。

私は何を「究」できたのか・・・
気づけば何もできていない!
まだ振り返るには早いかもしれませんが、
今年は特に、静かに止まって物事を見るとは真逆で
流され走っていた一年のように思います。

忙しかったと言い訳すればそれまでですが、
せめて残り2ヶ月弱、「究」を試みようと決めたこと。

「土鍋で美味しく玄米を炊く!」



いつ頃だったか、友達のお母様に
ご飯用の土鍋をいただきました。
ずっと我が家は圧力鍋で玄米を炊いていて、
それがまた早くて美味しく炊けるため、
「そろそろ土鍋でご飯炊いてみようかな・・・」
という思いがずるずる先延ばしになっていました。

しかし、この一年稲作をやらせてもらい、
そしてようやく待ちに待ったお米の収穫
手塩にかけて育てたこの子たちを
いかに最高の味としていただくか。

ということで、土鍋の登場です。

ネットで調べましたが、
強火・弱火の時間等、人それぞれのようで。
鍋の厚さやお米の性質によってもまちまちなんでしょうね。
くださった方に伝授されたポイントは「かき混ぜる!」のみ。
途中でかき混ぜると、美味しく炊けるとのこと。

最初に挑戦したときは、底の方が焦げてしまいましたが
玄米とは思えないようなしっとり感と柔らかさがありました。

次は少し水の量を減らし、加熱の時間もを少なくしたところ
全体的に硬い食感に。そして底面の焦げは変わらず。

3度目は、念入りにかき混ぜて
弱火の時間を長めにしました。
焦げがつかないように願いましたが、やっぱり底面は黒く。

美味しく炊けるような気はするのですが、
この焦げがある限りは成功とは言えない・・・

そんな折、料理人のK氏が我が家に遊びに来ました。
まだ「究」の途中だったので
この日は圧力鍋で炊いた玄米を一緒に食べましたが、
K氏は置いてあった土鍋にすかさず興味を示し、蓋を開けて
「あ~焦げ癖があるねー」と。

一度鍋底に焦げがついてしまうと、
ひっかかりを完全に取らない限り
また同じ部分が焦げる癖がついてしまうそうです。
それを聞いた後、Kazooさんがキレイに取ってくれました。

これで焦げずに美味しく炊ける!
と思いましたが・・・
昨日炊いたお米は味がイマイチ。残念・・・
前3回は火を入れる前に塩を入れていたのですが、
うっかり忘れてしまって。塩は欠かせない要素かも。
あと弱火の時間でしょうか、長すぎたかもしれません。
ただ、底面の焦げはなくなりました!
これからの努力で美味しさに磨きをかけます。

今はまだ時計を見ながら火加減を調節していますが
香りや音も自分の中に取りこみながら炊いています。
お米たちの様子は目には見えないから、
じっくり感じながら調理しています。
「米」という日本食の基本を良い形でいただけるように。

我が家の「土鍋で炊いた玄米」を完成させるべく、
日々探求したいと思います。



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