9.03.2009

鍼治療を受けに行きました

本日は田中マイコが書きます。

先月はじめ、「胃が痛い」と感じました。
普段まず胃痛なんてないので、
周りの人がそれを訴えても
そのつらさが実感できずにいましたが
不快なものなんですね・・・

でも病院に行くほどでもなく
東洋医学でいう「未病」だろうと、しばらく様子をみました。

こんにゃく療法や気功、フォーカシングをして、
アカスリで癒され、
いつしか胃の痛みは消えていきました。

ストレスを感じる状況の中にいるとは思います。
でも例えそれが生じようと向き合っていきたいこと、
それ以上の大切なことがあるのが現状です。
ただ、それにまつわる周りの問題に翻弄されて
こころを酷使していたこと。
ようやく本来の位置を取り戻せたと思います。

胃からのサインはひとまず治まり、
そしてその頃から
周りの状況もいい方向に収まってきたように思います。
不思議なものです。

整体師として自分で自分をとらえる見方もありますが、
もうひと押し、現状の身体のバランスをもっと把握したい
という思いもあり、特に内臓の調子が気になったので、
友達でもあり、とても信頼している
鍼灸師さんに診てもらいました。

免疫力が落ちていて
背部に瘀血(おけつ)があり
心因性のストレスの反応があり
なにより腎が弱っていて慢性疲労

・・・だそうです。
自分では頑丈だと思っているだけに、
そんなにまだ負の要素が残留していたか!と。

瘀血とは、簡単にいうと血液の流れの悪いこと。
東洋医学において
腎は「先天の本」、生命の源で
生命活動を維持する基礎とも言えます。
確かに、最近は食や睡眠を疎かにしていました。

腹部、背部などの反応を診ながら、
余計なものは「瀉(しゃ)」の治療で捨て、
足りないところには「補」してもらいました。

鍼の世界。深いです。
当初触られて痛かった箇所が
全身にある経穴(ツボ)への刺激で和らいでいきます。
しかも鍼を刺している場所は、腕だったり顔だったり。

様々な療法があり、
アプローチの仕方や考え方もそれぞれ。
クライアントによって合う合わないもそれぞれ。
でもたぶん共通しているのは、
施術する側とされる側の信頼関係があってこそ
身体が改善するスイッチが入ると思うのです。

豊富な知識や経験をもって
思いやりのある手で私のバランスを整えてくれたことで
ふと気付くと、
呼吸の質が変わり、身体の緊張がほどけていきました。

客観的に診てもらうことは良い機会でした。
鍼治療での見立てもふまえ、
どういう状況の中にいようとも
さらに自分の生活パターンを整え、
こころの平穏を保っていこうと。

治療してくれたT先生、
手作りマドレーヌをご馳走してくれたS先生、
ありがとうございました!

人気ブログランキングへ

0 件のコメント: