10.10.2009

サヨナラ ひょうたん

本日は田中マイコが書きます。

うちの庭のひょうたん・・・

謎の植物
緑のカーテン
雄花・雌花開花と人工授粉

と経過をお伝えしましたが、
結果、受粉成らず
とうとうお別れをすることとなりました。

8、9月と実は花はまぁまぁ咲きました。
同時にツルの先端は
毎日毎日
我も我も
これでもかこれでもか
いろんなところから他を凌駕する勢いで生長。

摘心が追い付かない・・・
そしてちょうどその時期は忙しく
人工授粉を続けることもできなかったのです。
3回くらい試みたのですが、
全部途中で朽ちてしまいました。

手入れがよくできなかったこと
夏の日照不足
栄養不足
原因はいくつか考えられるにせよ、
5月から一喜一憂させてくれたこの子たちが
奇跡を起こすときが来るのを私は待っていました。
もう秋なのに。

そんな私に、
 葉に力がなくなったねー
 イモムシが葉にいっぱいついてるよ
 あーもう根がダメになってる~
と、Kazooさんから追討ちの言葉が。

そうですね、もうあきらめた方がいいですよね、
でも秋の太陽の力でどうにか・・・
と密かに願っていたところに、一昨日の台風。

ひょうたんの強靭な絡みは強風には負けなかったのですが
台風が過ぎた後の姿を見て
ようやく決心がつきました。

サヨナラ ひょうたん

お別れの気持ちで
ネットに絡みついた茎、葉を切っていきました。




寂しくなりました・・・

そんな私をじっと見つめる方が。


カマキリさん。
慰めてくれているのでしょうか・・・

植物って奥が深い。
うちのひょうたんはこのような結果になりましたが、
Kazooさんの母、かほるさんの庭は
今年は手入れをする主がいなくても
(母はかなり手をかけていました)
花が咲き乱れていました。

私たちは母の庭に水をやるくらいしかできませんでしたが、
それでも、ランタナは長い間活き活きと咲いていたし
ユリも例年より多く咲いたそうです。
隣に住む方が教えてくれました。
きっとお母さんのこと分かっていてたくさん咲いたのね、と。

かほるさんのお母さんからもらったという柿の木にも
ここ最近ではないほどの柿が実っているそうです。
入院中も、孫たちと一緒に柿を採るのを楽しみにしていました。
その願いは残念ながらかなわなかったけど、
庭の植物たちも、かほるさんを見送ったのかなと思います。

植物の世界は、
人間が考えられるものを超えた次元で
何かがあるのかもしれません。

うちのひょうたんがうまくできなかったことも含め・・・


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