1.09.2010

柚子を全うする

本日は田中マイコが書きます。
今年もよろしくお願いします。

少し前の話になりますが、
大晦日にスーパーに行きました。
おせち料理の具やおかずがずらっと並ぶ中
私が一目散に向かって買ったモノ。

白砂糖4キロ
氷砂糖
ホワイトリカー1.8リットル2本

その日は、大量の柚子を変身させる日。

に続き、実家では柚子も大・大収穫の年でした。
親戚に配り、友人にたくさんもらってもらいましたが、
それでもウチで消費する分は150個以上・・・
これを処理せねば、年は越せない!


                         出番待ち

まず、柚子ジャム。
よく洗って、熱湯にさっとくぐらせて、
輪切りにして(種は取る)砂糖と水でグツグツ煮ました。
柚子1キロ(20個)、砂糖1キロ。


ツヤが出たところで火を止めて、
煮詰まり具合をみてもう一度グツグツ。


あまりパンは食べないので
ヨーグルトに入れて少しずつ食べています。
ジャムなので甘みはもちろんありますが、
柚子は独特の苦味も感じます。

秋にご近所の方に柚子茶をいただいて
よく柚子ケーキをつくっていたので、
出来上がった自家製柚子ジャムでも
ケーキをつくってみようと思います。

そして次は柚子酒!
柚子をよく洗って水気を拭き、
皮をむいて、実と皮についた白いワタの部分と種を除きます。
実は横半分に切って、皮の一部と実を容器に入れ、
氷砂糖、ホワイトリカーを入れます。
柚子2キロ、氷砂糖300グラム、ホワイトリカー3.6リットル。

床下収納の中に置いて1週間、
柚子の皮だけさいばしで取り除きました。
そうしないと苦味が出てしまうそうです。

                         皮を取り除いた後の柚子酒

試しに味見してみましたが、
う~~ただのアルコール!
というかんじで、まだまだ柚子の味がしみ込んでいません。
あと1カ月ほど寝かせます。
梅酒3種と一緒に床下でじっくり美味しくなってもらいましょう。

そして最後は柚子酵素。
夏に梅酵素をつくりました。
柚子でもできるとのことなので、
60個(約3キロ)を使って酵素づくりです。

実家の柚子は2種類あったので、
別々につくりました。
よく洗って実と皮を細かく切って(種は除く)、
柚子1キロに対し白砂糖1.1キロを混ぜます。


あとは毎日素手でまぜまぜ・・・
梅のときは5日間で梅酵素が完成しましたが、
今は気温が低いため、10日ほどかかるようです。
なので、まだ混ぜています。
でも梅のときのように色が濃くならないので
ちゃんと発酵しているのか?少し心配。

当初はベタベタな甘さでしたが、
最近は砂糖と柚子がうまくかみ合って、
甘さと酸味と渋みがゆるやかに調和しています。

                        最近の柚子酵素の様子

この連休中に濾すことになるでしょうか。
酵素から始まる朝、楽しみです!

ここまで使っても、まだ30個ほど残ってました・・・
先日、鍋のときに柚子ポン酢をつくりました。
残りも生で使おうと思います。

ちなみに柚子酒で使わなかった皮の一部は
薄く切っておいて、薬味用に保存です。

かほるさんの大事な柚子。
大晦日、昼から夜までかかって変身させました!
少しずつ、ありがたくいただきます。

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2 件のコメント:

junismo さんのコメント...

柚子かぁ、
ジュースにすると結構あっという間になくなっちゃうけどね・・・

たまに利用する駐輪場に柚子の木がなっていて、誰も収穫する様子もないので去年から実がなると堂々といただいています。特に誰も何も言わないので大丈夫なんだけど、一人ライバルのおばちゃんがいて彼女がとりつくす前に自分の必要な分をいただくようにしてるんだよねw

柚子風呂とかもあるね・・・

mai さんのコメント...

コメントありがとうございます。

柚子って種が多いから、絞って使うと結構量は使いますよね。でもジュースは試したことなかったです。
柚子湯もいいですよねー

おばちゃんと競ってるjunismoさん、想像すると笑えます。