全ての存在に溶け込んでいる、
そんな状態・・・
これ、かなり気持ちいいと思いますよ。
スッコ~ンと抜けるに違いない。
モノにしよう。
では、どうしたらいいのか?
全ての存在に溶け込む・・・
それは今、自分を取り囲む環境に向き合い、
受け入れることから始まると思うのです。
否定力ありきでは無いということです。
否定はかなり強力で、
自分を際立たせる麻薬のようなものです。
否定の増大は孤立を生みます。
身の回りの環境・・・
自分と気が合わないと思っている人、
自分と違う生活スタイル(食事の仕方から、趣味まで)
思考・哲学・宗教・国、
あるいは、身体の痛みやクセなどを
「知らない!」
と辺縁まで追いやっていないでしょうか?
僕には思い当るところがあります。
自分に都合の悪いこと、
嫌いなことをいかに否定してきたことか!
僕は旅をし、沢山のことを経験してきました。
その反面、社会から外れたという気持ちがあり、
マジョリティー(団体精神のようなもの)を否定して、
自分の存在意義のようなものを確立していました。
格好よく言えば反骨精神になり、
今となれば荒野で吠えていたようにも思えます。
20代の僕は成長するために、
相当の否定力で肉付けしてきたということなのです。
その分、孤立も味わいました。
その反動か、脚の事故のおかげか、
「そうじゃないだろ!」
と気づかされました。
~全ての存在は網の目のように繋がっている~
これは古来より当たり前のように言われてきた哲学であり、
現代で言えば量子物理学の行き着いた先でもあります。
ここに今一度立ち戻らないと!
それにはやはり
今ある環境に向き合い、
受け入れることから始めることだと思うのです。
全てのモノ、事象は自分が映し出した鏡なのだから。
自分が創り上げていると言ってもいい。
それが自分にとって合わないものならば、
どうすればより良くなるかを考える。
もしくは何かを知らせるサインなのかもしれない。
否定して無視することは簡単。
しかしこれは今の世の中を象徴すように、
問題は消滅せずに堆積していくのです!
一番身近な身体を見れば分かります。
少しの痛み、気分の落ち込みを無視することはできます。
ここで向き合って、受け入れていれば
問題は最小限に抑えられます。
しかし、そんなことないと否定し無視することによって、
問題は静かに増殖し、いつか爆発することになります。
身体や心の部分を否定して、
全体から追いやってしまう・・・
「向かい合い、受け入れる」
この先に全ての存在に溶け込んでいる状態がある。
さて、これこそ僕の今歳やるべきこと。
40歳に向けての意気込み。
大きな壁ですが、本気でいきますよ!
間違いなく気持ちいいはずだから。
